写真提供:テキサスロングホーン/全日本プロレス公式
[週刊ファイト11月21日]期間 [ファイトクラブ]公開中
▼全日本プロレス最強タッグリーグ2024開幕!激闘と波乱が彩る年末決戦の幕開け
(C)テキサスロングホーン/全日本プロレス公式 編集部編
・2024年開幕前の記者会見!観戦者への呼びかけと大会への期待
・宮原健斗&デイビーボーイ・スミスJr.圧巻のフィニッシュと勝利への道
・王者としての意地を見せた斎藤ブラザーズ、全勝優勝を目指す覚悟と挑戦
・熱狂の渦!同門対決「バカの時代」を象徴する一戦
・波乱の開幕戦サイラス&ジャクソン試合後の暴走と観客の混乱
■ 全日本プロレス 世界最強タッグ決定リーグ戦2024開幕戦
日時:2024年11月9日
会場:後楽園ホール 観衆1383人(主催者発表)
2024年開幕前の記者会見!観戦者への呼びかけと大会への期待
2024年11月8日、全日本プロレスの伝統ある「世界最強タッグ決定リーグ戦」の開幕を控えた記者会見が行われ、注目の選手たちが意気込みを語った。各タッグチームはそれぞれに熱い抱負と確固たる決意を示し、壮絶な戦いが予想される。
この記者会見では、3冠王者デイビーボーイ・スミスJr.がタッグパートナーの宮原健斗と共に優勝宣言を行い、伝統的なタッグの歴史を塗り替える意気込みを見せた。スミスJr.は「馬場とハンセン、天龍とハンセンといった歴代の名タッグを超える」と豪語し、日本プロレス界の象徴的存在になろうとする覚悟を明かした。一方、宮原も「日本で最も華のあるタッグ」と自信を持って述べ、観客に対し大会を盛り上げることを約束した。
前回大会を制した大森北斗は、新パートナーの羆嵐とのAブロック参戦に意気込むが、会見では不満を爆発させた。昨年の優勝者としての扱いが不十分と感じた大森は、トロフィーの位置に文句をつけるなど、会社に対しても怒りをぶちまけた。また、他のタッグチームにも容赦なく毒舌を浴びせ、特にアジアタッグチャンピオンの安斉勇馬&ライジングHAYATOには「小指おっ立て野郎」とまで言い放ち、その過激な発言で会場を騒然とさせた。
長年にわたり全日本プロレスで活躍してきた諏訪魔は、「エボリューション」として鈴木秀樹とのタッグでBブロックに参戦するが、その表情には複雑なものが見え隠れしていた。「プロレスキャリア20年という節目を迎え、これからの自分を考えている」と述べ、悩みや今後の去就についても暗に示唆。新日本プロレスの棚橋弘至の引退発表を受け、彼もまた引退やキャリアの終焉に向けた考えを抱いていることが伺えた。
Aブロックから出場する斉藤ジュンと斉藤レイの「斉藤ブラザーズ」は、世界タッグ王者として全勝優勝を果たし、プロレス史上に名を残すと豪語。ジュンは「ぶっちぎりで優勝する」と自信満々に語り、さらに「試合後には甘いものが食べたい」とユーモアを交えつつ決意を表明した。彼らの意気込みにより、全勝優勝という偉業の達成に大きな注目が集まっている。
12月8日に行われる優勝決定トーナメントに向け、各選手の強い意志と覚悟が記者会見で披露され、ファンの期待も一層高まった。
宮原健斗&デイビーボーイ・スミスJr.圧巻のフィニッシュと勝利への道
2024年11月9日、後楽園ホールでの「世界最強タッグ決定リーグ戦2024」開幕戦にて、注目のメインイベントが繰り広げられた。この試合では、現3冠ヘビー級王者デイビーボーイ・スミスJr.と元王者の宮原健斗がタッグを組み、ベテランタッグの諏訪魔&鈴木秀樹と対戦。両者の意地がぶつかり合う激闘となり、会場の観衆も息を呑む展開が続いた。
試合開始直後から、エボリューションとしてのプライドを胸に、諏訪魔と鈴木は宮原に対して積極的に攻めを仕掛けた。宮原は何度も諏訪魔のラリアットでダウンし、リングの端に追い込まれる場面が続く。スミスJr.もサポートに入るが、諏訪魔の圧力に押される形で、宮原が孤立する状況が長引いた。