[週刊ファイト4月10日期間 [ファイトクラブ]公開中
▼荒井優希、SKE48卒業！リング一本で生きる覚悟 女子プロレス専念へ
photo by 西尾智幸/荒井優希公式 編集部編
・荒井優希、SKE48卒業後初の写真集に詰め込まれた新たな挑戦と覚悟
・荒井優希、Go for the Dream!! 卒業ライブに詰まった想い
・荒井優希が歩んだ二刀流の輝き！SKE48と女子プロレスの奇跡の軌跡
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荒井優希、SKE48卒業後初の写真集に詰め込まれた新たな挑戦と覚悟
元SKE48の荒井優希が、2025年5月23日に自身初となる1st写真集「無敵の素顔」（KADOKAWA）を発売する。かねてから「プロレスとアイドルの両立」で注目されてきた彼女が、アイドル活動11年とプロレス歴4年というキャリアを経て、新たな一歩を踏み出す節目としての作品に仕上がった本作には、まさに”今の荒井優希”のすべてが詰まっていると言っても過言ではない。
撮影の舞台は、インドネシア・バリ島。初めて訪れたという異国の地で、クタビーチを臨むリゾートホテルやプール付きヴィラなど、非日常の空間が彼女の魅力を一層引き立てている。スポーティーなグレーのランジェリー姿でバストラインを強調したカットが表紙に選ばれたほか、赤のレースランジェリーでの挑発的な目線、ジャングルの中での妖艶な表情、ガーター付きの黒ランジェリーとジャケットによる大人びたシルエット、ピンクのチュールトップスが醸す無邪気さ、水着でのバックショット、泡風呂シーンまで、多彩な構成で構築されたビジュアルには計算された大胆さがあふれている。
さらに、本作ではTバックや“手ブラ”といった大胆なショットにも初挑戦しており、写真集という枠を超えた覚悟と覚醒がそこには宿っている。「26歳にして初めて見る自分にも出会えた」と本人が語るように、この作品は、ただのグラビアではなく、彼女の過去と未来をつなぐ通過儀礼的な意味合いを持っていることがわかる。11年間のアイドル活動と、プロレスという全く異なる世界に身を投じた4年間。ステージの上でのパフォーマンス、マット上での闘志、それらの経験がにじむ表情の一つひとつに、荒井優希という存在の奥行きが滲み出ている。
彼女はコメントの中で「そんな日が来るとは夢にも思っていませんでした！」と喜びを語っているが、それはファンにとっても同じだろう。SKE48のセンターとしての可憐な姿、東京女子プロレスのリングで見せた勇ましいファイト、どちらの顔も知っているからこそ、この”無敵の素顔”がよりリアルに迫ってくる。表情の変化、目線の鋭さ、肌の質感、そして何よりもその背景にある覚悟と成長の物語が、この一冊に濃密に凝縮されている。
この写真集の発売は、単なるグラビア界への進出ではなく、「荒井優希」という人間が持つ可能性の再確認でもある。彼女はもはや“元アイドル”“現役プロレスラー”という枠には収まりきらない存在であり、その象徴がこの「無敵の素顔」に他ならない。すべてをさらけ出し、新たなステージへ向かう彼女の”現在地”を、ページをめくるたびに追体験することができる本作は、まさに必見の一冊である。
荒井優希、Go for the Dream!! 卒業ライブに詰まった想い
2025年3月30日、愛知・中日ホールにて開催された『SKE48荒井優希卒業LIVE～Go for the Dream!!～』は、まさに荒井優希という一人の表現者が歩んできた“二刀流”の道、その集大成として記憶に残る1日となった。プロレスラーとアイドル、まったく異なる世界を同時に走り続けた彼女が、この日をもってSKE48を卒業し、プロレスへと完全に専念することを決意した。その節目を見届けるため、会場には490人もの超満員の観客が詰めかけた。
イベントはプロレス3試合とSKE48のライブパフォーマンスという構成で、まさに“二刀流最後の日”にふさわしい濃密なプログラムとなった。第1試合「98年度組だよ、全員集合！」では、同年代の仲間たちとの息の合った連携で鈴木志乃から決めの「Finally」で勝利を収めると、続く第2試合の「卒業記念バトルロイヤル」では、荒井のコスチュームを身にまとった同士たちが個性全開の演出で会場を沸かせた。そして第3試合「This is TJPW」では、東京女子プロレスの実力者たちによる熱戦が繰り広げられ、イベントはリング上での荒井の存在感を際立たせた。
