[週刊ファイト3月23日号］収録　［ファイトクラブ］公開中

▼GムタWWE殿堂入り！NXTガラス防衛GウォラーJガルガノ自宅襲撃
　(c) 2023 WWE, Inc. All Rights Reserved.　編集部編

　まずはグレート・ムタのWWE殿堂入りが正式発表された。WWEネットワークのみのトーク番組Bumpで盟友リック・フレアーが発表。彼が紹介する役ということになる。もっとも『レッスルマニア』がハリウッドでの2日間開催になり、現地土曜にはロサンジェルスのダウンタウンにあるCrypto.comアリーナから、西海岸時間では朝の10時（東部時間では午後1時）から『NXT Stand & Deliver』が中継され、現地客は夜の『レッスルマニア初日』にもハシゴが間に合います、ということなんだが・・・。

　つまり、2日開催になってからHall of Fameは独立したイベントではなくなり、現地金曜夜のSmackDownに組み込まれるようになり、昔のように全部で10人とかもなくなって、現時点で”世界一の美脚”にして、一時は俳優のジョージ・クルーニーとも同棲していたDIVA、いや女神様のステイシー・キーブラーに続いて、グレート・ムタでようやく2人目なんだから、発表の遅さ含めてなんと今年は小さなものになるのか。もっともステイシー・キーブラーは資格十分なんだが、武藤敬司はWWEで闘ったことすらないんだが、WWEの殿堂入り選考はご都合主義なんであって、ロジックを期待する方がヤボだろう。まぁ、東京ドームでの引退興行は世界でも大きなニュースだったし、メデタイことには違いない。

■　WWE NXT
日時：3月14日（現地放送時間　日本WWEネットワーク木曜以降）
会場：米フロリダ州オーランド　Capital Wrestling Center

　番組はジョニー・ガルガノが7年がんばったNXTこそがHOMEなんだと訴えていると、実況のジョセフ・ビックがスマホのリアルタイム動画を見せて、グレイソン・ウォーラーが自宅に向かっていると。慌てて車に乗り込むジョニー・レスリングなのだった。

　続いてがNXTタッグ王座戦で、英国でもう何十回とやっているガラス（ウルフギャング&マーク・コフィー）とプリティデッドリー（キット・ウィルソン＆エルトン・プリンス）の定番戦なんだが、後者は恐らく『レッスルマニア』後に昇格なんで、ここはあっさりガラスの防衛に。ただ、替わりに『NXT Stand & Deliver』のホスト役がプリティデッドリーなんだそうです。しゃべれますから。

　事前収録のスキットだから写真はないんだが、ジャングル戦地で闘うようなカムフラージュの仰々しい変装？をしたジョシュ・ブルックスとファロン・ヘンリーが、キアナ・ジェームスのビジネス・オフィスに無断侵入してというアホらしいセグメントも挿入。映画『リコリス・ピザ』だと、年上のお姉さんとの恋はHappy Endになるんだが、キアナと夕食の約束をしているセバスチャンって誰なのか・・・。to be contined…

　先週の里村明衣子戦で、防衛するも倒れ込んで救急車アングルとなったロクサーヌ・ペレスなんで、なんか暫定王者のような扱いになって女子王座決定ラダー戦の予選が始まるという・・・。あっさりとゾーイ・スタークがソル・ルカに勝ちました。

　続いても女子で、3wayのタッグ王座挑戦者決定戦ということで、アルバ・ファイア&アイラ・ドーン、カタナ・チャンス&ケイデン・カーター、アイビー・ナイル&テイタム・パクスリーが出てきます。

　これはなんの意図があるのかと思っていたら、アイビー・ナイルのタッチをテイタム・パクスリーが拒否して、そのまま乱闘になって仲間割れ。おかげでアイラ・ドーンのバックスタバー、アルバ・ファイアのスワントーンボムがアイビーに決まってしまう。なんか、イマイチ誰にも感情移入出来ませんねぇ。そもそもなんでアイビーとテイタムが組むようになったのかも曖昧だったから。