一夜の夢『中嶋勝彦-宮原健斗』中嶋に軍配!プロレスリング・ノア後楽園ホール大会

■プロレスリング・ノア 『One Night Dream』
■日時:2023年7月15日(土) 18:30開始
■会場:東京・後楽園ホール
■観衆:1,515人

 2023・7・15プロレスリング・ノア後楽園ホール大会。
 2020年の新型コロナウイルス禍で、同年7・18に有観客興行が再開されてから約3年を迎えようとしていたこの日、ノアの単独開催となる後楽園ホール大会ではコロナ禍以降初となるフルサイズ仕様での満員札止めとなった。

 皆の目当ては、『中嶋勝彦vs.宮原健斗』による禁断のシングルマッチ。
 健介オフィス出身という経歴ながら、互いにノアと全日本で参戦先が分かれていたものの、2つの点が再び交錯したのは2023・2・21ノア東京ドーム大会。そこから約5ヶ月後に実現したシングルマッチに、チケットは前売り段階で完売を記録した。

 この世紀の一戦を見届けるべく集まった1,515人の前で、宮原と中嶋は30分超えの熱闘を見せたものの、最後は中嶋がバーティカル・スパイクで試合に終止符。

 しかし、ノア主催興行にも関わらず、入場時から圧倒的な健斗コールでホームジャックを果たした宮原健斗の存在感は、方舟マットにしっかり刻み付けられたのであった。

試合結果

<メインイベント スペシャルシングルマッチ 時間無制限1本勝負>
○中嶋勝彦
(34分12秒 ヴァーティカルスパイク⇒片エビ固め)
●宮原健斗

<セミファイナル 6人タッグマッチ>
HAYATA ●レイ・エスコルピオン ダンテ・レオン
(13分29秒 ラ・ミスティカ)
○ドラリスティコ ニンジャ・マック AMAKUSA

<第5試合 N-1スペシャルタッグマッチ>
ジェイク・リー ●拳王
(16分15秒 豪腕ラリアット⇒片エビ固め)
イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr. ○潮崎豪

<第4試合 N-1スクランブル 8人タッグマッチ>
○ランス・アノアイ アダム・ブルックス サクソン・ハックスリー ジャック・モリス
(11分17秒 サモアンスプラッシュ⇒片エビ固め)
マサ北宮 ●征矢学 稲葉大樹 稲村愛輝

<第3試合 タッグマッチ
○ジャジー・ヤン 高瀬みゆき
(9分46秒 ムーンサルトアタック⇒片エビ固め)
●ハイビスカスみぃ 優宇

<第2試合 6人タッグマッチ>
ジミー・ヤン ●スペル・クレイジー スタリオン・ロジャース
(7分40秒 顔面G⇒片エビ固め)
アンソニー・グリーン ○YO-HEY タダスケ

<第1試合 シングルマッチ 大和田侑デビュー戦>
○藤村加偉
(5分53秒 逆エビ固め)
●大和田侑

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