クン・クメール3対3国際戦でカンボジア選手が3連続1RKO勝利!『WURKZ Kun Khmer』

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 3月11日カンボジア・プノンペン西部のカンボールで開催されたWURKZクン・クメールで、カンボジア vs. ブラジル、タイの国際戦が4試合行われた。ソンツアーラ、プロム・サムナン、チョンロン・ルワイのカンボジア上位選手は1RKO勝、3対3の対抗戦とは別枠で行われたカンボジア vs.タイのワンマッチは、当初9分1RのMAS FIGHTだったが、出場タイ選手と試合方式がMAS FIGHTからクン・クメール戦3Rと変更となり、カンボジアのイェン・デイナは判定敗けを喫した。
 メインのソンツアーラは、昨年タイでムエタイ、RWS、日本で新日本キックボクシング協会に参戦しており、昨年末には「THAI FIGHT」カッチューアトーナメントで強豪サイヨークを破り優勝、大晦日にはWMOムエタイランキング1位のベッカム(タイ)に勝利してWMO上位にランクされており、2月12日にはティアゴ・テシェイラ(ブラジル)に勝利してIPCC王座を獲得、翌週2月18日には「Krud クン・クメール71㎏トーナメント」に優勝してベルトを獲得して、大晦日から少なくとも10戦を行い9勝(7KO)1分の戦績である。プロム・サムナンはクン・クメール重量級の強豪選手で「THAI FIGHT」連勝でベルトも獲得している。 チュオン・ルワイは連勝中の選手だが、ソンツアーラに2月18日「Krud クン・クメール71㎏トーナメント」決勝戦でKO敗けを喫している。
(トップ写真:向かって左からソンツアーラ、プロム・サムナン、チュオン・ルワイ)
 カンボジア選手は、タイで3RムエタイのMAXムエタイシリーズやRWS(ラジャダムナン・ワールド・シリーズ)、ONE(カンボジアの誇り、打撃格闘技クン・クメール)などにも進出しているが、まだまだ世界には進出していない状態である。

■『WURKZ Kun Khmer』
日時:2023年3月11日 19:00開始(日本21:00)
会場:カンボジア・プノンペン・カンボール
試合の様子は公式Facebookページ公式Youtubeでもライブ配信されている。
3月11日大会:https://youtube.com/live/-fcm0ph7wpE?feature=shares

<第7試合 クン・クメール 72㎏ カンボジア vs.ブラジル 3分3R>
○ソンツアーラ(カンボジア)ធឿន ធារ៉ា-Thouen Theara
 1RKO ※右ストレート
●ベントー(ブラジル)


<第6試合 クン・クメール 77㎏ カンボジア vs.タイ 3分3R>
○プロム・サムナン(カンボジア)ព្រំ សំណាង-Prom Samnang
 1RKO ※左ボディ
●プラカイサン(タイ)Prakaisang

<第5試合 クン・クメール 72㎏ カンボジア vs.タイ 3分3R>
○チュオン・ルワイ(カンボジア)ឈឿង ល្វៃ -Chhoeun Lwai
 1RKO ※右ハイキック
●コンムンチャン(タイ)Kongmuangchang

<第2試合 クン・クメール 65㎏ カンボジア vs.タイ 3分3R>※MAS FIGHT9分1Rから変更
●イェン・ディナ(カンボジア)Yen Dyna
 判定
○コーラブカブ(タイ)កូលាប ខាវ-Kolab Khav ※ぺス・アウトーン(タイ)から変更

対戦相手、試合方式も変更となったイェン・ディナは首相撲の膝連打でダウンも宣告され、判定敗け

※◇MAS FIGHTルール
・1ラウンド9分
・判定なし、9分闘い抜けば引分、KO決着のみ
・2ダウンでKO敗
・立ち技のみ(※投げ、立ち関節可)