(C)ACA
4月11日(現地時間)にベラルーシ共和国ミンスクで『ACA 185: Koshkin vs. Mager』が開催された。
ACAは、ACBとアフマット・ファイト・ショーが合併したものだ。ACB(アブソリュート・チャンピオンシップ・ベルクート)はロシアの総合格闘技団体。アフマット・ファイト・ショー(ワールド・ファイティング・チャンピオンシップ・アフマット=WFCA)はロシア・東欧で開催するキックとMMAの混合イベントで過去には多くのレジェンド達が参戦していた。この両団体がACA(アブソリュート・チャンピオンシップ・アフマット)として新たにスタートしたのだった。
今大会のメインはウェルター級戦で、アンドレイ・コシュキン対デニス・マヘルと共にACAを主戦場にしている選手同士の激突となった。下馬評はマヘル優勢だったが、試合は、前半はコシュキンが前に出てプレッシャーをかけて優勢だが、後半はマヘルが盛り返し、グランドで上を奪ってチョークを仕掛けるなど反撃。試合は判定にもつれ込み、前半のコシュキン、後半はマヘルと割れたが、僅差でコシュキンの判定勝ちとなった。
コメインイベントでは、同じくウェルター級戦で、アレクセイ・マフノとアルテム・ダムコフスキーの一戦。試合は、タムコフスキーがミドルキックでマフノがダウン。なんとか立ち上がっても、追撃のパンチラッシュで、レフェリーがストップ。タムコフスキーがTKO勝ちとなった。
■ ACA 185: Koshkin vs. Mager
日時:2025年4月11日(現地時間)
会場:ベラルーシ共和国ミンスク
<ウェルター級>
○アンドレイ・コシュキン(ロシア)
判定(スプリット)
●デニス・マヘル(ベラルーシ)
<ウェルター級>
○アルテム・ダムコフスキー(ベラルーシ)
1R 2分08秒 TKO
●アレクセイ・マフノ(ロシア)
<ライト級>
○パヴェル・ゴルデエフ(ロシア)
判定(ユナニマス)
●ヴィクトル・マカレンコ(ベラルーシ)
<フェザー級>
○ルスタム・ケリモフ(ロシア)
2R 1分59秒 KO
●ルイス・ラファエル・ラウレンティーノ(ブラジル)
<ウェルター級>
○エリアス・シルヴェリオ(ブラジル)
3R 2分37秒 リアネイキッドチョーク
●ヴィクトル・アザチャン(ロシア)
<ライトヘビー級>
○アルビ・アグジェフ(ロシア)
判定(ユナニマス)
●セルゲイ・フメル(ベラルーシ)
<キャッチウェイト(155ポンド)>
○ヴラディスラフ・ミシュケヴィチ(ベラルーシ)
1R 2分52秒 TKO
●アルテム・ブロイチク(ロシア)
<ライトヘビー級>
○セルゲイ・スタロドゥブ(ロシア)
1R 4分36秒 ノースサウスチョーク
●アルテム・ドゥシェンコ(ロシア)
<ヘビー級>
○アラーシュ・サデギ(イラン)
2R 2分45秒 TKO)
●ルスラン・メジドフ(ロシア)