[週刊ファイト2月22日号]収録 [ファイトクラブ]公開中
▼MLW小島聡OKUMURA-デイビー・ボーイ・スミスjr.リチャード・ホリディ
photo by George Napolitano w/編集部編
・ファンタスティカマニア欠場により結果的に今回だけとなったCozyMAX
・死体袋に入れられCONTRA軍に担がれ消えたファトゥはMLW最後?
・シーザー・デュランContra総師 トム・ローラー 増えてきた女子勢等々
■ MLW The Burning Crush
日時:2月17日(現地放送時間 収録2月3日)
会場:米ペンシルバニア州フィラデルフィア 2300アリーナ
昨年の終盤辺りからMLWは1つの大会にフルに2番組を収録。1つはPPVとして生配信され、もう1つは2週間後にYouTubeでも見ることのできるFREEの大会という位置づけになある。MLWと本誌は独占なので、ジョージ・ナポリターノ記者からこちらの大会の写真も早くから入稿しているのだが、せっかく日本からもYouTubeで簡単に楽しめるとなれば、それがアップされてから紹介するのが筋となろう。
ということで、内部者になってしまう本誌的には実際の当日の試合順と違うのは無論のこと、舞台裏の笑える点に気づいてしまうのだが、聖地フィラデルフィアの目の肥えたお客さんも寛容なのだが、本誌もそこは突かないでおく。そりゃ中身の質的にはPPV番組の方に集中してあるので、このThe Burning Crush番組は、あくまで一般ファン向きのショーケースと捉えていただきたい。
とはいっても、新日本プロレスの小島聡とCMLLのOKUMURAが”CozyMAX”として、外敵軍WTF(WWEへの当てこすりWorld Titan Federation裏はWhat The Fuck?の略)のデイビー・ボーイ・スミスjr.&リチャード・ホリディ組となれば、日本のファンにとっても興味深いマッチメイクであることは述べるまでもない。
ファンタスティカマニア欠場により結果的に今回だけとなったCozyMAX
<番組セミ>
CozyMAX(○小島聡 OKUMURA)
6分52秒 ラリアット
WTF(デイビー・ボーイ・スミスjr. ●リチャード・ホリディ w/ミスター・セント・ローレント)
AEWで大ブレイクを遂げたMJFのことを、AEWの生え抜き選手であるかのように紹介されることが多いのだが、本誌のMLWタグを過去に遡れば出てくるように、最初に関係者に目を付けられたのは間違いなくMLWなんであって、そこでリチャード・ホリディと仲が良かったことから、「ホリディもAEW入りか」と取り沙汰され、実際DEVIL仮面がDynamite番組に登場してからは、正体はMJFではなくホリディと囁かれたものだ。ただ、結果的にAEWはホリディを採用しなかったようで、しばらくMLWから消えていたこともあって、大河ドラマとしては外敵軍WTFの参謀格になっている。
現在、新日プロの『ファンタスティカマニア』に来日中のOKUMURA、コンディションもバッチりのようでやはり彼とWTF軍との絡みが本誌的には注目のタッグだったかも。なにしろ、デイビー・ボーイ・スミスjr.と小島聡は、新日で何度も闘っている相手なんで、いつもの攻防でしたから。
専門媒体としては、職人ホリディが試合を作っていたこと。最後は寝る役なんだが、MJFと同じく頭が切れるタイプなんだと再確認させてくれた。それにしてもCozyMAXというチーム名、笑えます。
ちなみに小島は、『ファンタスティカマニア』欠場になり、OKUMURAとのタッグは日本では実現せず今回だけの貴重なカードに。あたかもMLWで怪我したかのような大本営発表になっているのだが、細部を見てレポートしている本誌は・・・そのような広報には従いません。
死体袋に入れられCONTRA軍に担がれ消えたファトゥはMLW最後?
<番組メイン>
○マッズ・クリューガー w/CONTRA軍
11分16秒 Scorched Earth
●ヤコブ・ファトゥ