［週刊ファイト6月30日号］収録 ［ファイトクラブ］公開中
▼NXT優秀GウォラーSシコア北米Cヘイズ防衛トニーDファミリー亀裂
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■ WWE NXT2.0
日時：6月21日（現地放送時間 録画番組 日本WWEネットワーク木曜以降）
会場：米フロリダ州オーランド Capital Wrestling Center
実兄ウーソズたちよりポテンシャルありと目が高い常連客の多いパフォーマンス・センター会場人気も高まり、「ソロ、ソロ」と声援受けているソロ・シコアと、本誌が「いつ召集されてもおかしくない」と満点評価のグレイソン・ウォーラーのNXT信者大喜びのカードから。
ウォーラーのヒールのタイミングはもう完璧、セールの表情もベテランの域にある。うまいこと途中でコーナーポストのカバーを剥がしておいたところに、最後になってソロをぶつけることでローリング・カッターが決まる。どっちが勝ったはどうでもイイが、間違いなくこれがベストマッチだった。
次の女子タッグ戦もカタナ・チャンス&ケイデン・カーターなので満足な内容です。相手のヴァレンティナ･フォレス&ユリサ･レオンは、コスチュームからだとイタリア系かも。よく知らないんだが、アメリカン忍者組の各種合体技が上手いし、最後は鮮やかにして完璧な450スプラッシュとネックブリーカーの合体技が決まった。
ウェス・リーがこの3ヶ月のローラーコースターを振り返るマイクのセグメントにはお客さんが後押ししている。MSKのことも解雇されたナッシュ・カーターの名前も出さないお約束なんだが・・・。
そこに音楽が鳴って出てきたのはトリック・ウィリアムスだが、ウェスは「お前は単なるカーメロ・ヘイズのサイドキックというだけ。（ナッシュとの）俺たちは”一緒”にやってきたんだ」は共感を呼んだであろう。
まぁなんかの新たな発表あるのかとも身構えたセグメントだったが、とりあえずはこれだけなのであった。
現在のダイヤモンド・マインはロデリック・ストロングと、デーモン･ケンプ（東京五輪金ゲイブル・スティーブソンの兄ながらそこは伏せたままになっている）である。ファンタズマ軍クルス･デル･トロ&ホアキン･ワイルドとのタッグ戦は、トニーDファミリーの2ダイムスがクロウバーで足を引っかけたと思いきや、デル・トロに誤爆というか、それでストロングのジャンピングニーが決まってしまうケツに。ちなみに2ダイムは会社の規約違反から解雇になるんだが、今回の番組は録画収録なのでそのままでした(笑)。
ケンプは試合中は興奮もあるのか、アマレスの押さえつけ方、体重のかけ方をやってしまっている箇所が散見されてまだプロレス流儀のコツは習得出来ていません。
◆イケメン二郎が“伊達男”ビンチを挑発「お前は“スタイルストロング”なのか？」
“スタイルストロング”イケメン二郎がイタリア出身の“伊達男”ジョバーニ･ビンチ(ファビアン・エイクナー) に「お前はスタイルストロングなのか？」と挑発して対戦をほのめかした。ビンチがインタビューで先週のデビュー戦勝利について質問されると「今、君の前に立っているはNXTで最高峰のアスリートだ。先週で皆にスタイリッシュなメッセージが伝わっただろう」と格好をつけて答えた。するとそこにイケメン二郎が現れて「言っていることはわかるよ。自身のスタイルを持っているんだ。でもお前はスタイルストロングなのか？」と挑発すると最後はジャケットを広げながら「俺たちでその答えを見つけるのはどうかな」と対戦をほのめかしてその場を後にした。
Toxic Attractionのジージー・ドリン、ヒップの大きな女の娘は会場から「ジージー、ジージー」と声援は聞こえるんですけど・・・。
◆マンディ率いるToxic Attractionがタッグ王座を狙う2チームの乱闘を嘲笑う
NXT女子王者マンディ・ローズ率いるトキシック・アトラクションがタッグ王座挑戦を表明したロクサーヌ･ペレス&コーラ･ジェイドら2チームの乱闘を嘲笑った。トキシック・アトラクションがリングに登場するとマンディは「先週、ロクサーヌたちが勝ったのはただのまぐれよ。私たちに付きまとうなら、アンタの夢は悪夢になるわよ」と忠告し、NXT女子タッグ王者ジージー・ドリン＆ジェイシー・ジェインも「私たちとはレベルが違う」と挑発。
するとそこで現れたブレイクアウトトーナメント優勝者ロクサーヌ&コーラとカタナ・チャンス&ケイデン・カーターにタッグ王座挑戦を表明されるとこの2チームの乱闘が勃発。トキシック・アトラクションはリングの上から２チームの乱闘を嘲笑って高みの見物を決め込むと、次週のNXTでロクサーヌ&コーラとカタナ&ケイデンのNXT女子タッグ王座次期挑戦者決定戦が決定した。
