[ファイトクラブ]銀座 三州屋 北の大地エスコンフィールドへ 銀座の鉄人・三州ツバ吉

[週刊ファイト3月23日号]収録 [ファイトクラブ]公開中 

▼銀座 三州屋 北の大地エスコンフィールドへ 銀座の鉄人・三州ツバ吉
 photo & text by 大島慶山

 マスクルール緩和され街行く人々も、格闘技会場でも、マスクを着用しない方を多々見かけるようになった。
 本来は、マスクを付けないのが通常なのだが、筆者もアウトドアでは付けないと、なにか落ち着かなくなっている自分に気づいた。風邪や、冬の寒冷な季節以外で、マスクを日常でつけることが、普通になるようなことを、誰が予想したことだろうか。「えんとつ町のプペル」の舞台として描かれた架空の町。スモッグに覆われた町じゃあるまいし。

 筆者は、寒さが 大の苦手で、2年前に沖縄に半年間移住していたことがある。その後も、毎年冬には移住するつもりだったが、様々な理由でとりやめている。そんな筆者が、たった1度だけ北の大地・北海道に足を踏み入れたことがある。2001年の7月20日に開催された、新日本プロレスの札幌ドーム大会観戦を主軸にした旅行だ。

 その後も、様々なプロレス団体が興行を開催しているが、スタジアム規模の会場での興行は残念ながらない。
 当時、筆者も札幌ドームでの興行は、これ一回だけになりそうだなと、良からぬ予想をしたので、一生、行くことはないだろうと思った北海道に出向いた。

 季節が、真夏だったのもあった今はなき、札幌中島スポーツセンターでは、藤波辰爾 対 長州力の試合前に藤原喜明が、鉄パイプで襲撃した大事件が勃発している。雪降る中を、リングコスチュームのまま、藤波が「こんな会社辞めてやる」と、涙しながら歩いたことでも有名だ。
 そんな札幌から約40分の場所にエスコンフィールド北海道が設立された。阪神タイガースや日本ハムファイターズ、メジャーリーグでも活躍した新庄剛志監督(BIGBOSS)率いる日本ハムファイターズの新しい本拠地、ホームグラウンドである。
 この素晴らしい設備を持った新しいボールパークで、訪れた観客の胃袋を満たすのが、スタグル(スタジアムグルメ)として、三塁側コンコースの七つ星横丁(和洋折衷10店舗)に、大衆割烹の名店「銀座 三州屋」(銀座に2店舗を開業)が、満を持して東京からアウェイながら、暖簾を連ねる。

 北海道に出店してきた「三州屋」の代表は、ドラディションプロレスにレギュラー参戦する三州ツバ吉こと岡田孝さん(52)だ。富豪富豪 夢路(53)率いる地下プロレスWUWにも、セミレギュラー参戦しているテクニシャンでもある。
 倉島信行(50)と共にドラディションプロレスの助さん、格さんの役割りで、団体の門番役でもある。藤波辰爾(69)が、黄門様か。

 また、もう一つの顔があり、マラソンランナーにして世界の過酷なレースに参戦している冒険家でもある。本誌は詳しく取り上げているのみならず、昨年の7月にはNHKの『NHKBS1ランスマ倶楽部!!』にも大きく取り上げられた。

▼マラソン等でプロレスラー世間発信功績大の”銀座の鉄人”三州ツバ吉

[ファイトクラブ]マラソン等でプロレスラー世間発信功績大の”銀座の鉄人”三州ツバ吉


 内見のお披露目には、藤波辰爾に、伽織婦人、藤波怜於奈と3人が応援にかけつけた。
 「藤波家の食卓」とのコラボメニューも味わえる。

 三州は、根っからのヤクルトスワローズファンで、5月31日(水)と6月1日(木)に当球場で開催される日本ハムファイターズと、東京ヤクルトスワローズの交流戦を今か今かと待ちわびている。
 プロレスラー経営の店といっても野球場なので、プロレスの技が、場違いに命名されているわけではなく、そのへんは空気を読んで、野球寄りにしている。当たり前か(笑)。


清宮幸太郎(ノアプロレスの清宮海斗とは血縁関係はないが、プロレスファンは覚えやすい名前)内野手の大きなジャストミートボール
850円

ドラゴンカレー 1200円

スタミナ豚肉丼
1350円

骨付きファイターリブコンボ
850円

海の宝石箱
(北海道の海鮮をふんだんに盛り付けた丼)
1650円

鳥どうふ
680円
※安くてうまい!
筆者一推し

代金は、すべて税込

4月15日(土)シークレットベース
4月16日(日)ゼロワン
5月14日(日)GLEAT
と、札幌では各団体の興行もある。

 三州ツバ吉が参戦するドラディションプロレスは、5月30日(火)に後楽園ホールで、午後7時から興行を開催する。


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