■ スターダム FIBREPLEX presents NEW BLOOD 9
日時：6月2日
会場：東京・品川インターシティーホール 観衆306人（＝主催者発表）
＜第7試合 フューチャー・オブ・スターダム選手権試合 15分1本勝負＞
[王者]○吏南
11分52秒 ハイドレンジア
[挑戦者]●レディ・C
※第10代王者が初防衛に成功
共に初めてのメイン・シングル。リングサイドにはQQ全員。抗争中の林下と上谷もこの時だけは別だ。「負けたら年内引退」とSNSで語っていたレディ・Cはいつものスローな大技を封印、関節技や抑え込みで懸命に勝ちに来る。吏南も対格差にやや苦戦も、素早い動きでレディを翻弄。再度は戴冠時も使った脱出不能、木村花直伝の「ハイドレンジア」で勝利。
試合後は16歳の吏南が、28歳の元教師レディ・Cに「簡単に引退なんて口にするな、あんたの3年間はなんだったんだ？」、「もっともっとやれるだろう。父さんとの約束ってなんだよ？ 自分の人生じゃん」と説教した。
＜第6試合 NEW BLOODタッグ選手権試合 20分1本勝負＞
[王者組]〇スターライト・キッド KARMA
13分41秒 黒虎天罰⇒片エビ固め
[挑戦者組]●稲葉ともか 稲葉あずさ
※初代王者組が2度目の防衛に成功
J.T.Oのカラテ姉妹には、まだまだ挑戦者には荷が重かった。試合終了後は「AZM＆天咲」が次期挑戦アピール中に「羽南&飯田」組も割って入り、SLKが「挑戦者決定戦か３WAYか、会社に任せる。面白くなってきたなぁ」と。
次回、New Blood 10回記念大会（品川インターシティ大ホール）での決着となった。
＜第5試合 超新星五番勝負ファイナル 15分1本勝負＞
○AZM
13分46秒 ダイビング・フットスタンプ⇒体固め
●天咲光由（5敗）
天咲、AZMの好リードに加えQQ全員がセコンドに付きようやくハッスルも、結果は「5番勝負全敗」に。いまだにスペース・ローリング・エルボーの目測を2度も誤って失笑が漏れた。
＜第4試合 パッション注入マッチ 15分1本勝負＞
○高橋奈七永
14分21秒 ジャパニーズオーシャン・クインビーボム⇒片エビ固め
●桜井まい
高橋のエグイ攻めに時間切れ寸前まで耐えてやり返す桜井。
試合後、高橋は「パッション」を認めてPassionタオルを渡すも、貴婦人は「誰が触ったかわからない、汚い！」と拒否。ちなみに、毎回のマイクアピールのおかげで「富士そばアンバサダー」の話が決まりそうな桜井は、「今日は品川駅前の富士そばで21~23時まで、スターダムファンの庶民どもは天かす無料だっ！」とアピール。
＜第3試合 タッグマッチ 15分1本勝負＞
ラム会長 ○尾﨑妹加
10分55秒 マイカバスター⇒片エビ固め
●月山和香 セクシーダイナマイトプリンセス
月山のパートナーはClub Venusの相方で、コール役に白川美奈が登場し「Sexy！ Sexy！」と連呼。先週の大田区でストロングスタイルで快勝したラム会長もこれに応じ、今夜は本来の（？）お笑い路線。あまりのコミカルさについてゆけず？ 最後は尾﨑が豪快な「マイカバスター」で月山をKOした。
＜第2試合 タッグマッチ 15分1本勝負＞
飯田沙耶 〇羽南
11分20秒 セブンティーン
狐伯 ●琉悪夏
本日のベストマッチであり、MVPは「羽南」と「狐伯（元マーベラス・神童ミコトが改名）」だった。お手並み拝見と余裕の羽南はすぐに顔色が変わり、派手な技をやめて柔道殺法に。今後の「New Blood名勝負数え歌」化が見込める好試合に。これは6月9日（金曜）発売の週刊ファイト収録、近日公開の[ファイトクラブ]詳細拡大版でじっくりと語り尽くしたい。
＜第1試合 タッグマッチ 15分1本勝負＞
MIRAI ○壮麗亜美
11分43秒 変形逆エビ固め
HANAKO ●さくらあや
ゴッデスオブ・スターダム王者チームによる新人育成マッチ。ただ、王者チームもキャリアが短いせいか、新人の引出しを引き出せず。「カラテ殺法のさくらい」と、「現役最高身長（181㎝）HANAKO」は、まだまだやれるはずなのだ。
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