[ファイトクラブ]戸澤陽レスリング客受けRリプリー休業アスカ戦もRAW視聴者数激減

[週刊ファイト12月22日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼戸澤陽レスリング客受けRリプリー休業アスカ戦もRAW視聴者数激減
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■ WWE RAW
日時:12月12日(現地時間 日本YouTube水曜以降)
会場:米ウィスコンシン州ミルウォーキー ファイザーブ・フォーラム


 ビアンカ・べレアのRAW女子王座を巡り次期挑戦者の三つ巴戦2カードが先週行われ、ベイリーとアレクサ・ブリスが残ったので早速このカードからの今週のRAWに。例によって介入してきそうなイオ・スカイ、ダコタ・カイにベッキー・リンチ(やっぱり復帰後はベビーフェイスなんだ)が追い払うと。


 解説席にビアンカが座る中で行われたシングル戦だが、ヒール殺法でベイリーがターンバックルを外すも、ビアンカが「そんなのはダメ」と場外で揉めてという進行を挟むんだが、やはりターンバックル1つ外れるだけでいつもと勝手が違うのか、ツイステッドブリスに行こうとコーナーを駆け上がる際にモタつくはあったのだが、これで予定通りフィニッシュとなりアレクサ勝利。
 ベビーフェイス同士何でビアンカとリング上で抱き合うんだが、一瞬タイタントロンにブレイ・ワイアットの呪文が映るとアレクサの顔が豹変してシスター・アビゲイルの仕草になるんだが、すぐに正気に戻ってという次の仕込み伏線やってました。


 続いてAJスタイルズ w/ギャローズ&ミア・イムのThe O.C.倶楽部とチャド・ゲイブル w/オーティスのシングルなんだが、短縮版では丸ごとカットされてます。但し、続く戸澤陽がストリート・プロフィツと組んで、まもとにレスリング試合させてもらえた6人タッグは、そのまま全部放送されたんだから、いや面白かったです・・・ということなのだ。

◆戸澤陽が奮闘!因縁ドミニク沈めるもジャッジメント・デイの策略に沈む

 戸澤陽がジャッジメント・デイとの6人タッグ戦で因縁のドミニク・ミステリオ沈めて奮闘するも、ダミアン・プリースト&リア・リプリーの妨害で屈辱の2連敗となった。試合としては、長身ダミアンがダイナミックな動きで目立つんだが、戸澤陽にミルウォーキーのお客さんが感情移入して声援送っているのは凄い光景なのだった。ケツはどうでもいいから、そんな短縮版ではカットされたポーカーのセグメント出演でなく、ちゃんと試合させてやれよ、ということなのである。これは大満足のカードなのだった。

 戸澤がストリート・プロフィッツ(モンテス・フォード&アンジェロ・ドーキンス)とタッグを組んでジャッジメント・デイと6人タッグ戦で激突。戸澤は先週のポーカー大会の窃盗未遂で因縁が勃発したドミニクに殴り掛かると、打撃連打からミサイルキックを叩き込んだ。さらにストリート・プロフィッツの2人がプリーストのサウス・オブ・ヘブンやクローズラインで蹴散らされると、戸澤がトペ・スイシーダからDDTをドミニクに叩き込んで奮闘。続けて止めを狙ってコーナートップに上ったが、リアの介入でレフェリーの死角が生まれるとプリーストのレイザーズエッジを浴びてマットに撃沈。そのままマミー役リアに可愛がられているドミニク坊やに2週連続でピンフォールを奪われて屈辱の敗戦となった。


 その次の、デクスター・ルミス&ジョニー・ガルガノとミズのコント劇場、まだ続いてます。はい、短縮版ではカットされてました。しかし、次のイヨ・スカイもカットなんです。NXTでキャンディスは、紫雷イオといい試合やれて認められたんだが、その後何度かおかわりリクエストが来て、今度はお茶の間向きRAWでも披露なんだけど、そりゃ全部見ている組からしたら「NXTの試合内容の方が良かった」となってしまうのでした。

◆イヨ・スカイがキャンディスをムーンサルト葬!次回SDのWWE女子タッグ王座防衛戦へ弾み

 イヨ・スカイがRAWで対戦したキャンディス・レラエをムーンサルトで撃破、次回のSDで行われるWWE女子タッグ王座防衛戦へ弾みを付けた。
 イヨがダメージCTRLへの報復を狙うキャンディスとシングル戦で対戦するとダブルニーを放って攻め込んだが、キャンディスにエルボー&チョップ連打からクローズライン、トルネードDDTを浴びて一時劣勢となった。さらにコーナー上のキャンディスに強烈なドロップキックを叩き込めば、場外でキャンディスにリバースフランケンシュタイナーを決められて熱戦を展開。

 しかし、終盤に掌底アッパーやジャーマンスープレックスを決めると最後は得意のムーンサルトでキャンディスを沈めて3カウント。イオがキャンディスを返り討ちにして次回のSDで行われるリブ・モーガン&ティーガン・ノックスとのWWE女子タッグ王座防衛戦へ弾みを付けた。


 さて、先週のRAWでソロ・シコアにパイプ椅子で担架送り(業界用語ストレッチャー・ジョブ)にされたマット・リドルなんだが、試合を見る限りは怪我している風ではなかったので、これが何を意味するか現時点で不明と記したのだが、ドラッグテストに2度目の失格だったことが漏れ伝わってきた。ということでリハビリ施設送りだから6週間なんだそうで。セス・ロリンズにも離婚をバラされていたけど、困ったことである。インディーでリドルが活躍始めた時、格闘技やっていた経歴含めて新日本プロレスが触手延ばしたんだが、ドラッグの問題があることを聞きつけて断念したことを思い出した。
 アライアスのギター弾き語りは、友であるリドルを唄うんだが、ソロ・シコアが「なんじゃい」と出てきてそのまま試合へ。

 その前のセグメントでアライアスが「シコアにはサミ・ゼインが付いてるから、セコンドお願いできないものか」とケビン・オーエンズにねだるが、YESともNOともそのまま立ち去る仕込みがあり、スピニングソロで試合決着後、なおもサミとソロが痛めつけていると、KO様が出てきてスタナー見舞う。もっとも、アライアスにも見舞ってましたけど(笑)。

◆“女帝”アスカがドミニクに毒霧噴射もリアに無念のKO負け

 “明日の女帝”アスカが因縁のリア・リプリーと対戦すると、妨害するセコンドのドミニク・ミステリオに毒霧を噴射したが、その隙にリアのリップタイドを浴びて無念のKO負けとなった。

 アスカは先週の挑戦者決定戦予選後に襲撃されたジャッジメント・デイのリア・リプリー(with ドミニク)と対戦。仕返しとばかりにアームバーやヒップアタック、ダブルニーと猛攻を仕掛ければ、パワーに勝るリアにベアハッグで反撃されて白熱の攻防を展開した。終盤にはアスカロックでリアを捕まえてチャンスとなるも、ドミニクの介入でリアの足を乗せてロープエスケイプとなると、ドミニクの顔面に怒りの毒霧を噴射。アスカはドミニクの撃退に成功したものの、この隙にリアのリップタイドを浴びてマットに大の字で沈んだ。
 アスカのSNSによると、この試合を最後に旅行に出るようだ。

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