8・30KBS京都ラジオ“テキサス・ブロンコ”テリー・ファンクさん追悼番組

 8月30日(水)、KBSラジオにて先日(2023年8月23日)お亡くなりになった昭和プロレスのアイドル的外人ヒーローであった“テリー・ファンク”を藤井敏之記者が思い出を振り返りながら追悼する。
 昭和プロレスファンは熱狂した時代のスーパースター、昨年のアントニオ猪木(79歳)に続いてのテリーファンク(79歳)の訃報にかなりのショックを受けているようだ。
 週刊ファイト8月24-31日号が売れているのは、2週分のボリュームもあるとは思われるが、電子書籍ジャーナルのみ収録のテリー追悼が決め手なんだと思われる。

’23年08月24-31合併号TファンクBワイアット追悼 あきぴ G1 HEAT-UP NewBlood10 DG大田区

 8月31日、あの涙の引退式(1983年8月31日)と同日にテキサスはCanyonでお通夜、9月1日、Amarilloにおいてお葬式が営まれるとのことだ。

 今回の放送では1970年、金髪を七三分けにしてお兄さんのポリスマン的役割で初来日した若さが漂ってくるような時代から、全日本プロレスのオープンタッグ選手権試合決勝でアブドーラ・ザ・ブッチャーとザ・シークにより右腕をフォークで刺されるという、あのハードコアな試合を行いテリー人気が一気に大爆発するまでを時系列的に追って語っていく。

 個人的には1970年7月27日の大田区体育館において、NETが生中継したテリー・ファンク日本デビュー戦の試合が特に印象深い。ファンク兄弟の初戦の相手が当時のアジア・タッグ選手権チームのアントニオ猪木&吉村道明である。1本目はアントニオ猪木のコブラツイストががっちりテリーに決まる。ところが2本目からはファンク兄弟の連携がすこぶるよくなり、ドリーが吉村を得意のエルボースタンプを打ち込むやいなやテキサス・ブロンコ・スープレックスで叩きつけると、弟テリーも連続技で吉村をダウンさせた。
 3本目は日本で初披露の兄弟によるツープラトンのスープレックスで、孤軍奮闘するアントニオ猪木をフォール。2-1で鮮やかな勝利を飾るという幸先良きスタートを飾ったのだった。

 まったく兄ドリーとはファイトスタイルが異なり、すべての技が強引で荒っぽくダイナミックながら未だキャリア4年ゆえ、どことなく未完成のように見えるが、怖いもの無しのように猪木&吉村にアタックしてゆく様に将来ドリーとは違うスタイルでプロレス界を席巻するだろうという予感はした。ただ当時から全盛期の、あのオーバー・アクションが試合中に何度か垣間見れたものだ。あれこそテリーの真骨頂でもあるのだから・・・。

 30分ほど語りつくしますので是非ともお聞きいただけたら幸いです。
 8月30日(水)KBS京都“角田龍平の蛤御門のヘン”19時30分から21時。
 後日、ポッドキャストで聞くこともできますので(蛤御門のヘン)で検索してくだい。


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