映画『アイアンクロー』「人生には、諦めずに闘う価値がある」ケビン・フォン・エリック本人が作品に込めたメッセージを語る《特別映像》が解禁!

 幼少期からプロレスに夢中になり、9歳の頃から“鉄の爪”の元祖フリッツ・フォン・エリックや、その息子たちであるフォン・エリック兄弟のファンだったというショーン・ダーキン監督は、自ら「プロレス狂」であると公言する。本作のテーマについて「映画化にあたりケビンがこだわったのは、兄弟の絆を描くことだった」 と話すように、父フリッツではなく次男ケビンを中心に置くことで、プロレス界の大スターであったフォン・エリック家の兄弟たちに何が起こったのかを描き出していく。こうしたアプローチについて、現在フォン・エリック兄弟の中で唯一生存するケビン・フォン・エリック本人は「安心して彼に任せられた」と、納得して製作が進められたことを明かしている。

 ケビンを演じたザック・エフロンは「役作りは今までで最も大変だった」と振り返っており、随所に散りばめられた本編シーンからも、驚異的な肉体改造の成果を垣間見ることができる。ケビン本人も 「ザックのロープワークには驚いたよ、プロ以上の技術だ」と絶賛するほどの迫真の試合シーンにも注目だ。兄弟の中でのまとめ役を演じたザックは、「ハイスクール・ミュージカル」シリーズや『グレイテスト・ショーマン』(17)で見せた甘いフェイスではなく、これまで目にしたことのない哀愁帯びた静かで繊細な演技を見せているが、今は亡き兄弟を演じたキャストを見て、ケビンは「劇中のセリフは弟が話しているようだった」と思いを馳せていた。

 本格的なプロレスシーンにも注目だが、四男ケリーを演じたジェレミー・アレン・ホワイトは、 「監督は兄弟の物語を可能な限り忠実に描いた、常に支え合った彼らの愛もね」と、本作が単なる悲劇で終わらないエモーショナルな人間ドラマに仕上がっていると絶賛。愛する兄弟たちに先立たれ、ひとり生き残るという想像を絶する経験をしながらも、妻と子供を守ろうとするケビンの姿に、観客は心を揺さぶられるはず。現在66歳となったケビンが口にする「人生には意味があると感じてほしい、諦めずに闘う価値があるとね」という想いからは、彼の人生の重みを感じ取ることができるだろう。

プロレス界で”史上最強”を追い求めたフォン・エリック家の真実の物語『アイアンクロー』は、4月5日(金)より公開。

リング上の興奮と、家族の愛情と葛藤のドラマをぜひスクリーンで目撃してほしい。

◆特別映像(YouTube)

■ 映画 アイアンクロー
公開:4月5日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
配給:キノフィルムズ
(c) 2023 House Claw Rights LLC; Claw Film LLC; British Broadcasting Corporation. All Rights Reserved.

映画『アイアンクロー』4・5公開!ケビン軸に呪われたフォン・エリック家


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