[ファイトクラブ]守屋博昭エナジャイズ天美我堂/小島聡・橋本大地招聘で会場超満員!

[週刊ファイト8月3日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼守屋博昭エナジャイズ天美我堂/小島聡・橋本大地招聘で会場超満員!
 photo & text by 西尾智幸
・地元人気に加え、小島聡、橋本大地、杏ちゃむら参戦
・小島のテーマ曲の『RUSH !!』が鳴り響くとボルテージMAX
・バチバチの打撃戦も一枚上手の小島に守屋博昭轟沈
・BREAKING DOWNもどきは失敗か? 観客がついて行けず
・女子の対戦は現役シンガーvs.グラビアアイドル
・暑さなの? 橋本大地はお疲れ気味に見えた


守屋博昭エナジャイズ天美我堂/小島聡・橋本大地招聘で会場超満員!

■ エナジャイズ!プロレス 『Big dream’s 23』
日時:7月23日(日) 13時開始
会場:大阪府松原市・天美我堂公民館
観衆:220人(超満員・主催者発表)

 守屋博昭を中心に2021年の旗揚げから大阪を拠点に活動しているエナジャイズ。守屋は栗栖ジム出身で、1995年にその栗栖正伸を相手にデビュー。小柄ながら、ガッツあるファイトは定評がある。同会場では、昨年以来1年ぶりとなる。松原市というのは、大阪市内から少し離れた場所で決して便利ではない。更に34度超えの炎天下、最寄駅から更に1km弱歩くにもかかわらず会場は超満員となった。勿論、初のメジャー団体から参戦の小島効果も大きいとは思うのだが。


 試合前、小島など一部を除く選手が登場し、守屋からの挨拶後、「1、2、3、エナジャイズ!」の合唱で試合開始!

メジャー・インディ・AEW…いつどこでもイイ仕事ができる男・小島聡

<エナジャイズ!プロレスVS.新日本プロレス~スペシャルドリームマッチ~>
○小島聡
 13分52秒 ラリアット⇒体固め
●守屋博昭

 先に小島が入場。テーマ曲の『RUSH !!』が館内に鳴り響くと、観客も一気にボルテージが上がり空気も一変。そして大小島コール! また小島自身の表情がいい。逆に守屋は緊張の面持ちだ。

 特別レフェリーは和田京平! 握手をかわしゴングが鳴る!

 試合はエルボー、チョップの打撃合戦が多かったが、やはり小島の一発は重い。
 乾いた音が館内に響く度に、観客も『おおーっ』となり、守屋もぐったりとしてしまい、思わず和田レフェリーも『守屋、もっといけ!』と檄を飛ばす。


 『いっちゃうぞ、バカヤロー!』エルボーは阻止し、『こちらもいっちゃうぞ!』とコーナーに上がり、エルボーを落とすのかと観客は期待したが、遠慮気味でカッコ悪いストンピングだったので、ちょっと笑いが起きてしまった。同じ技でも、昭和のディック・ザ・ブルーザーのアトミックボムズアウェイは説得力があったのに。
 その後も、ブレンバスター、シャイニングサンダー、更にストレッチプラムと攻めたがここまで。小島は、スタナーを食らわせると、サポーターを外し、首を刈るような強烈なラリアット一閃。守屋に返す力はなかった。

 小島は、マイクを持つと『守屋…いや守屋さん、今日はエナジャイズプロレスに呼んでくれてありがとうございました。大阪で知らない人はいないと言われている守屋博昭と対戦できて光栄です。ありがとうございます。こんなにたくさんのお客さんが集まってくださったので、最後はしっかり自分で締めてくれ。今は辛いけど、もうちょっとしたらまた元気になるから。ということでありがとうございました。いっちゃうぞ! バカヤロー!』
 そして、守屋がマイクを持ち『小島聡選手、正面切って叩き潰してくださってありがとうございました』と言い、また観客にも『今日は暑い中、松原市まで観に来て頂いて、ありがとうございます』とお礼を述べた。最後は、集合写真を撮るのでと参戦選手に呼び掛けたが、なぜか半分ほどしか集まらなかったのはご愛嬌(笑)。

記事の全文を表示するにはファイトクラブ会員登録が必要です。
会費は月払999円、年払だと2ヶ月分お得な10,000円です。
すでに会員の方はログインして続きをご覧ください。

ログイン