[ファイトクラブ]TNA交流中NXT数字増加も冒頭バトルロイヤル優勝者がトリで負ける

[週刊ファイト6月27日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼TNA交流中NXT数字増加も冒頭バトルロイヤル優勝者がトリで負ける
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■ WWE NXT
日時:6月18日(現地放送時間 日本WWEネットワーク木曜以降)
会場:米フロリダ州オーランド Capital Wrestling Center

 平均視聴者は724,000人、18-49歳デモグラフィックの平均視聴率は0.26%と、いずれも好調な前週からさらにアップ。ましてこの現地火曜夜は、NHLスタンリー・カップの第五戦ファイナルと裏番組かぶっており、こちらは平均視聴者415万人、18-49歳デモグラフィック1.13%と、この夜の全チャンネルでダントツの1位だったことを思えば、50歳以上の昔からWWE見ているコアのNXT支持者だけでなく、いかに若い新たな客層が「(ライバルの)AEW Dynamiteと見比べても、あるいは一般大衆向きのSmackDown-RAWよりも、こっちの方が面白い」とばかり急増中なのかの証明であろう。

▼NXT視聴者数再逆転!コディ・ローズ派閥ミーチンxジェイド・パーカー

NXT視聴者数再逆転!コディ・ローズ派閥ミーチンxジェイド・パーカー

 もっとも、だからといってこの回のが辛口アリの専門媒体レポートとして中身充実だったかと問われるなら、世の中そんなに甘くはないという難しさも露呈した点は指摘せざるを得ない。


 次期トリック・ウィリアムスが保持するNXT王座への次期挑戦者を決めるバトルロイヤルから。ジョーダン・グレイスの登場以来、TNAとの交流が継続中であり3名が混じっているのだが、特別な紹介はナシ。写真上左のフランキー・ガザリアンはすでにAEWからNXTに転出しているが、実況が紹介したのは若手黒人の成長株ジャーボン・エヴァンス、AEWから転出で猛威を振るうAll Egoイーサン・ペイジ、ジョー・ヘンドリーの3選手だけ。まぁ、「○名参加のバトルロイヤル」という紹介のカードではないので、やたら多人数だったとしか記憶はないのだから仕方ない。
 ということでジャーボン・エヴァンスが生き残ります。


 女子タッグのトリプルスレッド戦は、先にラスベガスでのPLE大会『Battleground』でシェイナ・ベイズラー戦に勝利したテコンドー出身のローラ・バイスと現女子王者ロクサーヌ・ペレス組が勝利。順当と言えばそれまでなんですが・・・。


 アンギャロのThe O.C.は試合が始まってから出てくるミーチンと、売り出し中のローラ・バイスのシングル戦は尺も貰って悪くはありません。なにしろSmackDown-RAWだと女子のカードなんか正味2分のTVマッチなんで、ちゃんとしたのが見たいならNXTとなる次第なのであります。当然ローラ・バイスの開脚式ムーンサルトが決まるんだが、試合を作っていたのは元ミア・イムなのは述べるまでもありません。

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