[ファイトクラブ]諏訪魔『プロレスリング・エボリューション』新社長就任で未来を切り拓く

写真提供:諏訪魔公式

[週刊ファイト12月26日]期間 [ファイトクラブ]公開中

▼諏訪魔『プロレスリング・エボリューション』新社長就任で未来を切り拓く
 (C)諏訪魔 編集部編
・諏訪魔:アマチュア時代からプロレス界の頂点へ駆け上がった男
・諏訪魔、新たな船出!「プロレスリング・エボリューション」の未来を描く新体制発表
・暴走新社長・諏訪魔の宣言!打倒スターダムでエボリューションを頂点へ
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諏訪魔:アマチュア時代からプロレス界の頂点へ駆け上がった男

 諏訪魔(本名:諏訪間幸平)は、プロレスラーとして全日本プロレスを象徴する存在であり、その経歴は栄光と挑戦に満ちている。1976年、神奈川県藤沢市に生まれた彼は、中央大学時代にレスリング部主将を務め、アマチュアレスリングで数々のタイトルを獲得した。2004年、馳浩のスカウトを受け27歳でプロレス界に転向。全日本プロレスのエースとして、そしてプロレス界を代表する選手として輝かしいキャリアを築いてきた。

 諏訪魔は、中央大学時代にレスリングを本格的に始め、日本国内の主要大会で多数の優勝を果たした。その後、社会人レスリングでも全日本選抜選手権や天皇杯で活躍し、フリースタイル120kg級で世界選手権にも出場。この経験が彼の基礎体力と競技スキルを磨き、プロレス転向後の活躍の原動力となった。

 2004年、全日本プロレスに入門した諏訪魔は、わずか数年で三冠ヘビー級王座を獲得し、団体の象徴となるエースとして君臨した。その試合スタイルは「人間凶器」と称される圧倒的なパワーとテクニックが融合したものだった。2008年には、チャンピオン・カーニバルで優勝し、三冠ヘビー級王座にも最短記録で戴冠。以降、数々の記録を打ち立て、全日本プロレスの黄金期を支える存在となった。

 諏訪魔は、三冠ヘビー級王座を8度獲得するなど、全日本プロレスの歴史に名を刻む大記録を保持している。特に世界最強タッグリーグ戦では、複数のパートナーとともに何度も優勝を果たし、団体の屋台骨を支え続けた。また、石川修司とのタッグ「暴走大巨人」で見せた連携は、プロレスファンにとって永遠に語り継がれる名シーンを生んだ。

 諏訪魔は、全日本プロレスの専務執行役員としても活躍し、団体運営にも尽力した。さらに、若手選手の育成や、横浜市でのジュニアレスリングクラブの運営を通じて、次世代の才能を発掘し、プロレス界全体の発展に寄与している。また、茨城県で農場を経営し、保護司として社会貢献活動も行うなど、多岐にわたる分野でリーダーシップを発揮している。

 諏訪魔のキャリアは、常に挑戦と成長の連続だった。現在もリングでの活躍を続ける彼は、プロレス界において不動の存在であり続けると同時に、新しい世代への橋渡し役としても注目されている。その圧倒的な存在感とカリスマ性は、今後もプロレス界の発展に大きく寄与するだろう。

 諏訪魔という存在は、全日本プロレスの歴史と切り離せない。彼の功績は、プロレス界にとって大きな財産であり、その歩みはこれからも新たな伝説を紡ぎ続けるに違いない。

諏訪魔、新たな船出!「プロレスリング・エボリューション」の未来を描く新体制発表

 2024年12月17日、全日本プロレスの専務執行役員を退任した諏訪魔が、2025年1月1日よりプロレス団体「エボリューション」の新社長に就任することが正式に発表された。同時に団体名を「プロレスリング・エボリューション」に変更し、男子部門と女子部門が共存する新たなプロレス組織として再スタートを切る。さらに、新たなベルトの創設も決定し、団体の未来への期待が高まっている。

 諏訪魔は、20年の全日本プロレスでのキャリアを振り返り、「次のステップに進みたい」との思いから専務執行役員を退任。しかし、非常勤取締役として全日本との関わりを維持しながら、月1~2回の参戦を続ける形となった。プロレスラーとしてのキャリアを歩みつつ、経営者として新たな道を進む覚悟を示した。

「20年という節目で、次の挑戦を考えることができた。全日本プロレスを離れるわけではないが、エボリューションでは新たな責任を担いたい」と語る諏訪魔。その決意には、経営だけでなく団体全体の活性化を目指す強い思いが込められている。

 記者会見で「プロレスリング・エボリューション」と改名された新体制では、男子部門と女子部門の共存が重要なテーマとなる。諏訪魔は、「男子は削り合い、女子は強く美しく」というコンセプトのもと、男女のプロレスが高いレベルで融合する団体を目指すと明言。

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