7月16日、ノアにとっての一つの集大成となる武道館大会『DESTINATION 2022』が開催され、拳王が新日本プロレスに流出していた至宝GHCヘビー級王座を奪回。自身にとっては4年4カ月ぶり2度目の戴冠となり、「俺もノアも発展途上。日本一の景色を俺が見せてやる。この俺についてこい!」と新章の開始を宣言している。
また、マイケル・エルガンの返上によりGHCタッグ王座決定戦となり、元NXTのハッチこと鈴木秀樹と関節技の鬼ティモシー・サッチャー組が、マサ北宮&稲村愛輝を下して王者に。
いよいよファイナル・カウントダウンとなった武藤敬司は、まさにEuropeの♪Final Countdownから自身の♪Hold Outに繋げる音楽での入場に。これまで3度のシングル戦でも勝てなかった清宮海斗と26分28秒の激闘をやってみせ、最後は掟破りの四の字固めにギブアップ。但しバックステージでは「プロレスをやって感じる体の痛み。いろんなことがプロレスラー冥利に尽きる。心地良くてしょうがない、嬉しくてしょうがない」と試合を振り返っている。
■ プロレスリング・ノア ABEMA presents DESTINATION 2022
日時:7月16日
会場:武道館 観衆3215人(=主催者発表)
<第10試合 GHCヘビー級選手権試合>
●小島聡
28分17秒 ムーンサルト・ダブルニーアタック ⇒ エビ固め
○拳王
※第39代王者が初防衛に失敗。拳王が第40代王者となる
米国のAEW、重要なPPV大会『All Out』だろうが敵地ノアだろうが、小島聡がイイ仕事をする。51歳、あっぱれである。
PFSからのムーンサルト・ダブルニーアタックが舞った。ようやく拳王の時代が来たのだ。
<第9試合 GHCジュニアヘビー級選手権試合>
○HAYATA
20分45秒 へデック ⇒ 体固め
●吉岡世起
※第49代王者が3度目の防衛に成功
<第8試合 GHCタッグ王座決定戦>
マサ北宮 ●稲村愛輝
20分38秒 スリーパーホールド ⇒ レフェリーストップ
○鈴木秀樹 ティモシー・サッチャー
※鈴木&ティモシー組が第61代王者となる
<第7試合 PRO-WRESTLING LOVE FOREVER. 1~THE FINAL COUNTDOWN~シングルマッチ>
●武藤敬司
26分28秒 足四の字固め
○清宮海斗
入場だけでグッと感情移入させるのはさすが千両役者である。
武藤の技をことごとく清宮が叩きこむという・・・闘魂伝承マッチとなったのであった。
<第6試合 6人タッグマッチ>
杉浦軍:潮崎豪 杉浦貴 ○藤田和之
12分59秒 パワーボム ⇒ エビ固め
金剛:船木誠勝 中嶋勝彦 ●征矢学
<第5試合 ハードコアタッグマッチ>
○ロブ・ヴァン・ダム 田中将斗
10分46秒 ファイブスター・フロッグスプラッシュ ⇒ 片エビ固め
ペロスデルマールハポン(●NOSAWA論外 スペル・クレイジー)
<第4試合 シングルマッチ>
○ニンジャ・マック
14分24秒 ニンジャ・ボム ⇒ 片エビ固め
●ダンテ・レオン
<第3試合 タッグマッチ>
スティンガー(●小川良成 進祐哉)
5分38秒 Numero Uno
ペロスデルマールハポン(○Eita 鈴木鼓太郎)
<第2試合 10人タッグマッチ>
ノア正規軍:桜庭和志 望月成晃 谷口周平 稲葉大樹 ●岡田欣也
13分29秒 ウォーキン・トーキン・フライング ⇒ 片エビ固め
外国人:イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr. レネ・デュプリ サイモン・ゴッチ スタリオン・ロジャース ○アンソニー・グリーン
<第1試合 8人タッグマッチ>
ノアJr正規軍:●原田大輔 小峠篤司 YO-HEY エクストリーム・タイガー
11分17秒 キングコング・ラリアット ⇒ 片エビ固め
金剛:○近藤修司 タダスケ 大原はじめ Hi69
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▼拳王戴冠あっぱれ小島聡ノア武道館 清宮海斗26分強Final武藤敬司
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’22年07月28日号解析ノア武道館 大阪GLEAT全日 達人NEO 六本木ヤバイ 江の島タイヤF