映画『レスリング・ウィズ・シャドウズ完全復活バージョン』トークイベント

■■■ 映画『レスリング・ウィズ・シャドウズ』製作２５周年記念イベント ■■■
■■■「ハイブリッドトーク.4 AKIRA with 飯伏幸太」オフィシャルレポート ■■■

　映画『レスリング・ウィズ・シャドウズ完全復活バージョン』製作25周年を記念した格闘界の猛者たちによるトークイベント「ハイブリッドトーク.4　AKIRA with飯伏幸太」が5月３日(水・祝)ユーロライブにて開催された。

　一番手のトーク対決は、本能のリアルプロレスラー・ミノワマンZ選手と、『RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI』で激しいバトルを繰り広げたV.V Mei選手。
　ミノワマンZ選手は「プロレスの裏側を公表したことで、プロレスファンにとって見方が変わる映画」と本作の存在意義を力説。
　本作にスタッフとしても参加したMei選手は「これは自分の物語かなと思うほど、海外の某団体でこの映画に近い体験をした。何度も泣きそうになりながら、映画のプロモーションをしました」と。これにはMCユリオカ超特Q氏も「まさにブレット・ハートの立場！」と感慨深げだった。

　続いて、ブレット・ハートと新日時代に一度戦った経験を持つ前田日明氏が登場。
　「どこのプロモーターにもありそうな話だと思う」と映画への率直な感想を述べ、その後は日本やアメリカのプロレス業界の暴露トークに突入。ディープすぎる裏話は盛り上がりすぎて、MCのハチミツ二郎氏も「ブレット・ハートの映画イベントで、まさかそんな話をされるとは！」と大爆笑。

　続いて、本作で日本語字幕監修に初挑戦した中井祐樹氏と、多くの試合を最も間近で見てきたレフェリー歴30年の和田良覚氏が登壇。
　和田氏は「ハート家の地下室から断末魔のような声が聞こえるシーンはUWFインターナショナル時代を思い出した、自分は選手でもないのに・・・」と笑いを取りつつも、「先人が歴史を作ってくれたおかげで今の総合格闘技がある」と明言。
　柔術の神にして映画ツウでもある中井氏は「新字幕では『プロレス』というワードを『レスリング』に変え、文化としてのレスリングを大事にした」と締めくくった。

　そしてこの日のメインイベントとして、前田日明氏と飯伏幸太選手の顔合わせが実現。
　「小学6年生の頃から前田さんの試合をビデオでよく観ていた」という飯伏選手に対し、前田氏も「デカいレスラーをどのようなスタイルであれ引っ張り回せるようになれば一人前だ」とアドバイス。
　さらに、本作の公式アンバサダーを務めるジョシュ・バーネット選手がスペシャルゲストとして参戦し、「プロレスの歴史にとって、そのバックグラウンドや登場人物の人柄に至るまで、大事な出来事に触れている映画だ」と注目ポイントを解説。

　飯伏選手はバーネット選手が主催する「ブラッドスポーツ９」で1年5か月ぶりにリング復帰を果たしたばかり。「二人が今後戦う可能性はある？」という問いかけに、「いつでも、どこでも、リングで戦いたい！」と共に対戦への意欲を見せた。
　そして最後にトークゲスト全員がステージ上に集まり、プロレス愛と映画愛を語りつつフィナーレを迎えた。

■【新情報】上記「ハイブリッドトーク.4 AKIRA with 飯伏幸太」アーカイブ配信（ノーカットバージョン）
好評につきブルーレイ発売を記念して5月26日(金)より配信開始が決定
https://www.ticketpay.jp/booking/?event_id=43642
PPV料金：1,500円

■映画『レスリング・ウィズ・シャドウズ完全復活バージョン』プレミアムオンデマンド公開中