[ファイトクラブ]ウナギ・サヤカ、覚悟のワンマッチ興行!後楽園ホールで示した新たな挑戦

[週刊ファイト2月27日期間 [ファイトクラブ]公開中

▼ウナギ・サヤカ、覚悟のワンマッチ興行!後楽園ホールで示した新たな挑戦
 写真提供:ウナギ・サヤカ公式 編集部編
・覚悟を示したウナギ・サヤカ 単独興行に懸けた熱き想い
・唯一無二の戦い!対里村明衣子の激闘を振り返る
・未来を切り拓くウナギ・サヤカ後楽園Hから始まる新たな物語
・自由奔放にリングを駆ける!ウナギ・サヤカが築いた唯一無二のプロレススタイル


▼異色のコラボ!! ボートレース✕ドラゲー試合&ウナギ・サヤカトーク

[ファイトクラブ]異色のコラボ‼ ボートレース×ドラゲー試合&ウナギ・サヤカトーク

▼FMWE大仁田厚負傷‼ 相撲場大爆発 ウナギ・サヤカ骨折復帰参戦

[ファイトクラブ]FMWE大仁田厚負傷‼ 相撲場大爆発 ウナギ・サヤカ骨折復帰参戦

▼ウナギ・サヤカ、ギャン期1年経過&5周年に全財産使い自主興行

[ファイトクラブ]ウナギ・サヤカ、ギャン期1年経過&5周年に全財産使い自主興行

▼ギャン期絶好調! ウナギ・サヤカに迫る! そもそもギャン期って何?

[ファイトクライブ]ギャン期絶好調のウナギ・サヤカに迫る! そもそもギャン期って何?

覚悟を示したウナギ・サヤカ 単独興行に懸けた熱き想い

 ウナギ・サヤカのワンマッチ興行に懸けた熱き想いは、まさに彼女のプロレス人生そのものを映し出すものだった。2025年2月16日、東京・後楽園ホールで開催された「♯殿はご乱心 我が名は」大会は、超満員の観客が見守る中、ウナギ・サヤカと里村明衣子の一騎打ちが実現。女子プロレス界の第一線を走る里村明衣子との一戦は、ウナギ・サヤカがいかにしてこの舞台に辿り着き、どのような覚悟を持って戦いに挑んだのかを象徴するものだった。なぜ彼女はこのワンマッチ興行を実現させたのか、その背景にはどのような意図と決意があったのかを深掘りしていく。

 ウナギ・サヤカは、女子プロレス界の中で異彩を放つ存在として注目を集め続けてきた。スターダムでの活躍を経て、フリーランスとして独自の道を切り開いた彼女は、団体の枠にとらわれることなく、プロレスの可能性を追求し続けている。そして、その集大成とも言えるのが今回のワンマッチ興行だった。「やらねえのがお前ら。やるのが私」というウナギの言葉には、彼女の揺るぎない信念と、プロレスに懸ける熱意が凝縮されている。業界内でもワンマッチ興行を構想していた者はいたが、実際に行動に移し、大会を成功させたのはウナギ・サヤカだったのだ。

 ウナギ・サヤカのこの決断は、単なる自己実現のためではなく、女子プロレス界に新たな風を吹かせるための挑戦でもあった。彼女は「自分が先頭に立つことで、プロレス界の可能性を広げたい」と語っており、その想いが今回の興行の実現へとつながった。対戦相手として選ばれたのは、“女子プロレス界の横綱”と称される里村明衣子。キャリアと実力を兼ね備えた里村を相手にすることで、ウナギは自らの成長を証明し、また観客に本物の闘いを届けようとしたのだ。

唯一無二の戦い!対里村明衣子の激闘を振り返る

 2025年2月16日、東京・後楽園ホール。ウナギ・サヤカが自身のプロレスキャリアの集大成とも言えるワンマッチ興行を開催し、そのメインイベントとして、”女子プロレス界の横綱”と称される里村明衣子との一騎打ちが実現した。この試合は単なるシングルマッチではなく、ウナギ・サヤカが自身の歩んできた道、そして未来を切り開くための戦いでもあった。果たして、彼女は里村明衣子という絶対的強者を前に、どのような戦いを見せたのか。試合内容を詳細に振り返る。

 ゴングが鳴ると、ウナギ・サヤカはいつもの挑発的な表情を見せながら、まずは距離を取るようにじりじりと動いた。相手はキャリア20年以上の実績を誇る里村明衣子。圧倒的な経験と実力を持つ相手に対し、無鉄砲に突っ込むのではなく、自分のペースを作ることを意識していたのが伝わった。しかし、里村はその隙を見逃さない。組み合いになると、一瞬のスキをついてウナギの腕を取り、いきなりのアームロック。試合開始直後から、里村はウナギをねじ伏せるように主導権を握ろうとする。ウナギも負けじとロープブレイクで逃れ、観客の声援を背に受けながら立ち上がると、笑みを浮かべながら挑発するように手招きをしてみせた。

 ウナギのファイトスタイルは、単なる打撃や関節技だけではない。その独自のエンターテイメント性を持った動きが、試合の流れを一変させることがある。この試合でも、彼女はゴムパッチンを使って里村を挑発するなど、異色の攻撃を繰り出した。これには里村も苦笑いしながらも、次の瞬間、怒涛のローキックを炸裂させた。女子プロレス界最高峰の打撃を誇る里村の蹴りを受けたウナギは、悶絶しながらも前へ進もうとする。何度倒されても立ち上がり、前へ進む姿に観客も息を呑んだ。


記事の全文を表示するにはファイトクラブ会員登録が必要です。
会費は月払999円、年払だと2ヶ月分お得な10,000円です。
すでに会員の方はログインして続きをご覧ください。

ログイン