[週刊ファイト7月10日]期間 [ファイトクラブ]公開中
▼今週の肝:ジュリアUS王者 猪木アリ49年後も電子書籍購入願います
タダシ☆タナカ+シュート活字委員会編
・SmackDown肌露出なしティファニー防衛 ジュリア奪取ザリーナ・ベガ
・JCマテオ=ジェフ・コブ、ジミー・ウソー撃破CMパンク偽善者論争Jシナ
・田馬場貴裕インパクトG卍固め&アンドレ 超人イリエマン世紀の大凡戦
・電子書籍『揺れる真相徹底検証! 猪木アリ戦裏』が見抜く激勝無理の訳
■ WWE SmackDown
日時:6月27日(現地放送時間)
会場:サウジアラビア リヤド キングダムアリーナ
SmackDown肌露出なしティファニー防衛 ジュリア奪取ザリーナ・ベガ
―― 日本時間土曜日ですから、ニュースとして出すには遅れてしまったんですが、ジュリアのUS女子王座戴冠がありました。ノーザンライト・ボムでゼリーナ・ベガを沈めています。
オフレコ 本誌はずっと前から予言(笑)していたことや。「表紙A案もジュリアだ」と前週から言ってきたことで変更ナシ。ただ、サウジアラビアに単なるSmackDown班の海外遠征ではなく、番組のSmackDownが輸出された画期的な歴史の1ページではある。ここが重要!
―― もっとも女子の肌は露出禁止ですから・・・。大人向き本誌の場合、勝った負けたはどうでもイイ前提もあり、すぐに速報するモンでもない、今週の総括対談でやろうとの判断でした。
オフレコ さらにもう1つ、ティファニーが世界女子王座を防衛するナイア・ジャックスとの試合がメインだったことも特筆される。
―― まぁ、より正確には番組の最後はジョン・シナとCMパンクが対峙するセグメントでしたけど、試合としては女子がトリだったことには違いありません。
オフレコ 画期的なことなんじゃないかな。「セクシー衣装は控えますが、WWEは女子戦をメインにしてます」アピールやからな。
―― 確かにそこが「肝」ですね。ジュリアがベルトを巻いたという上辺を報道するのか、裏のウラまでを解説するのが週刊ファイトの役割なのか。
オフレコ ティファニーは肌露出なくともセクシーやったけどな(笑)。女子カードだけのPLE『WWE Evolution 2025』は現地時間7月13日の開催。AEWの『All In』は前日の12日になる。
JCマテオ=ジェフ・コブ、ジミー・ウソー撃破CMパンク偽善者論争Jシナ
―― もう1つ、SmackDownで目立ったのはJCマテオことジェフ・コブの暴れっぷりだったことは指摘する必要があります。まぁサモア王朝の親戚間の争いというか、ジェフにはソロ・シコアが付いていて、彼の実兄であるジミー・ウソーを撃破するカードですね。
オフレコ さらに割り込んできたジェイコブ・ファトゥはどっち側なんだと、サモアの血縁ストーリーは延々と続いているんだけどな。
―― 新日はジェフ・コブにまで逃げられてしまったことは大きいですね。サモア本家のWWEに交じっても、あの巨体でバネもあって大きく動けるんだから、凄い選手だとあらためて気づかされます。
▼主力選手が次々退団:迷走中!どうなる新日本プロレス徹底検証
オフレコ ジュリアはGiuliaのままなのに、JCマテオってなんやねんと当初は思ったんだけど、タイツにもJCって、ジェフ・コブでいいのか、と(笑)。
―― あとは、やっぱりCMパンクがWWEで長続きしていることですかねぇ? あのAJスタイルズも、「アイツが来たらトラブルになるだけ」とか公言してたのに、直近では「間違っていた」とまで謝罪してますから。
オフレコ 大人しくなったのか、偽善者なのか。アチコチで議論は出ているから我々はそれらに任せよう。
▼CMパンクは変わった、でも本質は変わらない(それが“成長”だ)
▼RVDが語る:CMパンクは“偽善者”なのか?
―― ジョン・シナは、そろそろベビーフェイスに戻るのか論点もありますよ(笑)。
オフレコ 最後はベビーフェイスで引退なんだろうけどな。
―― いずれにせよ今週は、Dynamite 300回記念含めてアメプロが重要だった。特に本誌の現場取材になるMLWは、新日との提供強化、言い換えれば”反WWEアライアンス”がより鮮明になりました。東京女子プロレスのアイドル対決や、ノアのKENTAがメインでお仕事してくれてます。
▼Mリドル防衛KENTA上福ゆき上原わかな MJF出没MLWニューヨーク
オフレコ 6・29新日本プロレス名古屋大会、『棚橋弘至プロデュース興行 TANAHASHI JAM〜至(いたる)』で、タナが丸藤正道と組んだとかは、本誌にはピンと来なかったからカバーしてない。
―― 他に合わせる必要はありません。MLWに予算使ったのは正解だったと思います。