[ファイトクラブ]NXTオハイオ遠征 ハーディーズTNAムース リッキー・セインツ初試合

[週刊ファイト3月6日]期間 [ファイトクラブ]公開中

▼NXTオハイオ遠征 ハーディーズTNAムース リッキー・セインツ初試合
 (c) 2025 WWE, Inc. All Rights Reserved. タダシ☆タナカ編
・ステファニー・バッケルxカーメン・ペトロビッチ・・・ジュリア様のお出まし
・TNAムースXディビジョン王座防衛 ヘリテージ杯地元レキシス・キング
・ジョーダン・グレイスからもNXT女子No.1宣言 ロクサーヌ・ペレスは・・・
・TNAタッグ王者ハーディーズ凱旋マイルズ・ボーン職人タビオン・ハイツ
・蛇拳娘アリアナ・グレイス試合も・・・ローラ・バイス裏拳に沈みますけど
・初試合リッキー・セインツ&ジャーボン・エバンス 悪役Wリー&Eペイジ


■ WWE NXT
日時:2月25日(現地時間 日本WWEネットワーク木曜以降)
会場:米オハイオ州シンシナティ ブレイディ・ミュージカル・シアター
観衆:11,000人(超満員=主催者発表)

ステファニー・バッケルxカーメン・ペトロビッチ・・・ジュリア様のお出まし

 シンシナティのこの会場は、AEW Dynamiteが使っていたから、要するにWWEは今のNXTの勢いを見せつけようという遠征大会である。続々と会場入りする選手たちの中には、TNAタッグ王者のハーディズも。WWEには9年ぶりということになろう。
 前座でジェイダ・パーカーが出ていたことがあとのセグメントでわかるんだが、番組上の会場に最初に出てきたのはステファニー・バッケルである。NXT北米女子王座、防衛戦の相手はカーメン・ペトロビッチ w/色男のアドニス”ジー”アシャンテだ。

 ここで気がつかれたかもだが、次の大きな防衛戦があるステファニーが一方的に勝つというマッチメイクにしないところがNXTなのだ。カーメンにも見せ場が沢山与えられ、ちゃんと尺も貰った迫力の第1試合が展開されていくのである。

 最後はSVBが決まって勝利となるんだが、やはり、ジュリア様のお出ましである。「どっちがベスト・ウーマンなのか。ワタシたちはトモダチだけど・・・」。

 いよいよ大一番が決まりました。特番3・11『ROADBLOCK』ニューヨーク大会である。MSG地下のThe Theaterの方だけど、こりゃ凄いことになりました。二人が並んだだけで、シンシナティでもお客さんが興奮していた絵がすべてなのです。

TNAムースXディビジョン王座防衛 ヘリテージ杯地元レキシス・キング
 第2試合の前に、ジョシュ・バーネットのBloodsport両国大会にも出てきていた蛇拳サンティーノ・マレラが、TNAのコミッショナーとして、実娘アリアナ・グレイスと一緒に紹介セグメントに登場。横に並ぶと似てるなぁ(笑)。TV番組上は、はっきりと親子とは言ってないんですけど・・・。
 
 ということでTNAのXディビション・チャンピオン=ムースが登場。対するは、シンシナティなんでモロ地元になる、ブライアン・ピルマンJr.ことレキシス・キングであり、ヘリテージ・カップ王者という肩書きが加わる。もっとも、英国伝統のラウンド制、ポイント制ルールだったのが、うやむやになって英国とは縁もゆかりもないレキシス・キングが王者という流れには、本誌は苦言やっています。

 レキサス・キングも大男にして横厚もあるんだが、長身のムースがそのデカいレキシスをチョーク・スラムで投げつけたりすれば、大会場で映えます。最後は、強烈なスピアーで吹っ飛ばしてのXディビジョン王座防衛。
 なるほど、ここでNXT世界王者オバ・フェミが出てきて、特番3・11『ROADBLOCK』ニューヨーク大会での対戦が決まります。もっともTNAとの番組連携があるので、あちらでも煽りが続くのでした。

ジョーダン・グレイスからもNXT女子No.1宣言 ロクサーヌ・ペレスは・・・

 さて、ステファニー・バッケルとジュリアが並んで絵になったとなれば、ジョーダン・グレイスが出てこないとバランスがオカシイことになる。先に前回からのショーン・スピアース会長の紅一点イジー・デイムを加えた新派閥のプロモ映像も流れていたが、ジョーダン・グレイスは会場の通路から出て行くところも映像が押さえていました。

 ここで重要なのは、TNAから許可を得て引き抜いたジョーダン・グレイスは、もちろんSmackDown-RAWの給料待遇なんだが、なにしろ現在は、あっちのさしみのつまみ扱いの女子選手と違い、NXTの女子部門こそが最強なのだ。それをグレイスの口からもマイクさせたことが、このセグメントの肝になる。あらためて、「NXTが女子世界No.1なのだ」と。

 もっとも、それだけ言って帰るわけにもいかない。ロクサーヌ・ペレスが出てきて、「ワタシがNXT女子部門を引っ張ってる」と。彼女もまた『ロイヤルランブル』に出てきたのみならず、次の週末には『エリミネーション・チェンバー』にも出陣が決まっており、とっくに給料面では昇進済みなんだが、いかに駒が揃っているかのアピールなのでした。

 まぁ、ここは当然、ジョーダン姉御にぶっ飛ばされるんですが・・・これでイイのであります。

記事の全文を表示するにはファイトクラブ会員登録が必要です。
会費は月払999円、年払だと2ヶ月分お得な10,000円です。
すでに会員の方はログインして続きをご覧ください。

ログイン