(C)KSW
6月13日(現地時間)にポーランド共和国グダニスクで『KSW 107: De Fries vs. Wrzosek』が開催された。
KSW(Konfrontacja Sztuk Walki=コンフロンタチャ・シュトゥク・ヴァルキ)は、ポーランドの総合格闘技団体。団体名はポーランド語で「総合格闘技が激突する」という意味。2009年に地上波Polsatで生中継されたKSW 12は、視聴者数650万人を記録しサッカー EURO 2012に抜かれるまではポーランドのスポーツ中継で史上2位の記録だったほど欧州最大のMMA団体となっている。2017年には本拠地ポーランドで6万人を集めた大会を成功させ、欧州最大のMMA団体として存在感を示している。
今大会は二階級の王座戦で、メインは神々の階級、ヘビー級王座戦。王者フィル・デ・フライズがアーカディウス・ウルソーセックの挑戦を受けた。フライズはUFCやベラトールで活躍してきたが、2018年にKSW入りしてから、12勝無敗で王者として君臨している。対するウルソーセックは、あのバダ・ハリと二度の激戦を行い、一度目は逆転KO勝ち、二度目はファンが暴動を起こして試合中止となった話題のキックボクサー。現在はMMA転向し、現在6連勝で無敗。絶対王者のフライズを倒せるとしたら、ウルソーセックしかないと期待が込められていた。しかし、試合はフライズが絶対王者として圧倒。テイクダウンを奪うと、そのまま腕がらみを極め一本勝ち。ウルソーセックが勝利するとしたら、スタンド打撃しか無かったのだが、その前にフライズがグランドで極め、王座防衛を果たした。
コーメインイベントでは、バンタム級王座戦で、王者セバスチャン・プシビシュがチョークで挑戦者マルセロ・モレリを下して王座防衛を果たした。
■ KSW 107: De Fries vs. Wrzosek
日時:2025年6月13日(現地時間)
会場:ポーランド共和国グダニスク
<ヘビー級王座タイトルマッチ>
[王者]○フィル・デ・フライズ(イングランド)
1R 3分33秒 アメリカーナ
[挑戦者]●アーカディウス・ウルソーセック(ポーランド)
<バンタム級王座タイトルマッチ>
[王座]○セバスチャン・プシビシュ(ポーランド)
3R 4分30秒 リアネイキッドチョーク
[挑戦者]●マルセロ・モレリ(ベネゼイラ)
<ライト級>
○ロマン・シマンスキ(ポーランド)
1R 4分15秒 TKO
●カツペル・フォルメラ(ポーランド)
<ライトヘビー級>
○ダミアン・ピヴォワルチク(ポーランド)
1R 2分5秒 ギロチンチョーク
●セドリック・ルシマ(コンゴ民主共和国)
<ウェルター級>
○マテウシュ・パヴリク(ポーランド)
3R 2分14秒 TKO
●ヴィクトル・ザレフスキ(ポーランド)
<フェザー級>
○ダミアン・スタシアク(ポーランド)
判定3-0(ユナニマス)
●ミハウ・ドミン(ポーランド)
<フェザー級>
○オレクシー・ポリシュチャク(ウクライナ)
1R 2分23秒 トライアングルチョーク
●イスラム・ジャブライロフ(ロシア)
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