清宮初防衛に成功も7・13電撃帰国のYOICHIと武道館決戦 AJ参戦!丸藤に宣戦布告!

(c)prowrestling noah

 プロレスリングノアの横浜大会は、2024年6月16日に横浜BUNTAIで行われ、多くのファンを魅了した。この大会は、驚きの発表や熱い試合が次々と行われ、観客を沸かせた。

メインイベント:清宮海斗 vs. ゲイブ・キッド

 大会のメインイベントでは、GHCヘビー級王者の清宮海斗が新日本プロレスのゲイブ・キッドと対戦した。試合は終始白熱した展開となり、清宮はスピードとテクニックでゲイブ・キッドを圧倒した。ゲイブ・キッドも果敢に攻め、幾度も逆転のチャンスを掴んだが、最終的には清宮がフィニッシャー変型シャイニングウィザードで勝利を収めた。この勝利により、清宮はGHCヘビー級王座の防衛に成功し、観客から大きな歓声が上がった。

 試合後、勝利のマイクアピールを行う清宮の前に、和風のテーマ曲とコスチュームに身を包んだYOICHI(稲村愛輝)が現れた。彼は「次は俺、YOICHIが挑戦するぜ!」と挑戦を宣言。清宮もこれを受け、「海外から戻ってきてすぐ取れるほどこのベルトは甘くねえぞ! 挑戦? 100年早いんだよ!」と応じたが、最終的には挑戦を受け入れた。

 YOICHIはバックステージでも「リングで言った通り、生ヌルい革命家気取った清宮海斗をぶっ倒して、新しいノアの夜明けを始める」ときっぱりと語った。一方、清宮も「ノアの一番いい場所で、おまえに一番の恥をかかせてやるよ。やってやるよ!」と反撃を誓い、日本武道館での挑戦を宣言した。

AJスタイルズの参戦発表

 第2試合終了後には、リング上の大型ビジョンにWWEのAJスタイルズが登場し、驚きの発表が行われた。AJは、7月13日の日本武道館大会で丸藤正道とのシングルマッチを行うことを宣言し、「丸藤、お前にどれだけ才能があるか俺は十分わかっている。しかし俺は負けない。最高な試合にしよう」と挑戦状を叩きつけた。この発表により、会場は興奮の渦に包まれた。

グッド・ルッキング・ガイズ(GLG)の解散

 GLGのリーダー、ジェイク・リーがリング上で重大な発表を行った。彼は「私にはやるべきことがある」と述べ、7月13日の日本武道館大会をもってGLGを解散することを発表した。ジェイクは、この日GLGのYO-HEY&タダスケと組み、オール・レベリオンの拳王&アレハンドロ&クリストバルと6人タッグで対戦し、試合終盤、ジェイクは拳王にFBS(フェイスブレイクショット)を決めて場外に排除し、クリストバルにもFBSを突き刺して勝利した。試合後、GLGの解散と自身の新たな挑戦を宣言し、会場のファンに感謝の意を表した。
 試合後のコメントでジェイク・リーは試合後のインタビューで、G1クライマックスへの出場が決定したことを明かし、「私は常にそう発信し続けてきた。ただそれはずっと叶わなかった。しかし、今回はいろいろなことが合致したので実現した」と語った。彼はまた、「GLGとして7月13日まで。みなさん会場に足を運んでください」とファンに呼びかけた。

 プロレスリングノア横浜大会は、数々のドラマとサプライズに満ちたイベントであった。清宮海斗の王座防衛、AJスタイルズの参戦発表、そしてGLGの解散宣言など、ファンにとって忘れられない一夜であった。プロレスリングノアの今後の展開に期待が高まる中、ファンは次の大会を待ち望んでいる。

■ ABEMA presents GRAND SHIP 2024 in YOKOHAMA
日時:6月16日
会場:神奈川・横浜BUNTAI
観衆:1815人

<第1試合 3WAYマッチ 15分1本勝負>
〇LJ・クリアリー
 7分24秒 牛殺し ⇒ 片エビ固め
●スペル・クレイジー
※もう1人はニンジャ・マック

<第2試合 TEAM NOAH vs. zero1 10人タッグマッチ 20分1本勝負>
〇クリス・ヴァイス 菅原拓也 永尾颯樹 ヤス久保田 ヒデ久保田
 8分25秒 パッケージパイルドライバー ⇒ 片エビ固め
●Hi69 潮崎豪 モハメドヨネ 小峠篤司 齋藤彰俊

<第3試合 タッグマッチ 20分1本勝負>
〇タイタス・アレクサンダー 谷口周平
 11分56秒 ビッグアグリー
●稲葉大樹 マサ北宮

<第4試合 6人タッグマッチ 20分1本勝負>
〇AMAKUSA 大原はじめ 宮脇純太
 9分11秒 開国 ⇒ 片エビ固め
●大和田侑 Eita 近藤修司

<第5試合 シングルマッチ 30分1本勝負>
〇彩羽匠
 11分27秒 ランニングスリー ⇒ エビ固め
●愚零闘咲夜

<第6試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負>
〇ジェイク・リー YO-HEY タダスケ
 11分02秒 FBS ⇒ 体固め
●クリストバル アレハンドロ 拳王

<第7試合 タッグマッチ 30分1本勝負>
〇佐々木憂流迦 小川良成
 13分26秒 変形ヒールホールド
●HAYATA 大岩陵平

<第8試合 GHCジュニアヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
〇ダガ
 14分40秒 ディアブロウイングス ⇒ エビ固め
●スターボーイ・チャーリー

<第9試合 GHCタッグ選手権試合 60分1本勝負>
〇杉浦貴 丸藤正道
 17分46秒 オリンピック予選スラム ⇒ 体固め
●アンソニー・グリーン ジャック・モリス

<第10試合 GHCヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
〇清宮海斗
 27分55秒 変形シャイニングウィザード ⇒ 片エビ固め
●ゲイブ・キッド


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