クラウディオ･カスタニョーリが王座返り咲き！ROH Final Battle 2022

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(C)ROH

　12月10日（現地時間）にテキサス州アーリントンで『ROH Final Battle 2022』が開催された。
　ROHは正式名称はリング・オブ・オナー（Ring of Honor）。全米第四のプロレス団体としてアメリカの北東部と中東部を中心に興行を開催しており、熱心なファンが多いことで知られている。2022年3月2日、AEWのトニー・カーン社長がROH買収を発表。トニー・カーンがオーナーとなり、AEW傘下の団体として同年4月から再始動している。

　今大会は2022年最後の大会という事で、王座戦がずらりと並んだ。メインは当然、団体最高峰王座であるROH世界王座戦で、王者クリス・ジェリコに前王者クラウディオ･カスタニョーリが挑戦した。この両者はベルトを巡るだけではなく、因縁も深く、今回の対戦でもしカスタニョーリが敗れれば、ジェリコ軍団に加入するという条件がついている。そんな中、カスタニョーリがジェリコの隙をついた凶器攻撃にも耐え、最後はジャイアント・スイングでジェリコがタップするまで回り続け、遂にジェリコがギブアップしてカスタニョーリが勝利。悲願の王座奪還に成功した。

　セミファイナルではROH世界TV王座戦が組まれ、王者サモア・ジョーがジュース・ロビンソンの挑戦を受けた。ミスターROHとして団体に戻り、TV王者となったジョーに、提携団体新日本プロレスではバレットクラブのメンバーとして暴れているロビンソンという団体対抗戦という形でもあるこの試合は、ジョーが必殺のマッスルバスターでフォール勝ちして貫禄の王座防衛を果たしている
　そしてROHタッグ王座戦は、ROHの象徴という感じのブリスコ兄弟がFTRから王座を取り返した。

■　ROH Final Battle 2022
日時：2022年12月10日（現地時間）
会場：アメリカ合衆国テキサス州アーリントン

＜ROH世界王座タイトルマッチ＞
○クラウディオ･カスタニョーリ（挑戦者）
　ジャイアント・スイングにギブアップ
●クリス･ジェリコ（王者）

＜ROH世界TV王座タイトルマッチ＞
○サモア･ジョー（王者）
　ピンフォール
●ジュース･ロビンソン（挑戦者）

＜ROHタッグ王座ダブルドッグカラーマッチ＞
○ブリスコ兄弟（挑戦者）
　クロスフェイス
●FTR（王者）

＜ROHピュア王座タイトルマッチ＞
○ウィーラー･ユウタ（挑戦者）
　レフェリーストップ
●ダニエル･ガルシア（王者）

＜ROH世界6人タッグ王座タイトルマッチ＞
○ブライアン･ケイジ、ゲイツ･オブ･アゴニー（挑戦者）
　ピンフォール
●ダルトン･キャッスル、ザ･ボーイズ（王者）

＜タッグマッチ＞
○シェイン･テイラー、JDグリフィー
　ピンフォール
●キース･リー、スワーブ･ストリックランド

＜ROH女子王座タイトルマッチ＞
○アテナ（挑戦者）
　ピンフォール
●メルセデス･マルティネス（王者）

＜タッグマッチ＞
○ARフォックス、ブレイク･クリスチャン
　ピンフォール
●ルーシュ、ドラリスティコ

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