[週刊ファイト2月29日号]収録 [ファイトクラブ]公開中
▼録画NXTショッツィ前十字靭帯断裂 代打に防衛ライラ・ヴァルキュリア
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■ WWE NXT
日時:2月20日(収録2月13日 現地放送時間 日本WWEネットワーク木曜以降)
会場:米フロリダ州オーランド Capital Wrestling Center
WWEクルー陣が『Ellimination Chamber』でオーストラリア遠征になるため、先週に2週分の収録となったNXTなんだが、今のネット時代、結果はスグに駆け巡ってしまう。ただ、ショッツィがACL(前十字靭帯断裂)をやっちゃたらしいことはブロン・ブレイカー&バロン・コービンのWOLF DOGSがタッグ王座を戴冠した先週段階から伝わっていたものの、アングルなのかリアルなのか不明だったのは・・・残念ながらガチなのでした。
ショッツィは給料面ではSmackDown-RAWになったものの、イマイチ活躍できずNXTに出戻っていたんだが、義理の父と白人の父(母親はフィリピン出身)を立て続けに亡くして、どうやら精神的に追い詰められていたのに休まなかったことが元凶になるようだ。「打ちのめされている」とインスタグラムに「9ヶ月は戻れない」ことを明かしていた。
ということで番組トリから先に紹介するが、ライラ・ヴァルキュリアの女子王座防衛戦であり、ショッツィがエプロンサイドでDDTを見舞うんだが、着地の際にギクっと・・・あちゃ~。録画番組なので、現場で何分の中断だったのか不明なのだが、ロックの実娘にして現在GMのエヴァが出てきて、「ショッツィは続けられないので、代打でラッシュ・レジェンドと防衛戦をやる」と。
これが番組の中盤のマッチメイクなら、セミやメインの試合を長くしてとか番組枠の埋めようがあったのだろうが、メインの試合なんで、時間が余ったまま終わりにするわけにもいかない。1つ前のセミでケラニ・ジョーダンを下したばかりのラッシュ・レジェンドなら、まだコスチューム着たままだったので急遽となったに違いない。
ヘッドセットを付けてるレフェリーが指示を出していたとはいえ、こういう非常事態に試合を作れるかどうかで真の技量が問われるもの。いくら女子バスケ業界では大物スターだったにせよ、これまで本誌はラッシュおばはんのことを辛口でしか記事に残してないんだが、6,7分だったか試合やれていたのは誉めないといけない。そりゃもとからライラ防衛なんだが、なんとか番組を成立させていたのでした。
はい、今週のWWEは、ビンス・マクマホンの性加害醜聞の細部が次々と明らかになって、ニュース面では正直うんざりか。ただ『レッスルマニア』に向かっているWWEは、一般向きSmackDown-RAWの視聴率は好調維持なのでありました。