[ファイトクラブ]SDキャリオン・クロス中邑真輔 NXTダイジャック反則イリヤ・ドラゴノフ

[週刊ファイト5月18日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼SDキャリオン・クロス中邑真輔 NXTダイジャック反則イリヤ・ドラゴノフ
 (c) 2023 WWE, Inc. All Rights Reserved. 編集部編

■ WWE SmackDown
日時:5月5日(現地時間 日本YouTube日曜以降)
会場:プエルトリコ・サンフアン コリセオ・デ・プエルトリコ

 なにしろ期待してなかった特番程度と思われていいたプエルトリコの番外編『Backlash』が、お客さんのせいでもの凄い大会になって、現実面ではその現地土曜、日本では日曜以降のSmackDownのYouTubeが出てこないままで、順番としてあとから見ることになったのだが・・・。

 なるほど、プエルトリコだと日本人選手は受けるというか、中邑真輔vs.キャリオン・クロスは素晴らしい試合だった。これは紹介しないといけない。キンシャサが決まるんだが、メインルースターになってキャリオン・クロスが初めてスイングする相手と、良い試合を披露した点でも特筆なのである。どっちが勝ったはどうでもイイことなのだ。

■ WWE RAW
日時:5月8日(現地時間 日本YouTube水曜以降)
会場:フロリダ州ジャクソンビル ベテランズメモリアルアリーナ

 ということで、米国本土に戻ったフロリダからのRAWが、世界ヘビー級王座を巡るトーナメントの開始となる。決勝がサウジPPV大会という流れなんだが、早速、目だった中邑真輔が3way戦として(バッド・バニーと25分の”プロレス”をやった)ダミアン・プリースト、そしてセス・ロリンズと闘うことに。最後、ペディグリーが決まることはわかっていたことだが、Shinsukeが目立つのはよろしいことかと。


 YouTube短縮版の試合カット(笑)に続いて、今度はコディ・ローズが3way戦でフィン・ベイラー、ザ・ミズと世界ヘビー級トーナメントなんだが、事前にCodyの戴冠はあとにするという情報が漏れており、ここではベイラーのクーデグラがミズに決まる結末に。
 ただ、あくまで印象に残るのはブロック・レスナーが、額に縫ったあとをわざと目立つように強調して、左目下の黒いアザも画面が大写しにして、「お前のせいで・・・」とCodyをボコる場面である。結局はこれがハイライトのRAWなのであった。サウジの『ナイト・オブ・チャンピオンズ』の、もう1つの目玉カードがこれで確定となった。

■ WWE NXT
日時:8月9日(現地時間 日本WWEネットワーク木曜以降)
会場:米フロリダ州オーランド Capital Wrestling Center

 今週のNXTは女子王座のトーナメント開始からである。といっても、ジージー・ドリンはなかなかイイ試合がやれないままだ。ティファニー・ストラットンの月面宙返りはベスト・ムーンサルト・エバーと呼ぶのだそうだ。
 ただ、冒頭の試合がイマイチだと、中継のトーンを決めてしまうリスクがある。続く、タッグ王座戦、王者ガラスが、契約終了次第離脱を表明しているダイアドをフォールして防衛というのも、なぜかジョー・ゲイシーがエヴァだけをセコンドに送り(のちにタイラー・ベイトと絡む)、案の定アイビー・ナイルにやられるのも、イマイチよくわかりません。

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