[週刊ファイト6月27日号]収録 [ファイトクラブ]公開中
▼MJF本年初登場AEW調印Tストーム白川未奈オーエン・ハート杯開始
(c) AEW 編集部編
■ AEW Dynamite
日時:6月19日(現地時間)
会場:米ヴァージニア州フェアファックス イーグルバンク・アリーナ
怪我もあり長期でテレビから消えていたMJFのお出まし。これが2024年の初登場である。ルーシュとの熱戦はロス・インゴのポーズ他、お互いのレパートリーを再紹介みたいな展開だったが、ここは当然MJFが勝利。しかし、ルーシュにはドン・キャリスが「負けた時こそがチャンスなんだ」と励ますバックステージのセグメントが付随してました。
現地時間6月30日のロングアイランドと実況には紹介されているが、現地事情に詳しいならどちらかといえばクィーンズ地区で開催される2024年の『Forbidden Door 禁断の扉』で対戦するインターナショナル王者ウィル・オスプレイと、AEW王者Swerveストリックランドの睨み合いは、「俺こそ世界最高のレスラーだ」の言い合いに。
最後はオスプレイの妻や息子(連れ子)とのトラブル?に言及したSwerveにウィルが激怒という仕込みにしてました。
実況が<オールスター8人タッグマッチ>と強調するマーク・ブリスコ&カイル・オライリー&オレンジ・キャシディ&ダンテ・マーティン組に、ロデリック・ストロング&カイル・フレッチャー&竹下幸之介&ザック・セイバーJr.は、尺も貰えたから単なる顔見世に終わらずよろしかったかと。マニアックな解説によると、「カイルとロデリックは以前組んでいたこともあり・・・」と、そこはWWEの実況とは違います。
試合はキャシディがストロングにオレンジパンチを見舞うフィニッシュ。ザック・セイバーJr.が久々にAEWなんで、試合後にインタビューで突っ込まれ、「負けた? 関係ない。だいたいこれは俺の普段TMDKのチームじゃない」とか、これまた世界全体を見ているマニアでない限りはわからないことを述べてましたが、AEWのやり方だなぁ、と。やはり比較するのはWWE本隊ではなくNXTなのであります。
嫌味な重役ヒールのヤングバックスが、アクレイムドに負けたりすると、「やぁ~い!」と思ってしまうのは本誌だけではないんですが、そのカードに続いてがお待ちかね、トニー・ストームと白川未奈の王座戦調印式なのであります。
これがこの回のハイライトなのでは? いや、現地客の反応からも皆さん#WeWantMinaなんだから、本誌の好みからの紹介ではありません。
そして・・・