大仁田厚が天龍源一郎に爆弾発言。天龍プロジェクトに参戦を直談判

 2月24日、都内で「天龍源一郎VS大仁田厚トークバトル」が開催された。

 同じ全日本プロレス出身の二人。

 お互いの初期の印象について、
「大仁田くんは、その頃まだあまり他のレスラーが使っていなかったベンチプレスを使ってトレーニングしたり、真面目な子だなぁと見ていた。大仁田くん、渕くんがダブルアームスープレックスの練習台になってくれた」と天龍が話すと大仁田は、
「天龍さんは、角界から入ってきてアメリカ行って帰ってきて、憧れのテレビ中継でデビュー戦。はっきり言って羨ましかった。妬ましかった。」と、若かりし頃の複雑な心境を赤裸々に語った。

 天龍は、今年25周年追善興行を行なった故・ジャイアント馬場さんと大仁田との関係にも触れ、「大仁田くんと馬場さんの仲は、すごく密だった。なにかと大仁田くんをかばっていた。」と全日本プロレス時代の大仁田を振り返った。

 そんな大仁田は、「(左膝蓋骨粉砕骨折で1984年に)引退したあと、天龍さんとジャンボ鶴田さんの試合を武道館まで観に行った。すごく感動した。プロレスっていいなぁと改めて思って。俺のプロレス復帰の原因は、天龍さんだ!」と冗談めかして笑った。

 1994年5月5日のFMW川崎球場大会(現・富士通スタジアム川崎)において、「ノーロープ有刺鉄線金網電流爆破デスマッチ」で激突した試合にも触れた。「体にどれだけのダメージがあるかわからないから、一度出てみようと思った。経験しないと偉そうなこと言えないから」と天龍が言うと、「プロレスのトップの天龍さんが電流爆破に上がってるという時点で、感動しました。天龍さんのプロレスラーとしての器に感動した。」と大仁田は感謝を述べた。

 尽きないトークはその後の二人の対戦にも及んだが、最後に大仁田は、「天龍プロジェクトに呼んでくれたら嬉しいです。」と天龍に色気を見せることも忘れなかった。
笑顔で握手を交わす二人の姿は、ファンにとって忘れられないイベントとなった。

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