PFL、RHEIと提携し格闘技ファンダムの新時代を始動

 プロフェッショナル・ファイターズ・リーグ(PFL)は2025年5月21日、RHEIとの提携を発表した。この提携により、クリエイター主導によるスケーラブルなコンテンツ制作とファンエンゲージメントの新たなモデルが始動する。PFLが保有する知的財産(IP)やイベントアクセスなどへの独自のクリエイターアクセスと、RHEIが提供するエージェント型プラットフォーム「Made」が連携することで、格闘技エンターテインメントの可能性を拡張する。

 PFLの新規事業担当SVPであるマイク・キオディッティは次のように語っている。

「このRHEIとのパートナーシップは、PFL初の公式クリエイターネットワークの創設である。クリエイターたちが自分たちの声でPFLの物語を語り、自身のフォロワーに届けていく。我々は単にファンを拡大するのではなく、選手・ファン・クリエイターが一体となった新しいMMAエンターテインメントの時代を創っていくのだ」

 この取り組みでは、PFLおよび格闘技カルチャーに共鳴する多様なクリエイターを起用し、PFLのIP、イベント、選手との交流、そしてクリエイター優先の特別機会などを提供。コンテンツ制作を支援し、彼らの声を格闘技ファン層の中で強化する。

RHEI CEOのシャーザッド・ラファティ氏は次のように語っている。

「今回の提携は、リーグとクリエイターが連携してファンダムを形成する新しいモデルである。IPだけでなく、スポーツの鼓動そのものにアクセスできる。『Made』によってそのアクセスがスケール可能なインパクトのあるコンテンツに昇華される。文化的コンテクストをリアルタイムで理解した上での創造性の拡張、それを妥協なくスケールさせる点に大きな意義がある」

 さらに「Made」は、AIエージェントによってクリエイターを支援。個々のニーズに応じた最適なチームとして機能し、持続可能な成長を促す。また、PFLの試合やイベントとファンコンテンツをシームレスに結びつけることが可能となる。

RHEIのグローバルパートナーシップ責任者であるレジー・ヤン氏は次のように述べた。

「この提携の目的は、スポーツにおけるクリエイティブ・ストーリーテリングの可能性を最大化することにある。MMAの文化とエネルギーに深く共鳴する多様なクリエイターたちに、他にはないアクセスを提供することで、彼らがファンとより強くつながり、影響力を発揮できるようになる」

 この提携は、PFLの「デジタル・ファースト戦略」の重要な柱となるものであり、従来のメディアモデルからクリエイター主導のエコシステムへとシフトする象徴的な動きでもある。

 このプログラムの初回対象イベントとして、2025年PFLワールドトーナメント準決勝(6月12日・米国ナッシュビル)、およびPFL MENA 2(サウジアラビア・リヤド)でのライブイベントへのクリエイターアクセスが提供される予定。今後の全イベントスケジュールは近日中に発表される。

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