[週刊ファイト8月3日号]収録 [ファイトクラブ]公開中
▼AEWオレンジ27防衛PACグラビティ3wayルチャ兄弟BフレンズBCC
(c) AEW 編集部編
■ AEW Dynamite
日時:7月26日(現地時間)
会場:米ニューヨーク州アルバニー MVPアリーナ
番組はダービー・アレンのARフォックス推薦モノローグから。なんでもインディー時代、カネもなく車で寝泊まりしていたダービー君に「じゃ、俺の家に泊れ」と言ってくれたのがARフォックスなんだそうで、実際二人がタッグで闘っている昔の映像も挿入と。そしてDynamiteはやはりオレンジ・キャシディからとばかり、あの入場曲が鳴って条件反射的に”安心のAEW”となるのかも。
試合はイイ試合となり、最後はマウストラップで27度目のインターナショナル王座防衛となるのだが・・・。サングラスをARフォックスにかけてやりといつものHappy Endかと思いきや、ARはサングラスをひねりつぶし、ブン殴るのだ。血相変えて紹介者ダービー・アレンが花道に出てきて、「なんてことしてくれるんだ」と抗議なんだが、ARはヒールターンなんでしょう。
さらにそれだけで終わらず、客席からジョン・モクスリーが出てきてさらにオレンジに暴行。パラダイムシフトまで見舞ってなるほど、MOXの次の照準はインターナショナル王座のようです。
ここで先週のBlood & Gutsのおさらい映像が挿入。WWEのように冒頭からとはしてない違いがあるが、イチバン激しく流血させられたウィラー・ユウタのフィギュア発売って・・・。
I call this one GODS AT PLAY . Sammy and Garcia think they are bigger than their Daddy?? Just look at us. #Destiny pic.twitter.com/DfVVaunww3
— The Invisible Hand (@TheDonCallis) July 27, 2023
さて、28年前、昔のカルガリー時代に故バッドニュース・アレンに従う若き日のクリス・ジェリコと、髪がふさふさのドン・キャリスの子分二人は急接近を始めたのだが、なんと油絵が出来たそうで出して”GODS AT PLAY”なんだそうです。
このフォロー・セグメントは後半にも2度出てきて、お腹が大きいのを誇示するタイ・メロと美貌度アップのアナ・ジェイ、それにカナダのギークたちと親分がロッカールームで揉めてました。結局JAS(ジェリコ・アプリシエーション・ソサエティ)のサミー・ゲバラ&ダニエル・ガルシア組と、ジェリコに竹下幸之助というタッグがDynamite200回記念の来週カードとなるのでありました。先に出しておきます。
ジャングルボーイが「俺はジャック・ペリーだ」とかから、HOOKを倒したFTWのベルトを「こんなECWのインチキ王座を・・・」とか言い出して、選手だけでなく末期は今のAEWと同じ役職のエージェントもやっていたジェリー・リンが出てきて、「今のお前があるのはECWのおかげ」とか返すのだが、本誌的には「なんのこっちゃ?」が正直なところ。もちろんジャック・ペリー少年がECWにかかわったことなんかありえません。
それより、HOOKが一人寂しく地下鉄に乗るスキットが挿入されていて、それが妙に哀愁だったんだけど、ジャングルボーイ、口も悪くなりました。
PACが、メキシコ国旗のパッチ付けているグラビティという選手にブルータライザー決めるカードありましたが、紹介には値しません。クラウディオ・カスタニョーリと仲間割れしてスグにROHの『Death Before Dishonor』ではROH世界王座に挑戦するも負けてましたけど。
恒例となったMJFとアダム・コールの仲が深まっているスキットの事前収録セグメントも挿入。但し、「リマッチの機会も与えてやる」とのことなので、いずれは仲間割れでしょう。