2025年4月12日、WWEは2025年の殿堂入り式典において、ジャイアント・キマラ、ドリー・ファンク・シニア、イワン・コロフの3名をレガシー部門で顕彰すると発表した。このレガシー部門は、プロレス界に多大な貢献を果たした故人を称えるものである。
ジャイアント・キマラは、1980年代から1990年代にかけて活躍した巨漢レスラーで、アフリカの野人というギミックで観客を魅了した。WWEではアンダーテイカーやハルク・ホーガンらと名勝負を繰り広げ、その存在感を示した。
ドリー・ファンク・シニアは、テキサス州アマリロを拠点に活動し、NWA世界ヘビー級王座を獲得した実績を持つ。また、息子のドリー・ファンク・ジュニアとテリー・ファンクもプロレス界で成功を収め、ファンク一家として知られる。
イワン・コロフは、ロシア出身のヒールレスラーとして知られ、1971年にブルーノ・サンマルチノの長期政権を打ち破り、WWWF世界ヘビー級王座を獲得した。その衝撃的な勝利は、当時のファンに強烈な印象を残した。
これら3名の殿堂入りは、彼らの業績とプロレス界への多大な貢献を称えるものであり、ファンや関係者から祝福の声が寄せられている。
ジャイアント・キマラ
ドリー・ファンク・シニア