新日本尼崎大会・NJC高橋ヒロムvs.鈴木みのる、壮絶なる意地の張り合い!

 13日、新日本プロレスのニュージャパンカップ2回戦が尼崎で行われた。
 メインイベントでは、高橋ヒロムと鈴木みのるの一騎打ちが実現した。前哨戦からバチバチとやり合っていた両者。スタートこそ睨み合いから手四つの体勢で始まったが、ヒロムがチョップを繰り出したのをきっかけに、その後お互いにひたすら張り手、チョップ、張り手、たまにエルボー、キックというシンプルさ。リングの内外で繰り返された。あっという間に、みのるの胸が割けて鮮血が滲む。

 終盤、勝負に出たみのるは、スリーパーからゴッチ式パイルドライバーを決めようとするが、ヒロムはそれをかわし、最後は電光石火の丸め込み“名も無きヒロムロール”で勝負を決めた。
 ある意味、デスマッチ以上に痛みの伝わるプロレスであった。これで、ヒロムはトーナメント3回戦へ進出。次はEVILとぶつかる。怒りが収まらないみのるは、若手をぶん殴り元気有り余った状態でバックステージに戻り、そこでも『カウントはツーじゃねえか!』と荒れに荒れていた。

ヒロムは、リング上でジュニア選手はヘビーに勝てないという壁を超えて必ず優勝すると宣言し締めた。

■ 新日本プロレス NEW JAPAN CUP 2022
日時:3月13日(日)16:00
会場:兵庫・ベイコム総合体育館 観衆2017人(主催者発表)

<第1試合>
マスター・ワト
〇YOSHI-HASHI
後藤洋央紀
 7分17秒 消灯⇒エビ固め
●TAKAみちのく
ザック・セイバーJr.
タイチ

<第2試合>
●DOUKI
エル・デスペラード
 10分18秒 体固め
○高橋裕二郎
SHO

<第3試合>
アローン・ヘナーレ
○グレート-O-カーン
ジェフ・コブ
ウィル・オスプレイ
 11分27秒 大空スバル式羊殺し
●外道
石森太二
バッドラック・ファレ
エル・ファンタズモ

<第4試合>
●YHO
棚橋弘至
オカダ・カズチカ
 13分05秒 Skull End
BISHI
○SANADA
内藤哲也

<第5試合>
『NEW JAPAN CUP 2022』2回戦
○チェーズ・オーエンズ
 10分33秒 パッケージドライバー⇒体固め
●タイガーマスク

<第6試合>
『NEW JAPAN CUP 2022』2回戦
○鷹木信悟
 12分31秒 ⇒パンピングボンバー固め
●タンガ・ロア

<第7試合>
『NEW JAPAN CUP 2022』2回戦
●タマ・トンガ
 16分21秒 EVIL⇒片エビ固め
○“キング・オブ・ダークネス”EVIL

<第8試合>
『NEW JAPAN CUP 2022』2回戦
○高橋ヒロム
 19分27秒 名も無きヒロムロール
●鈴木みのる

<拡大詳細版は3月18日発売の週刊ファイト(3月24日号)に収録されました>


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