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11月15日(現地時間)にメキシコシティ・アレナメヒコで『CMLL アレナメヒコ金曜日定期戦』が開催された。
今大会は、ミスティコ、テンプラリオ、ネオンのテクニコ軍がアベルノ、サンドカンJr.、ディフントのルード軍と対戦した。まさにテクニコとルードの全面対決となったが、試合は空中殺法でテクニコ軍が大暴れ。最後はミスティコが必殺のミスティカをルード軍の大将・アベルノに極めて勝利。ミスティコ率いるテクニコ軍が快勝した。
セミファイナルでは、アトランティスJr.が父親アトランティス、レジェンドであるブルー・パンテルと組んで、バルバロ・カベルナリオ、ウルティモ・ゲレーロ、ニエブラ・ロハのルード軍と対戦。試合は父親アトランティスが老獪にルード軍に同士討ちさせまくりで翻弄し、最後はアトランティスJr.が必殺のフロッグスプラッシュをカベルナリオに決めてフォール勝ち。見事にテクニコ軍が勝利となった。
ミスティコが返上したNWA世界ヒストリック・ミドル級王座決定戦はフィリップ・ゴートンとビジャノ3号Jr.で争われた。テクニコだが、(メキシコから見て)外国人のゴートンと、ルードだがメキシコ人のビジャノ3号Jr.という図式なので、アレナメヒコの観客は、ゴートンにはブーイング。しかし、試合は激しい空中戦の末、ビジャノ3号Jr.のフォールを切り返し、丸め込んでフォール勝ちしたゴートンに凱歌が上がり、プリンス・デヴィット以来、久しぶりにメキシコ人以外の王者誕生となった。
■ CMLL アレナメヒコ金曜日定期戦
日時:2024年11月15日(現地時間・放送日)
会場:メキシコ合衆国メキシコシティ・アレナメヒコ
<6人タッグマッチ>
○ミスティコ、テンプラリオ、ネオン
2-1
●アベルノ、サンドカンJr.、ディフント
<6人タッグマッチ>
○アトランティスJr.、アトランティス、ブルー・パンテル
2-1
●バルバロ・カベルナリオ、ウルティモ・ゲレーロ、ニエブラ・ロハ
<NWA世界ヒストリック・ミドル級王座決定戦>
○フィリップ・ゴートン
1-0
●ビジャノ3号Jr.
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ルチャリブレの専門家・寺内1/2兵衛参上