(C)Photo Courtesy of UFC
2015年4月18日にニュージャージー州ニューアークで『UFC on FOX 15: Machida vs. Rockhold』が開催された。
リョート・マチダとルーク・ロックホールドのミドル級戦がメイン。UFC元ライトヘビー級王者のリョートは、ミドル級転向後もマーク・ムニョスやゲガール・ムサシに勝利。2階級制覇を懸けUFC175でミドル級タイトルに挑戦したが、無敗の王者クリス・ワイドマンと激闘の末、惜敗した。今回は元ストライクフォースミドル級王者で直近3試合は完全決着の勝利というロックホールドを撃破し、タイトル再挑戦につなげたいところだ。ところが、試合は、実力拮抗と思われたが、ロックホールドが圧勝。1Rからギロチン、更にグランドでは常に上をとり、パウンド連打。バックマウントからチョークまで仕掛け、マチダは絶体絶命となった。なんとかラウンド終了に救われたマチダだが、2Rもロックホールドがマチダを倒して、バックからチョークで一本勝ち。ロックホールドの強さだけが光った試合となった。
セミファイナルには総合格闘技7連勝中のホナウド・ジャカレイと昨年9月ぶりに復帰するクリス・カモージの一戦が行われた。試合はジャカレイが圧勝、タックルからテイクダウン、パスして、サイドポジションから腕十字とまさに柔術ベーシックワンという感じで、一本勝ち。圧倒的な強さを見せて、王座戦をアピールした。
また、前座で日本のエース、水垣偉弥も登場。鋭い打撃と出入りの速いステップを強みとする水垣は、日本人最多連勝記録である5連勝を達成した。だが、その後UFC178でドミニク・クルーズにKO負け。再びタイトル戦線への浮上を目指し、総合格闘技10戦全勝のアルジャメイン・スターリングと激突する。試合はスターリングが一本勝ち。1~2R、試合を優勢に進めたスターリングが3R、テイクダウンからバックを取り、最後は肩固めを極めて勝利!これでMMA11連勝となった。
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■ UFC on FOX 15: Machida vs. Rockhold
日時:2015年4月18日
場所:アメリカ・ニュージャージー州ニューアーク
<メインイベント ミドル級>
○ルーク・ロックホールド
2R リアネイキドチョーク
●リョート・マチダ
<セミファイナル ミドル級>
○ホナウド・ジャカレイ
1R 2分33秒 腕十字
●クリス・カモージ
<フェザー級>
○マックス・ホロウェイ
3R 3分58秒、ギロチンチョーク
●カブ・スワンソン
<女子ストロー級>
○ペイジ・ヴァンザント
判定 3-0
●フェリス・ヘリッグ
プレミアムカード
<ライト級>
○ベニール・ダリウシュ
判定 3-0
●ジム・ミラー
<ライトヘビー級>
○オヴィンス・サンプルー
1R 4分54秒 TKO
●パトリック・カミンズ
<ライトヘビー級>
○ジャン・ヴィランテ
3R 4分18秒 TKO
●コーリー・アンダーソン
<バンタム級>
○アルジャメイン・スターリング
3R 2分11秒 肩固め
●水垣 偉弥
<ウェルター級>
○ティム・ミーンズ
3R 3分41秒
●ジョージ・サリヴァン
<フェザー級>
○ディエゴ・ブランダオ
1R終了 TKO
●ジミー・ヘテス
<ミドル級>
○クリス・デンプシー
判定 2-1
●エディ・ゴードン
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