写真提供:大仁田厚公式
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▼「お前が大好きだ!」大仁田厚がデビル・ザ・マジシャンへ送った感動の引退メッセージ
(C)大仁田厚 編集部編
・デビル・ザ・マジシャン、引退試合で電流爆破デスマッチに挑む!
・大仁田厚がエール!デビル・ザ・マジシャン涙の引退試合!
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デビル・ザ・マジシャン、引退試合で電流爆破デスマッチに挑む!
2025年1月26日、広島グリーンアリーナにて開催される「新春広島プロレスフェスティバル」で、デビル・ザ・マジシャンが11年間のレスラー生活に終止符を打つ。彼の引退試合は、まさに壮絶なラストファイトとなることが決定した。対戦相手は、大仁田厚、西村修、雷神矢口の3人。そして、デビル・ザ・マジシャンは葛西純、マンモス佐々木と共に挑むこととなる。試合形式は「流星ロケット&有刺鉄線ロープ&爆破バット、トリプル爆破デスマッチ」。爆破の嵐が吹き荒れる中、彼はプロレス人生の最後をどのように飾るのか。
デビル・ザ・マジシャンは、広島を拠点にプロレス界を駆け抜けてきた。そのキャリアは決して平坦なものではなかったが、唯一無二のマスクマンとしてリングに立ち続けた。電流爆破デスマッチという特殊なリングに何度も挑み、爆破の衝撃に耐えながら戦い抜いてきた彼は、今回の引退試合に向けて「死んでもいいぐらいの覚悟でリングに上がる」と宣言。これはただの引退試合ではない。彼の人生そのものを懸けた壮絶な戦いとなる。
この試合は、「流星ロケット&有刺鉄線ロープ&爆破バット、トリプル爆破デスマッチ」という凄まじいルールで行われる。
– **流星ロケット** … リング上に仕掛けられた特殊な爆破装置。衝撃でリング全体を揺るがす。
– **有刺鉄線ロープ** … 通常のリングロープがすべて有刺鉄線で構成され、触れれば即負傷。
– **爆破バット** … 通常のバットではなく、衝撃を与えると爆発する特殊な武器。
この極限のルールの中で、デビル・ザ・マジシャンは最後の闘いに身を投じる。
この試合で注目すべきは、大仁田厚と葛西純の直接対決だ。これまで何度も激闘を繰り広げてきた両者だが、葛西純にとっては「初めての電流爆破デスマッチ」となる。葛西は「デスマッチのカリスマ」として知られ、多くのハードコアマッチを経験してきたが、電流爆破の衝撃を肌で感じるのは今回が初めてだ。その未知の衝撃にどこまで耐え、どのような戦いを見せるのか。大仁田厚は「爆破の痛みは生半可なものじゃない」と警告しているが、葛西は「爆破の痛みを超える先に見えるものがある」と不敵な笑みを浮かべる。まさに、デスマッチ界の頂上決戦ともいえる一戦が実現する。
「これが本当に最後の戦い」と語るデビル・ザ・マジシャン。彼は何を残し、どんな結末を迎えるのか。広島のリングに爆破の閃光が走るとき、新たな伝説が生まれる。これは決して見逃せない一戦となることは間違いない。
大仁田厚がエール!デビル・ザ・マジシャン涙の引退試合!
2025年1月26日、広島グリーンアリーナで開催された「新春広島プロレスフェスティバル」。この日のメインイベントは、広島を拠点に活動してきたご当地レスラー・デビル・ザ・マジシャンの引退試合だった。対戦相手には、電流爆破の創始者である大仁田厚が名を連ね、特別ルール「流星ロケット爆破+ロープ&電流爆破バット」での壮絶な一戦となった。
デビル・ザ・マジシャンは、プロモーターとして広島にプロレス文化を根付かせながら、レスラーとしてもリングに立ち続けてきた。11年間のキャリアを締めくくるこの試合には、彼の想いが込められていた。「広島の人に、自分が大好きなプロレスを楽しんでもらいたい」という信念のもと活動してきた彼にとって、この日集まった満員の観衆は、その努力が報われた証でもあった。
試合開始直後、大仁田厚はデビル・ザ・マジシャンに押し込まれ、有刺鉄線ロープに被弾。さらに、電流爆破バットの直撃を受けるというまさかの展開となった。デスマッチの経験豊富な大仁田も、序盤はマジシャンの気迫の前に押され気味となる。
しかし、大仁田はすぐに反撃に転じると、執拗にマジシャンのマスクを破く暴挙に出た。これには会場から悲鳴が上がるが、大仁田らしい「邪道」の洗礼ともいえる行為だった。そして、雷神矢口がマジシャンに爆破バットを振り下ろすべく狙いを定める。しかし、ここで仲間の葛西純がマジシャンをかばい、自ら爆破の洗礼を受けるという予想外の展開となった。