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17日、『RIZIN.35』武蔵野の森総合スポーツプラザ大会が開催された。
絶対女王・浜崎朱加を2タテした伊澤星花が女子格の“景色”を完全に変えてみせた。第3ラウンドに攻められたことで悔し涙を見せたが、それが伊澤のあくなき向上心を印象づけることにもなった。第1・2ラウンドで圧倒していた伊澤が判定勝ちだ。
これでMMA女子選手勢全員の“目標”でもあった浜崎が伊澤に2度も負けた。業界ぐるみで後輩(MMAキャリア1年半の伊澤)を追いかける展開にもなりそうな中で、伊澤は自身からアトム級のトーナメントを榊原信行氏に提案した。自身の手で“全員”を倒すことで最強を証明しようと意気盛んだ。業界における“浜崎という目標が失われた”ともいえるインパクトの中、超新星・伊澤が飛び出した大会ともなっている。
伊澤「榊原社長! RIZIN女子スーパーアトム級トーナメントを開催してください! そこで最強を証明してみせます!!」
■ 湘南美容クリニック presents RIZIN.35
日時:4月17日(日)14:00
会場:武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナ
<第1試合 フェザー級(66kg)5分3R>
●芦田崇宏(BRAVE)vs. カイル・アグォン(グアム)〇
3R 判定 (0-3)
<第2試合 フェザー級(66kg)5分3R>
〇ヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン)vs. 中島太一(ロータス世田谷)●
1R 2分00秒 SUB(テクニカルサブミッション:三角絞め)
<第3試合 バンタム級(61.0kg)5分3R>
〇元谷友貴(フリー)vs. アラン“ヒロ”ヤマニハ(ボンサイ柔術)●
3R 判定 (3-0)
<第4試合 120kg契約 5分3R>
〇シビサイ頌真(パラエストラ東京/巌流島)vs. リハーズ・ビギス(ラトビア)●
1R 1分36秒 TKO(コーナーストップ:グラウンドパンチ)
<第5試合 ライト級(71kg)5分3R>
●武田光司(BRAVE)vs. スパイク・カーライル(米国)〇
2R 1分35秒 SUB(テクニカルサブミッション:フロントチョーク)
<第6試合 女子スーパーアトム級(49.0kg)5分3R>
〇浅倉カンナ(パラエストラ松戸)vs. SARAMI(パンクラスイズム横浜)●
3R 判定 (3-0)
<第7試合 120kg契約 5分3R/髙阪剛引退試合>
〇髙阪剛(ALLIANCE)vs. 上田幹雄(BRAVE)●
1R 2分05秒 TKO(レフェリーストップ:グラウンドパンチ)
<第8試合 RIZIN女子スーパーアトム級(49kg)タイトルマッチ 5分3R>
●浜崎朱加(AACC)王者 vs. 伊澤星花(K-Clann)挑戦者○
3R 判定 (0-3)
※浜崎が防衛に失敗、伊澤が新王者に
<第9試合 RIZINフェザー級(66kg)タイトルマッチ 5分3R>
○牛久絢太郎(K-Clann)王者 vs. 斎藤裕(パラエストラ小岩)挑戦者●
3R 判定 (3-0)
※牛久が防衛
<第10試合 RIZINライト級(71kg)タイトルマッチ 5分3R>
○ホベルト・サトシ・ソウザ(ボンサイ柔術)王者 vs. ジョニー・ケース(米国)挑戦者●
1R 3分32秒 SUB(タップアウト:アームバー)
※ソウザが防衛
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