[週刊ファイト9月25日]期間 [ファイトクラブ]公開中
▼黒潮TOKYOジャパンが船木誠勝から王座奪取SSPW会場騒然の結末に
中川達彦 (C)SSPW 編集部編
・SSPW20周年記念大会“過激な仕掛人”新間寿は終わらない!激闘の記録
・デンジャラスファイター・中川達彦が見たメインの衝撃
・黒潮TOKYOジャパンが劇的戴冠アクシデントで破る
・大仁田厚が後楽園で邪道全開 電流爆破前哨戦で大暴れも敗北
・佐山サトル総監が後楽園大会を欠場 体調不良もファンの大合唱で存在感示す
・熱戦続出!女子からベテランまで多彩なカードがファンを魅了
▼追悼〝過激な仕掛け人〟新間寿さん天国へ旅立ち
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SSPW20周年記念大会“過激な仕掛人”新間寿は終わらない!激闘の記録

■ 初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.36
―THE 20th ANNIVERSARY―[20周年記念大会]“過激な仕掛人”新間寿は終わらない!
日時:9月11日
会場:東京・後楽園ホール 観衆1488人(満員=主催者発表)
<第7試合 ダブルメインイベント レジェンド王座選手権 60分1本勝負>
[挑戦者]○黒潮TOKYOジャパン
3群58秒 右肩負傷レフェリーストップ
[王者]●船木誠勝
※船木が2度目の防衛に失敗。イケメンが第21代王者となる
<第6試合 ダブルメインイベント 30分1本勝負>
○ジャガー横田 藪下めぐみ スターライト・キッド
15分1秒 フィッシャーマンズバスター⇒体固め
世羅りさ 柊くるみ ●夏実もち
<第5試合 30分1本勝負>
○スーパー・タイガー 竹田誠志
7分14秒 スクールボーイ(横入り式エビ固め)
●村上和成 川村亮


<第4試合 テキサストルネード・ランバージャック 6人タッグデスマッチ 30分1本勝負>
○間下隼人 関根“シュレック”秀樹 洞口義浩
13分52秒 FSR on The有刺鉄線ボード
大仁田厚 雷神矢口 ●リッキー・フジ
<第3試合 30分1本勝負>
Sareee ○彩羽匠
13分46秒 ランニングスリー⇒エビ固め
NØRI ●光芽ミリア
<第2試合 30分1本勝負>
日高郁人 ○阿部史典
9分55秒 ハムロール
タイガーマスク ●SUGI
<第1試合 20分1本勝負>
本間多恵 ○MIRAI
9分43秒 逆エビ固め
櫻井裕子 ●叶ミク
デンジャラスファイター・中川達彦が見たメインの衝撃

メインが始まったのが21時を過ぎていた。お客もダレていたところにイケメンこと黒潮TOKYOジャパンは福山雅治の曲が終わっても入場せず、お客のアンコールでもう一度、同じ曲が掛かり再入場でやっと試合が始まった。入場が長いことはキャラなんだけど。
途中の場外戦の時にリング下に消え、反対側から現れリングを走り、まだ場外に居た船木誠勝にトペコンヒーローを炸裂。リングに戻らない船木は続行不能で、そのままタイトルが移動。右肩負傷のレフェリーストップだった。
「今日から俺の謝罪の日々が始まるでしょう。ただ俺はなにも怖くない、なぜなら謝ってきた人生、そしてベルトゲット!」と絶叫すると、「ストロングスタイルのチャンピオン・ベルトがミスター・ノット・ストロングスタイルの俺の手に渡りました」と胸を張った。

ベルトを高らかに上げたイケメンに、「本当は船木選手とタイトル戦をやりたかった」と言う関根シュレック秀樹が現れ対戦表明。但し、「俺は人間の挑戦を受ける!」だって・・・。なんとか次回へ続く感じで興行が終わった。
黒潮TOKYOジャパンが劇的戴冠アクシデントで破る
2025年9月11日、後楽園ホールで開催された「ストロングスタイルプロレスVol.36」のメインイベントで、レジェンド王座を巡る船木誠勝と黒潮TOKYOジャパンの一騎打ちが行われた。両者はかつて師弟関係にあり、このカードは王者である船木の指名によって実現した。
挑戦者の黒潮は旧リングネーム「黒潮“イケメン”二郎」時代から変わらぬパフォーマンスを見せつけ、なんと5分以上にわたる入場で会場を沸かせると、ゴング後もリングを降りたり潜ったりと従来のストロングスタイルのイメージを覆す動きを連発し、観客を自分のペースに引き込んでいった。場外では船木を翻弄し、ノータッチ式のトペコンを成功させるなど序盤は黒潮の独壇場となった。さらに客席にまで上がり、2発目のトペコンを宣言して場内を大いに煽り立てるなど、まさに絶好調ぶりを見せていた。
しかし、その最中に船木が突如肩を押さえ動けなくなり、試合続行不能となったことで、わずか3分58秒でレフェリーストップという予想外の結末を迎えた。これにより船木は2度目の防衛に失敗し、黒潮が第21代レジェンド王者となった。会場は騒然とした空気に包まれ、最も驚いたのは他ならぬ黒潮自身であり、ベルトを受け取った後のマイクでは「not ストロングスタイル」としつつも王座獲得を喜びながら、「これから謝罪の日々が始まる……」と複雑な心境を吐露した。
一方で船木は自らリングサイドに歩み寄り、「脱臼した」とファンに落ち着いた口調で説明し、怪我の影響を受けつつもリベンジへの意欲を燃やす姿勢を見せた。ドクターの応急処置を受けた船木はその後病院へ搬送されたものの、大きな問題はなく今後精密検査を受ける予定であると報告された。
その後、黒潮はリング上で間下隼人を挑発し、さらに関根“シュレック”秀樹が挑戦を表明したが、黒潮は「『人間』の挑戦を受けると言っただけだ」と述べ、怪物と称される関根の挑戦を拒否してバックステージに姿を消した。黒潮の言動はベルトを巡る新たな波乱を予感させ、場内は最後まで混沌とした空気に包まれた。
この試合は、王座戦としては極めて異例な幕切れであったが、黒潮TOKYOジャパンという異色の存在がストロングスタイルの中心に立った瞬間であり、同時に船木誠勝が再び這い上がる物語の幕開けでもあった。師弟対決という注目カードは予期せぬ形で決着したものの、この出来事が今後のストロングスタイルプロレスにおいて大きな転換点となることは間違いない。
大仁田厚が後楽園で邪道全開!電流爆破前哨戦で大暴れも敗北


後楽園ホールで行われた「ストロングスタイルプロレスVol.36」において、大仁田厚は雷神矢口、リッキー・フジと組み、間下隼人、関根“シュレック”秀樹、洞口義浩組とテキサストルネードランバージャックデスマッチで激突した。試合形式は大仁田の一方的な要求により決定されたもので、場外カウントなし、凶器使用自由という無法地帯さながらのルールの中で展開された。
ゴング前から大仁田はペットボトルの水を吹きかけて間下に襲い掛かり、椅子攻撃や竹刀のトリプル攻撃、さらに矢口とのダブル毒霧などで徹底的に攻め立てた。序盤は完全に邪道軍のペースで進み、SSPW軍は劣勢を強いられた。しかし大仁田が得意のギター攻撃を仕掛けようとした瞬間、間下がギターを奪って強烈な一撃を大仁田に叩き込み、さらに関根との合体ブレーンバスターで有刺鉄線ボードに大仁田を叩きつけると流れが一変した。




その後、大仁田は脳天砕きで有刺鉄線ボードに突き刺され戦線離脱し、孤立したリッキー・フジが間下のFSRから有刺鉄線ボードへのフィッシャーマンバスターで沈められ、試合はSSPW軍の勝利に終わった。
試合後、大仁田はマイクを握り「9月28日鶴見青果市場のリングで、間下は初の電流爆破をやります。平井さんよ、タイガーの愛弟子だ。タイガーに見届け人として来て欲しい」と語り、初代タイガーマスクの来場を要求した。