(C)TNA
5月29日(現地時間・放送日)に『TNA iMPACT!』が放送された。
今放送のメインではTNAインターナショナル王座戦で、王者スティーブ・マクリンがマット・カルドナの挑戦を受けた。デジタルメディア王座とインターナショナル王座(日本の三冠王座とは別、カナダの団体ルッテ・インターナショナルが認定していた王座)を統合して新設されたTNAインターナショナル王座を獲得し、初代王者としてブレイクしているマクリンは、抗争中だったエリック・ヤングを血みどろの末、下して王座防衛を果たしている。今回はカルドナ相手に大苦戦。カルドナは次々と必殺技を繰り出し、マクリンを追い込むが、なんとかカウントツーで耐える。そして、次にマクリンが逆襲、コーナーから飛んできたカルドナをパワーボムで切り返すとヘッドバッドを決め、最後は必殺のKAIで遂にカルドナからフォール勝ち。マクリンが王座防衛を果たした。

WWEバトルグラウンドで、ジョー・ヘンドリーを破り、他団体所属としては三人目のTNA世界王者となったトリック・ウィリアムズが衛星放送でマイクアピールを行った。ウィリアムスは俺こそTNAだ、TANはトリック・ノンストップ・アクションの略だとアピールし、ヘンドリーから王座を奪った事でそれを証明したと嘯いたのだった。
番組冒頭では次期TNA世界タッグ王座挑戦者決定戦が四チームで争われた。ザ・ラスカルズ(ザカリー・ウェンツ&トレイ・ミゲル)、アステカ・ウォリアーズ(ラレド・キッド&オクタゴンJr.)、ファーストクラス(AJフランシス&KCナヴァロ)、ザ・システム(エドワード・エドワーズ&ブライアン・マイヤーズ)が参戦だが、試合直前にザ・システムはオクタゴンJr.を襲撃して、試合欠場に追い込んだのだった。ラレド・キッドは一人でも挑戦者決定戦に参加して、ハッスルするも、最後はAJフランシスがチョークスラムでキッドを仕留め、そこに漁夫の利で割り込んだミゲルがキッドからフォールを奪って勝利。ザ・ラスカルズが挑戦権を獲得した。
■ TNA iMPACT!
日時:2025年5月29日(現地時間・放送日)
会場:アメリカ合衆国TVテーピング
<TNAインターナショナル王座タイトルマッチ>
[王者]○スティーブ・マクリン
体固め
[挑戦者]●マット・カルドナ
<タッグマッチ>
○ロバート・ストーン ヴィクトリア・クロフォード
体固め
●サンティーノ・マレラ アリアナ・グレース
<シングルマッチ>
○マンス・ワーナー
体固め
●ブライス・ハンセン
<シングルマッチ>
○レイ・イン・リー
体固め
●アッシュ・バイ・エレガンス
<シングルマッチ>
○ムスタファ・アリ
体固め
●ラージ・シン
<次期TNA世界タッグ王座挑戦者決定戦>
○ザ・ラスカルズ(ザカリー・ウェンツ&トレイ・ミゲル)
体固め
●アステカ・ウォリアーズ(ラレド・キッド&オクタゴンJr.)※オクタゴンJr.は欠場の為、キッド一人で参戦
ファーストクラス(AJフランシス&KCナヴァロ)
ザ・システム(エドワード・エドワーズ&ブライアン・マイヤーズ)
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