ドネギ・アベナがTKO勝ちで新王者に!Glory 83

(C)GLORY

 2月11日(現地時間)ドイツ連邦共和国エッセンで「Glory 83」が開催された。
グローリーは、ヨーロッパのキックボクシング団体。2011年のFEGの経営悪化によるK-1の活動休止に伴い、世界的に大規模なキックボクシング団体がなくなったため、入れ替わるように新たにキックボクシングの世界的メジャー団体として活動している。
 今大会のメインはライトヘビー級王座戦で、王者セルゲイ・マスロボエフがドネギ・アベナの挑戦を受けた。王者マスロボエフはWKAヘビー級王座、KOKライトヘビー級王座などキック王座を次々に獲得し、2022年に満を持してグローリーのライトヘビー級王座も奪取。今回の挑戦者、アベナにも過去に判定勝ちしており、王者有利と思われていた。しかし、試合は、4Rに王者マスロボエフがローキックを放つが、アベナがカットすると、逆にマスロボエフのスネが割れて流血。試合続行不可能とドクターストップがかかり、TKO勝ちでアベナが新王者に輝いた。
 セミファイナルではミドル級王座戦が組まれていたが、挑戦者のセザール・アルメイダが減量に失敗し、ノンタイトル戦に変更。王者ドノバン・ヴィッセが判定勝ちした。

■ Glory 83
日時:2023年2月11日(現地時間)
会場:ドイツ連邦共和国エッセン

<ライトヘビー級王座タイトルマッチ>
○ドネギ・アベナ(スリナム・オランダ/挑戦者)
 4R TKO
●セルゲイ・マスロボエフ(リトアニア/王者)

<ミドル級>
○ドノバン・ヴィッセ(スリナム)
 判定
●セザール・アルメイダ(ブラジル)

<ミドル級>
○セルカン・オズチャラヤン(オランダ)
 2R 2分40秒 TKO
●セルゲイ・ブラウン(ドイツ)

<ライト級>
○ゲリック・ビレット(フランス)
 判定
●シハード・アキパ(ドイツ)

<ヘビー級>
○ナビル・ハチャブ(モロッコ)
 判定
●ウク・ユルジェンダル(エストニア)

<フェザー級>
○アフマド・チク・ムーサ(ドイツ)
 判定
●ベルジャン・ペポシ(アルバニア)

<ウェルター級>
○ロビン・シリック(オランダ)
 判定
●ヨス・ファン・ベルゼン(オランダ)


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