(C)OKTAGON
6月13日（現地時間）にチェコ共和国プラハで『OKTAGON 72: Vémola vs. Végh 3』が開催された。
このオクタゴンはチェコ最大のMMA団体であり、欧州ではメジャー大会としてテレビ中継もされている。2016年6月にリアリティ番組「Oktagon Challenge」が開始された時に設立された。
今大会は、カルロス・ベモラ対アッティラ・ベグの因縁のライバル対決となった。これは三度目の対決で、過去は一勝一敗、そして元UFC対元ベラトール、チェコ対スロバキアという、対立概念がいくつも絡まった因縁の決着戦は、この二人の為に特別に創設されたインフィニティ王座決定戦となった。試合は、ベモラがスタンドで優勢に試合を進め、ベグのテイクダウンを凌ぐ。そのまま、5ラウンドまで続き、ベモラが判定勝ちで、インフィニティ王座を奪取した。ベグも勝者を称え、そしてベモラは、この試合をもってMMA引退を発表した。
コーメインイベントでは、暫定ミドル級王座決定戦が行われ、マフムド・ムラドフが、パトリク・キンクルを判定で下して、新王者に輝いた。
■ OKTAGON 72: Vémola vs. Végh 3
日時：2025年6月13日（現地時間）
会場：チェコ共和国プラハ
＜インフィニティ王座決定戦＞
○カルロス・ベモラ（チェコ）
5R 判定（3-0）
●アッティラ・ベグ（スロバキア）
＜暫定ミドル級王座決定戦＞
○マフムド・ムラドフ（ウズベキスタン）
5R 判定（3-0）
●パトリク・キンクル（チェコ）
＜ライト級＞
○イヴァン・ブチンガー（スロバキア）
2R 4分31秒 リアネイキドチョーク
●ヴラディミール・レンガル（チェコ）
＜ウェルター級＞
○ロナルド・パラデイサー（スロバキア）
1R 1分31秒 TKO
●ボヤン・ヴェリチコヴィッチ（セルビア）
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