岡山ジムZAIMAX賞金トーナメント橋本道場の花岡竜が優勝 加藤有吾、壱を返り討ち


 衝撃的な幕切れに涙ぐむ女性ファンも見かけるほど激烈KOラッシュの連続に観客熱狂。

 大仁田厚の電流爆破並の花火の火柱が上がる豪華絢爛の仕掛けは、選手のモチベーションが否応なく上がる。

 コロナ、不景気、厳しい時代だからこそ、誰もがつかの間であれド派手なエンタメの夢の空間に、しばし酔いしれたいと思う。
 普段の日常とさして変わり映えしない辛気臭いエンタメをエンタメとは呼べない。
 さらに付け加えるなら、これほどまでに豪華な舞台で試合が出来るから、選手たちが描く未来予想図も大きい。
 セミファイナルでスダ456を3RKOで下した平松弥は、試合後マイクで、目指しているのはタイトルではないと言った。
 彼らは、世界を目指している。そしてそれは、決して叶わぬ夢物語では終わらないだろう。
 
■ JAPAN KICKBOXING INNOVATION 認定 第8回 岡山ジム主催興行
日時:2022年3月13日(日) 12:30開場 13:00開始予定
会場:コンベックス岡山・大展示場(岡山市北区大内田675番地)

<第11試合 53㎏賞金トーナメント ZAIMAX MUAYTHAI>
●平松 侑(岡山ジム)
 1RKO 
◯花岡 竜(橋本道場)
※53㎏賞金トーナメントZAIMAX MUAYTHAI花岡竜が優勝

<第10試合 INNOVATIONフライ級王者認定戦>
●スダ456(BRING IT ON PARAESTRA AKK)
 3RTKO
◯平松 弥(岡山ジム)

<第9試合 72kg契約>
●剛王(TEAM GOH→)
 1RKO
◯高木 覚清(RIKIX)

<第8試合 55.5kg契約>
◯加藤 有吾(RIKIX)
 3RKO
●壱・センチャイジム(センチャイムエタイジム)
 昨年開催された岡山ジム主催興行肘打ちアリの55㎏賞金トーナメントで激突したふたり。勝ったのは加藤だった。
 そのリベンジに挑んだ壱だったが、今回も加藤の重い左フックが炸裂しダウン、とどめの飛び膝蹴りで勝負が決まった。

というか・・加藤の髪色・・1年経過したらねぎ魔神になっていた。

<第7試合 61kg契約>
◯トン・フェロージム(タイ)
 2RKO
●翔貴(岡山ジム)

<第6試合 INNOVATIONスーパーバンタム級王座次期挑戦者決定戦>
◯元山 祐希(武勇会)
 判定 3-0
●MASAKING(岡山ジム)

<第5試合 53㎏賞金トーナメント 準決勝>
◯花岡 竜(橋本道場)
 判定 3-0
●HIROYUKI(RIKIX)

<第4試合 53㎏賞金トーナメント 準決勝>
◯平松 侑(岡山ジム)
 判定 3-0
●MASA BRAVELY (BRAVELY GYM)

<第3試合 72kg契約 3分3回戦 肘打ちなし>
●TAKUYA(ナックルズGYM)
判定 3-0
◯馬木 樹里(岡山ジム)

<第2試合 58.5kg契約>
●颯大(米子ジム)
 1RKO
◯白鳥 光希(正道会館KCIEL)

<第1試合 52kg契約>
◯亜々斗(井上道場)
 判定 3-0
●長棟 匠政(岡山ジム)

詳細記事は週刊ファイトに収録されました。

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