[週刊ファイト1月18日号]収録 [ファイトクラブ]公開中
▼2024ドラゴン新年、藤波辰爾が京都でスポーツ&ウェルネストーク開催
photo & text by 藤井敏之
・藤波辰爾新春放談@イオンモール京都
・健康の秘訣は? 現在の運動はされていますか?
・ベスト・バウトは? アントニオ猪木
・木戸修さんとの思い出?
・息子LEONAをイギリスのライレージムへ預けた理由
・ビリー・ジョイスさん カール・ゴッチの教育法
・ホースト・ホフマンにおもちゃのようにされた苦い思い出
・藤波親子とHJTプロダクション緒方公俊代表
新年が明けて早々、ドラゴンイヤーを記念し藤波辰爾のトーク・ショーがイオンモール京都にてスポーツ&ウェルネスをテーマとして開催された。
昨年の12月28日に70歳になられたようには見えない若々しい姿で壇上に立たれた。
今回は健康とスポーツというテーマでトーク後、質問コーナーが設けられ、トーク・ショー会場は藤波の登場前からぎっしりのお客さまが待ち構えておられる。さすが昭和のゴールデンタイム8時台に地上波で活躍されてきた選手は。いまだに知名度がすごい。
①健康の秘訣は
今でもリングに上がる事が健康の秘訣、不思議とリングに上がる事によりパワーが貰える。
朝から軽い運動を行い、よく食べて良く寝ることが一番である。
②現在の運動はされていますか
日々のストレッチは大切である、特に肩甲骨を大きく動かすことを意識している。
「カール・ゴッチさんは練習しているレスラーは背中を見れば判る」と言われていた。
そういえば動物園のゴリラの背筋は素晴らしいと思う。現在、週に4回から5回、日々約4時間ほどのトレーニングは欠かさない。そして今日できる事は今日しなければならない。何故なら今日したことは必ず明日効果として出てくる。「今やる!」という気持ちを持つことが大切。
最近は息子のLEONAが日々たくましい体に発展しているのを見ると「負けないぞー!」と発奮させられる。
その後、質問コーナーへと進む
①ベスト・バウトは
スタン・ハンセン、タイガー・ジエット・シン、ブルーザー・ブロデイ、アブドーラ・ザ・ブッチャーそしてアンドレ・ザ・ジャイアントらとの対戦カードを控室で聞くと、鞄を持って帰りたい気持ちになった。でも良い時代にプロレスができ本当に感謝している。
②木戸修さんとの思い出
日本プロレス時代の2年先輩で、すごく練習熱心であった印象が強い。一緒に西ドイツ遠征に行き同部屋になると、その几帳面さをマジかに見て驚く。試合中も髪の毛を触られて型が崩れるのをひどく嫌がっていた。
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▼訃報“イブシ銀”のファイトで知られた木戸修選手を偲んで・・・
②アントニオ猪木さんとの思い出
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1977年1月、スタン・ハンセン新日マット初登場
やはり1988年8月8日、横浜文化体育館での試合。自分がIWGPチャンピオンで猪木さんがチャレンジしてくるという夢のようなカード。アントニオ猪木の強さを肌で感じると共に、アントニオ猪木を独り占めしている時間が有り難かった。60分時間切れの時、最後に猪木さんが自分に覆いかぶさって来たのは猪木さんのプライドだと感じた。
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その後、控室でも少し話が効くことができた
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