[週刊ファイト10月9日]期間 [ファイトクラブ]公開中
▼FMWEミス・モンゴル30周年 大仁田厚&雷神矢口 間下隼人-大流血
(C)大仁田厚 編集部編
・FMWE横浜鶴見メインイベント&Gニタが吠え、ミス・モンゴルが大暴れ!
・ミス・モンゴル30周年記念試合 Gニタとタッグで怨霊&櫻井匠撃破
・「間下、間下、間下、間下!待ってるぞ!」大仁田厚熱烈勧誘
・佐山サトルと大仁田厚――同世代で対極的な二大レジェンド
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FMWE横浜鶴見メインイベント&Gニタが吠え、ミス・モンゴルが大暴れ!

10月28日、FMWE第13戦〜GO BEYOND 〜横浜鶴見大会が開催された。
来月、プロレスラーデビュー30周年を迎えるミス・モンゴルが、第1試合、第4試合に登場。第4試合は師匠・大仁田厚の化身であるグレート・ニタとタッグを組み、怨霊、櫻井匠と対戦した。
試合前には、同じく来月10月に創業80周年を迎えるにあたり、社長に就任する株式会社サイサンの川本知彦副社長が、モンゴルへ花束贈呈と祝辞を述べた。
序盤は鎌を振り回し、奇声を発して踊り、火も投げるニタに翻弄された怨霊、櫻井組だったが、櫻井のムーンサルトなど、立て続けにモンゴルを攻撃して、ジワリと優位に立つ。
しかし最後はモンゴルがスモールパッケージホールドで櫻井を制し、記念試合を締めくくった。
試合後モンゴルは、「還暦目指して頑張ります!」と晴れやかな表情で話した。

メインイベントは、「地獄のデスマッチⅧ」と題し、有刺鉄線バリケードボード地雷爆破+有刺鉄線電流爆破バットの試合形式で、《邪道軍》大仁田厚、雷神矢口 vs. 関根“シュレック”秀樹、間下隼人が激突した。
試合前には、FMWEにも参戦し、8月5日に逝去した、橋本友彦さんの追悼セレモニーが行われた。
さらにこの日を最後に引退を表明している、町田達哉リングアナウンサーへも、大仁田からサプライズで花束が贈呈され、町田リングアナが目を潤ませる一幕もあった。
また、9月11日に開催されたストロングスタイルプロレスの後、大仁田が来場を呼びかけたものの、体調不良により叶わなかった初代タイガーマスクの名代として、テディ・ペルク氏がタイガーマスクのマスクを持参して、間下の挑戦を共に観戦した。
試合は序盤から場外乱闘ありの荒れ模様。間下が大仁田を四の字固めでロープ際に追い詰め、関根が押し込み、大仁田、間下ともに地雷爆破の餌食に。
終盤、電流爆破バットのダメージにより捕まった間下は、大仁田のギター攻撃、椅子攻撃を粘り強く何度も返すも、最後は大仁田、矢口による、椅子の山へのブレーンバスターでマットに沈んだ。
試合後のマイクで大仁田は、「間下!邪道軍に入れよ。自由で楽しいぞ」とまさかの口説き文句を発した。間下はそれには答えず、リングを後にした。流血止まらぬ間下は控え室で、「ストロングスタイルも、電流爆破の試合も、すべて本気です」と明言は避けたものの、電流爆破への初挑戦で何かを掴んだような表情を垣間見せた。
控え室に戻った邪道は、「間下はタイガーの愛弟子だけど、ストリートファイトも電流爆破も好きなタイプだよね。純粋に挑んでくるアイツとリングに立つと、俺も楽しいよ」と、爛々と光るまなこで話した。
邪道と初代タイガーマスクの弟子の間下。代理戦争と思われた様相が、また違った色合いを帯びてきたようだ。
■ FMWE第13戦〜GO BEYOND 〜
日時:2025年9月28日(日)12:00開場/13:00試合開始
会場:横浜・鶴見青果市場(横浜市鶴見区駒岡2-14-2)
<第1試合 ミックスドタッグマッチ 20分1本勝負 ミス・モンゴルデビュー30周年記念試合PART1>
●ミス・モンゴル 魔苦・怒鳴門
7分05秒 ジャックナイフ固め
バラモン・シュウ ○バラモン・ケイ
※魔苦とミス・モンゴルの誤爆から
<第2試合 タッグマッチ 20分1本勝負>
●パンディータ FMWEショッカー
8分40秒 横入り式エビ固め
Mr.アトミック ○田馬場貴裕
※ローリングソバットから
<第3試合 シングルマッチ 30分1本勝負>
○石川修司
4分55秒 裏足四の字固め
●ランジェリー武藤
<第4試合 ミックスドタッグマッチ 30分1本勝負 ミス・モンゴルデビュー30周年記念試合PART2>
ミス・モンゴル ○グレート・ニタ
11分42秒 スモールパッケージホールド
怨霊 ●櫻井匠
※グレート・ニタのファイヤー攻撃から
<第5試合 ファイヤーデスマッチ 30分1本勝負>
ミスター・ポーゴ ○モンスター・レザー
14分45秒 ギロチンドロップ⇒片エビ固め
長谷川一孝 ●佐野直
<第6試合 メインイベント 有刺鉄線バリケードボード地雷爆破+有刺鉄線電流爆破バットデスマッチ 時間無制限1本勝負 地獄のデスマッチⅧ 邪道軍vs.SSPW軍>
○大仁田厚 雷神矢口
17分25秒 ダブルブレーンバスター(パイプ椅子上)⇒体固め
関根“シュレック”秀樹 ●間下隼人
ミス・モンゴル30周年記念試合 Gニタとタッグで怨霊&櫻井匠撃破

2025年9月28日、神奈川県横浜市の鶴見青果市場で開催されたFMWE(Frontier Martial-Arts Wrestling Explosion)第13戦「GO BEYOND」は、大仁田厚が主宰するプロレス団体らしい過激なエンターテインメントと感動の瞬間が交錯する興行となった。特に注目を集めたのは、来月プロレスデビュー30周年を迎えるミス・モンゴルの記念試合で、第1試合と第4試合に出場。第4試合では、大仁田厚の化身であるグレート・ニタとタッグを組み、怨霊&櫻井匠組と対戦し、会場を熱狂の渦に巻き込んだ。この試合は、ミス・モンゴルのキャリアの集大成ともいえる一戦であり、FMWEの「おもちゃ箱をひっくり返したような」エンターテインメント性を存分に発揮した。
ミス・モンゴルは1995年10月にプロレスデビューを果たし、以来30年にわたり女子プロレス界で独自の存在感を示してきた。FMWEではハードコアな試合環境にも果敢に挑戦し、大仁田厚の「邪道」スピリットを体現するレスラーとして知られている。今回の「GO BEYOND」では、彼女のデビュー30周年を祝う特別な試合が第1試合と第4試合に組まれ、特に第4試合は大仁田厚の別人格であるグレート・ニタとのタッグマッチとして注目された。グレート・ニタは大仁田が過去に演じたキャラクターで、奇抜なパフォーマンスと過激な攻撃スタイルが特徴。鎌や火を使ったパフォーマンスはFMWEのハードコアな世界観を象徴するものであり、観客に強烈な印象を与える存在だ。対戦相手の怨霊は、不気味なギミックで知られるインディーシーンのベテラン。櫻井匠は若手ながらスピードとテクニックを武器に頭角を現しており、ミス・モンゴル&グレート・ニタ組にとって手強い相手となった。
試合前には特別なセレモニーが行われた。来月10月に創業80周年を迎える株式会社サイサンの川本知彦副社長(社長就任予定)がリングに登場し、ミス・モンゴルに花束を贈呈。川本副社長は、ミス・モンゴルの30年にわたるプロレス人生を称え、祝辞を述べた。このセレモニーは、ミス・モンゴルの功績を地域社会や企業が認める瞬間となり、試合に感動的な幕開けを添えた。FMWEの興行は、こうした外部とのコラボレーションを取り入れることで、プロレスの枠を超えたエンターテインメント性を強化している。

第4試合は、ミス・モンゴル&グレート・ニタ vs. 怨霊&櫻井匠のタッグマッチ(30分1本勝負)として行われた。試合はグレート・ニタの予測不能なパフォーマンスで幕を開けた。ニタは鎌を振り回し、奇声を上げて踊り、さらには火を投げるという奇襲戦法で怨霊&櫻井組を翻弄。FMWEのハードコアなリング環境に慣れていない観客にとっても、このパフォーマンスは圧倒的なインパクトを与え、会場全体を異次元の雰囲気に引き込んだ。怨霊と櫻井はニタの奇抜な攻撃に戸惑いながらも、試合中盤で反撃に転じた。特に櫻井匠のムーンサルトが炸裂し、ミス・モンゴルをピンチに追い込む場面では、若手のスピードとテクニックが光った。怨霊も独特の不気味な動きで試合のペースを握ろうとし、徐々に優位に立つ展開となった。この攻防は、ミス・モンゴルとグレート・ニタのベテランコンビが若さと勢いにどう対抗するかが焦点となり、観客の緊張感を高めた。

しかし、試合の流れはミス・モンゴルの粘り強さによって一変した。終盤、ミス・モンゴルは櫻井匠の猛攻を耐え抜き、巧みなタイミングでスモールパッケージ・ホールドを決めた。このフィニッシュ技は、ミス・モンゴルのテクニカルな一面を示すものであり、ハードコアな試合環境の中でも彼女のプロレスラーとしての基礎力の高さが際立った瞬間だった。カウント3が宣告され、ミス・モンゴル&グレート・ニタ組が見事勝利。30周年記念試合を勝利で締めくくるという、彼女にとって最高の形で試合を終えた。試合時間は公式発表がないが、展開の密度から15~20分のスピーディーで濃厚な戦いだったと推測される。鶴見青果市場の野外会場は、ニタのパフォーマンスや攻防の迫力を増幅し、観客に忘れられない体験を提供した。

試合後、ミス・モンゴルはリング上で晴れやかな笑顔を見せ、「還暦目指して頑張ります!」と力強く宣言した。このコメントは、30年間のキャリアを振り返りつつ、60歳まで現役を続ける意欲を示すものであり、会場に集まったファンから大きな拍手が送られた。彼女の言葉には、プロレスへの情熱とFMWEの過酷なリングで戦い続ける覚悟が込められており、観客に深い感動を与えた。グレート・ニタのパフォーマンスは試合のエンターテインメント性を高めるだけでなく、ミス・モンゴルの記念試合に華を添える重要な要素だった。大仁田厚の化身としてのニタは、FMWEの「邪道」スピリットを体現し、ミス・モンゴルとのタッグで過去と現在のプロレスをつなぐ象徴的な存在となった。
この試合の意義は、ミス・モンゴルの30年という節目を祝うだけでなく、FMWEのユニークなプロレススタイルを改めて示した点にある。グレート・ニタの奇抜なパフォーマンスとミス・モンゴルのテクニカルなフィニッシュは、ハードコアと伝統的プロレスの融合を体現。怨霊と櫻井匠という個性的な対戦相手との化学反応も試合の魅力を一層引き立てた。株式会社サイサンの川本副社長によるセレモニーは、プロレスが地域や企業と結びつくことで新たな価値を生み出す可能性を示し、FMWEの興行が単なるスポーツイベントを超えたエンターテインメントであることを証明した。
「間下、間下、間下、間下!待ってるぞ!」大仁田厚熱烈勧誘

FMWE第13戦「GO BEYOND」は、プロレスファンに強烈なインパクトを残す興行となった。メインイベントでは、「邪道」の伝説・大仁田厚と雷神矢口のタッグが、初代タイガーマスクこと佐山サトルが主宰するストロングスタイルプロレス(SSPW)の間下隼人と関根“シュレック”秀樹を相手に、有刺鉄線バリケードボード地雷爆破+電流爆破バットデスマッチで激突。この試合は、ストロングスタイルの精神とFMWEの過激なハードコアスタイルが交錯する異色の戦いとなり、間下隼人の電流爆破初挑戦が大きな注目を集めた。
メインイベントは、FMWEの代名詞である電流爆破バットと有刺鉄線バリケードボード地雷爆破を駆使した過酷なルールで進行した。大仁田厚は1989年にFMWを設立し、電流爆破デスマッチを世に広めたパイオニアであり、35年以上のキャリアを持つ「邪道」の象徴だ。パートナーの雷神矢口は、FMWEの若手ハードコアファイターとして大仁田の信頼を得ており、息の合ったタッグワークが期待された。一方、SSPWの間下隼人は佐山サトルの直弟子としてストロングスタイルの精神を体現する若手エースで、電流爆破デスマッチは初体験。関根“シュレック”秀樹はパワーファイターとして間下を支える役割を担い、ストロングスタイルの誇りをリングに持ち込んだ。この対戦は、プロレスの異なる哲学がぶつかり合う、まさに「禁断の戦い」だった。

試合は、間下隼人が初挑戦とは思えない果敢な攻めで幕を開けた。電流爆破バットを手に大仁田を殴打するシーンは、ストロングスタイルの「本気」を体現し、観客を驚かせた。場外戦では、大仁田と間下が有刺鉄線バリケードに突っ込み、地雷爆破の轟音が会場を揺らし、両者とも大ダメージを負った。この瞬間、間下がFMWEの過酷な世界に飛び込んだ覚悟が伝わり、試合の緊張感が一気に高まった。
