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■ WWE RAW
日時:6月27日(現地時間 日本YouTube水曜以降)
会場:米テキサス州ラレド セイムス・オート・アリーナ(旧ラレド・エナジー)
今回の番組テーマは「ジョン・シナ20周年」である。会場通路でお出迎えのスーパースターたちと握手しながらの映像からなんだが、アメプロ通なら「デビューからもっと長いだろうに?」と思ったかも。人気シリーズ『Fast & Furious 邦題ワールド・スピード』の最新作にもファミリー入り、もはやロック様に続いてハリウッドの大物俳優であり、プロレスよりはるかに稼げることは述べるまでもない。現在45歳のシナさん、20周年Birthdayというのはあくまで2002年にSmackDownに出始めてからということ。要するにたまたまスケジュールが空いたので、ご都合主義で3時間番組の視聴者をずっと最後まで引き留めていくためにお題目をくっつけたのだろう。
そのご都合主義観点なら、最後のMITB予選ということで男子はバトルロイヤル、女子はエリミネーション形式でもう1名ということのようで・・・。
◆中邑真輔、戸澤陽もバトルロイヤル参加!MITBラダー戦予選
中邑真輔と戸澤陽が「マネー・イン・ザ・バンク(MITB)」のMITBラダー戦予選バトルロイヤルに挑むも、戸澤がヴィア・マハーン、中邑がパートナーのリドルに落とされて無念の予選敗退となった。はい、もうRAWとSmackDownのブランド分けは有名無実になってます(笑)。
序盤、中邑がジンダー・マハルやトマソ・チャンパと攻防を展開すると戸澤はマハーンに場外へ投げ飛ばされて最初に脱落してしまう。中盤には中邑がAJスタイルズにエプロンまで追い込まれながらも最後の6人に残ると、コーナーに上がったジグラーを強烈なハイキックで脱落させた。さらに対峙したパートナーのリドルにスピンキックからキンシャサを狙ったが、これをかわされるとエプロンでリドルのオーバーヘッドキックを浴びて無念の脱落。
終盤にはリドルが隠れていたミズと一騎打ちとなるとエプロンでRKOを叩き込んでバトルロイヤルを制した。リドルが出場するMITBラダー戦が行われる「マネー・イン・ザ・バンク」は日本時間7月3日にWWEネットワークで配信される。
まだ延々と抗争やってますのウーソズとストリート・プロフィッツ、今回はシングル戦でモンテス・フォードのフロッグ・スプラッシュにジェイ・ウーソが沈むカードは飛ばしますが、自称ボクサーで稼ぐYouTuberローガン・ポールがミズと組んで『サマースラム』に出ると。さらに「最近のAJスタイルズは落ち目だ」と毒づくのであった。
ということでそのままシングル戦になり、AJが「冗談じゃない」とガンガンやって、ミズは途中で試合放棄という・・・。
代打出場なんだがカーメラが挑戦するビアンカ・ブレアの防衛戦もあります、忘れないでくださいと。はい、YouTube短縮版にもこのセグメントはカットされていません。
リブ・モーガンちゃんがアレクサ・ブリスに勝ちました。LIVE IS LIFEのボード出している客も見えます。ちなみにアスカが実況席。英語もクソも・・・笑えます。
◆ジョン・シナがWWE番組登場20周年で感謝「この20年間はみんなのお陰だ」
ジョン・シナがWWEデビュー20周年を記念して登場すると「この20年間はみんなのお陰だ」とWWEユニバース(ファン)に感謝を伝えた。シナがビンス・マクマホンの呼び込みでスーパースターたちが集まったステージから登場すると「今日は俺のWWEでの誕生日。この20年間このリングに上がることができたのはみんなのお陰だ」と大声援を送るWWEユニバースに感謝を伝えた。続けて「いつも“ありがとう”と言いたくてタイミングを探していたが、今がその時だと思う」と伝えると会場からは“サンキュー・シナ”チャントが巻き起こり、さらに「俺は45歳になって次の試合がいつになるか分からない。でもまだ残り1試合なんてことはないぞ」とさらなる対戦に言及すると、最後は「俺たちは決してあきらめないぞ。まだ始まったばかりだ。欲しいなら獲りに来い」と決め台詞で会場を盛り上げてリングを後にした。また、番組ではトリプルH、“ストーンコールド”スティーブ・オースティン、さらに政治的に重要なのは現AEWのクリス・ジェリコ、表記はWWE名義のダニエル・ブライアンまでもが映像で登場してシナへの祝福メッセージを送った。
ボビー・ラシュリーがハンディキャップ戦としてアルファ・アカデミー(オーティス&チャド・ゲイブル師匠)をまとめてやっつけるカードは・・・短縮版ではカットです。
PPV『ヘル・イン・ア・セル』で負傷したまま強行出場、壮絶なパフォーマンスで絶賛されたコディ・ローズなんだが、医者からの宣告は復帰まで9ヶ月なんだそうで・・・。
番組トリが女子カードなんだが、ザイア・リーのメインルースターでの扱いって、この程度なのかという・・・。
◆ベッキー・リンチが女子MITBラダー戦出場!2度目の予選をマンハンドルスラムで制す
“ザ・マン”ベッキー・リンチがエリミネーション形式の予選をコーナー2段目からのマンハンドルスラムで制して女子MITBラダー戦出場を決めた。先週、アスカとの予選に敗れたベッキーが6人によるエリミネーション形式の女子MITBラダー戦予選に挑むといきなり対戦相手5人の集中砲火を浴びて劣勢となった。しかし、中盤に隙を付いたマンハンドルスラムでザイア・リーを脱落させ、フォールを狙うニッキー・A.S.H.もディスアーマーでタップアウトさせると同じく2人を脱落させたドゥドロップと一騎打ちとなった。
ベッキーは果敢に攻め込むドゥドロップのスプラッシュをギリギリで回避するとコーナー2段目からのマンハンドルスラムを叩き込んで3カウント。ベッキーは2度目の挑戦となった予選を制して女子MITBラダー戦出場を決めた。
ベッキーが参戦する女子MITBラダー戦が行われる「マネー・イン・ザ・バンク」は日本時間7月3日にWWEネットワークで配信される。
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