3月12日(土)『KNOCK OUT 2022 vol.2』全選手のインタビュー・コメントが揃う!ツイキャスライブ配信ゲストは鈴木千裕と渡部太基!

3月12日(土)後楽園ホールにて開催される『KNOCK OUT 2022 vol.2』の第1、2試合のインタビュー、プレリミナリーファイト2試合のコメントが届き、出場全選手のイン短ビュー・コメントが出そろった。そして「ツイキャス」ライブ配信のゲスト解説者に、先日の「RIZIN LANDMARK vol.2」で勝利した鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)と渡部太基(TEAM TEPPEN)の2名が発表された。

             鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)

             渡部太基(TEAM TEPPEN)

■「KNOCK OUT 2022 vol.2」
日時:2022年03月12日(土)開場17:00 / 開始18:00
会場:後楽園ホール
主催:株式会社 Def Fellow
協賛:株式会社FOREST PLANET ポノス株式会社 GO!光 by quintet 株式会社Tカンパニー 株式会社OFFICE MIRAI 備長炭焼き鳥・駅 セイクリッドフォース株式会社 株式会社阿久津工業
◇チケット料金
SRS席(最前列) 20,000円 完売
RS席 10,000円 残り僅か△
S席 8,000円 余裕あり◎
A席 6,000円 余裕あり◎
※全席指定/消費税込み
※当日券は各席とも500円アップとなります。
※6歳未満は入場無料です。ただし保護者同伴で膝上にてご観戦ください。なお小学生から有料、6歳未満でも座席を必要とする場合は有料となります。
※今大会は入場者数の規制が緩和されたことに伴い、会場側と協議の結果、観客席を100%フル使用として開催します。ただし、会場内における新型コロナウイルス感染防止対策は、これまでと同様の形で実施することに変わりはございません。また、声出し声援に関する対策はより厳しくなり、場内アナウンスや表示物などでの告知を今まで以上に行ってまいります。なお、現時点において「立見券」の販売は一切行わない予定です。
※今後、政府および自治体が発表する各ガイドラインの変更や感染状況に応じて、収容人数や運営上のルールを変更させていただく場合がございます。
◇チケット販売所
KNOCK OUTオフィシャルショップ
チケットぴあ
出場各ジム
◇お問合せ
株式会社 Def Fellow
Tel : 03-6262-3760
Mail : inquiry@knockout.co.jp
https://knockoutkb.com/
※全席指定/消費税込み
※当日券は各席とも500円アップ
※6歳未満は入場無料です。ただし保護者同伴で膝上にてご観戦ください。なお小学生から有料、6歳未満でも座席を必要とする場合は有料となります。
今大会は入場者数の規制が緩和されたことに伴い、会場側と協議の結果、観客席を100%フル使用として開催します。ただし、会場内における新型コロナウイルス感染防止対策は、これまでと同様の形で実施することに変わりはございません。また、声出し声援に関する対策はより厳しくなり、場内アナウンスや表示物などでの告知を今まで以上に行ってまいります。なお、現時点において「立見券」の販売は一切行わない予定です。
※今後、政府および自治体が発表する各ガイドラインの変更や感染状況に応じて、収容人数や運営上のルールを変更させていただく場合がございます。
◇「ツイキャス」プレミア配信
 通常の【ライブ観戦チケット:3,300円(税込)】と【ファイター応援チケット:6,600円(税込)】の2種類をご用意しました。【ファイター応援チケット】は、今大会に出場する20名のファイターの中から1選手をお選びいただきます。売上の一部は、お選びいただいたファイターに還元させていただきます。
<放送概要>
当日17:30開始のプレリミナリーファイトから全試合終了までのPPV有料生配信となります。下記ページよりご購入いただけます。
https://ssl.twitcasting.tv/kb_knockout/shopcart/138482
※視聴期限:2022年3月26日(土) 23:59まで、何度でもご視聴いただけます。

<メインイベント第8試合 初代KNOCK OUT-BLACK女子ミニマム級王座決定戦(-47.5kg)/3分3R・延長1R>※WINボーナス30万円
ぱんちゃん璃奈(STRUGGLE)PANCHAN Rina
元KNOCK OUT-BLACK女子アトム級(46kg)王者
 vs.
喜多村美紀(テツジム)KITAMURA Miki
ミネルヴァ・ライトフライ級(48.9kg)3位

3月12日(土)『KNOCK OUT 2022 vol.2』ぱんちゃん璃奈 vs. 喜多村美紀(初代KNOCK OUT-BLACK女子ミニマム級王座決定戦)インタビュー公開!

<セミファイナル第7試合 スーパーファイト/KNOCK OUT-RED -57.0kg契約/3分3R・延長1R>
小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺)OGASAWARA Eisaku
KNOCK OUT-REDスーパーバンタム級王者
 vs.
大田拓真(新興ムエタイジム)OTA Takuma
WBCムエタイ日本統一フェザー級王者、元S1日本55kg級王者

3月12日(土)『KNOCK OUT 2022 vol.2』スーパーファイト・肘有・57㎏契約で対戦する小笠原瑛作 vs. 大田拓真 インタビュー公開!


<第6試合 KNOCK OUT-BLACK -72.0kg契約/3分3R・延長1R>
日菜太(クロスポイント吉祥寺)HINATA
元REBELS-BLACKスーパーウェルター級(70kg)王者、元RISEミドル級(70kg)王者
 vs.
サッシス(カンボジア)SAKSITH

3月12日(土)『KNOCK OUT 2022 vol.2』肘無-72.0kg契約で対戦する日菜太 vs.サッシス(カンボジア)インタビュー公開!


<第5試合 KNOCK OUT-BLACKフェザー級/3分3R・延長1R>
栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺)
 vs.
角田泰盛(CRAZY WOLF GYM)

KNOCK OUT 2王者がジム退会の為、王座返上!3月12日(土)『KNOCK OUT 2022 vol.2』肘無フェザー級で対戦する栗秋祥梧 vs. 角田泰盛 インタビュー!


<第4試合 KNOCK OUT-BLACKスーパーライト級/3分3R・延長1R>
クボ マサヤ(PHOENIX)
 vs.
Apollo中山(GOD SIDE GYM)

3月12日(土)『KNOCK OUT 2022 vol.2』ツイキャス ライブ配信決定!第4試合 クボ マサヤ vs.Apollo中山 インタビュー!


<第3試合 KNOCK OUT-REDスーパーフライ級3分3R・延長1R>
松﨑公則(STRUGGLE)
元 J-NETWORK & REBELS-MUAYTHAI、WPMF日本スーパーフライ級、REBELS-MUAYTHAIフライ級チャンピオン
 vs.
阿部晴翔選手(チーム・タイガーホーク)

3月12日(土)『KNOCK OUT 2022 vol.2』全試合順決定!第3試合 肘有スーパーフライ級で対戦する松﨑公則 vs. 阿部晴翔 インタビュー公開!

<第2試合 KNOCK OUT-RED -61.0kg契約/3分3R・延長1R>
力也(WSRフェアテックス湖北)RIKIYA
 vs.
カミシロ(PHOENIX)KAMISHIRO

☆力也
「スーパーフェザー級を引っ張る存在になれるよう、完封して勝つ!」

──『KNOCK OUT』は今回が2戦目ですね。相手のカミシロ選手の印象は?
力也 試合映像を見ていって、4戦2勝1敗1分という戦績以上の実力があるなと感じました。一発怖いのがあったり、動画を見るにつれて、油断できないなと思うようになりました。

──一番警戒する部分は?
力也 蹴りは問題ないと思うんですけど、パンチの一発が怖いかなというところですね。体もデカいので、パワーがあるのかなと思います。

──ご自分はどう戦いたいですか?
力也 今回の僕のテーマは、「完封する」ということなんです。その上でKOできればいいなと。3Rやっていく中で、首相撲なら首相撲、パンチならパンチで、やれるところから攻めていこうかなと。負ける要素はないと思っているので、一発に警戒しながらやっていけたらなと思っています。

──自信はかなりあるということですね。
力也 ありますね。勝ちに徹しつつ、倒していかないと、その先の『KNOCK OUT』のベルトにたどり着くのは難しいのかなと思うので。タイトルには近づいていきたいんですけど、僕がいるスーパーフェザー級は層が薄いんですよね。一つ上のライト級なら、チャンピオンの重森陽太選手とか、明確に名前を挙げられる強い選手がいるんですけど。強い人とやっていきたいですね。

──王座争いに近づけるようにと。
力也 『KNOCK OUT』のベルトはカッコいいんで、ほしいんですよ。だから違う団体のチャンピオンでも、『KNOCK OUT』の舞台に来てもらって対戦できたらなと思います。

──王座決定のタイミングで、一番に名前が挙がるように?
力也 そうですね。誰かが引っ張っていかないといけないと思うので。勝ち続けていけば、チャンピオンにふさわしいんじゃないかということで僕の名前が挙がると思うので、油断せずに一戦一戦、勝っていきたいなと思います。

──そのためにも、勝ち方が大事になってきますよね。
力也 だからKOか、誰が見ても勝ちっていう完封だと思わせられるような試合をしたいと思います。負けなければ、今年中にタイトルマッチまでいけるかと思うので、今年1年、負けずにいきたいと思います。いい1年のスタートが切れるように、この試合でしっかり勝ちたいと思います。

──そのために、練習で重視していることは?
力也 スタミナをつける練習とミット打ちですね。やっぱり所属がムエタイのジムなので、ミドルを多めに蹴っています。所属はウィラサクレックの湖北なんですけど、今も1ヵ月ぐらい三ノ輪の本部に泊まり込んで練習しています。

──試合前は三ノ輪で合宿されているんですね。
力也 はい。普段は週の半分ぐらいずつ、湖北と三ノ輪で練習してるんですが、試合が決まったら三ノ輪で泊まり込んでます。会長やタイ人のトレーナーと一緒に暮らしてるし、タイ料理しか食べてないので、体の中からエネルギーを蓄えていってます。

──練習の中で、会長やトレーナーに一番言われることは何ですか?
力也 僕はトレーナーにはよく怒られるんですけど、とにかく「サボるな」って言われます。

──サボりがちなんですか?
力也 そうじゃないんですけど、やっぱり先生たちはタイでもトップだったので、そういう人たちから見ると、僕の全力も物足りないのかなと。僕はトレーナーの言うことは全部素直に聞くようにしています。

──ところで前回のインタビューでは、TikTokに力を入れて知名度を上げたいと言っていましたが……。
力也 そうなんですよ! 前回の試合後、ハロウィンだったので動画を一本上げたんですけど、その後は完全に忘れてました(笑)。その動画で満足したところもあったし、試合に勝ったのもあったし。で、年末ぐらいに『KNOCK OUT』で次の試合が決まりそうという話になった時に、「あっ、TikTok頑張るって言ってたな」と思ったんですけど、その時はもう追い込みも始まってたし、できなくて。だから今度の試合が終わってから更新しようと思ってます。

──フォロワーが多かったり動画がバズる人は、たくさん動画を上げてますよね。
力也 そうなんです。今度は頑張ろうと思ってるんで、口だけにならないように、次の機会は楽しみにしててください。

──了解しました。頑張ってください。では最後に、今回の試合で一番注目してほしいポイントはどこでしょう?
力也 僕は自分でも、気持ちが強い方だと思っているので、とにかく試合全部を見てほしいですね。僕は不器用なので、どの技が強いとかそういうのはないんですよ。ただ、不器用でもまっすぐ戦うので、その生き様を見てほしいです。

☆カミシロ
「『KNOCK OUT』では初の後楽園で初のREDルール。テクニックの応酬を見せたい!」

──今回は力也選手との対戦です。相手の印象は?
カミシロ 若いのでスタミナもけっこうあるし、パワーもあるのかなというのが第一印象なんですけど、僕もフィジカルには自信があるので、対応はできると思ってます。フルラウンド戦っても向こうはスタミナが残っていると思うので、僕の方はうまく調整しながら戦えたらいいなと。あと、普通にムエタイのテクニックがけっこうある印象なので、面白い試合ができたらと思いますね。

──力也選手は所属ジムからしてムエタイですが、カミシロ選手のバックボーンというと? 空道で優勝の実績があるんですよね?
カミシロ そうですね。以前は空道をやってました。もともとは20代頭の頃に札幌でキックと総合をやっていたのが最初で、就職の関係で引っ越した先で空道を始めて、そこで優勝したいなと思って上京して。

──そうなんですね。
カミシロ その頃に、プロで1戦やってるんですよ。ヒジで切られてTKO負けだったんですけど。それで一度は格闘技をやめて地元に戻ってたんです。1年ぐらい地元にいたんですが、キックでの一敗が心残りだったので、もう一度やりたいなと。ムエタイが好きで、空道でもムエタイ・ベースの構えで戦っていたぐらいだったので、いろいろ調べて、PHOENIXジムに入門しました。憧れていた梅野源治選手がいたというのもあって。そこからアマチュアで数戦やって、またプロで試合したという流れです。

──なるほど。そこから現在のリングネームにもなったということですね。そして、そこからは3戦負けなしで来ていますが、ご自分ではどうですか?
カミシロ 1戦目、2戦目はヒジなしだったので、ヒジありでやりたいなという気持ちがありました。あとApollo中山選手と引き分けた試合は、すごくやりにくかったですね。攻めあぐねちゃうし、疲労が溜まっているところにボーン!ともらっちゃったりとか。そういうスタイルの選手も中にはいるのでしょうがないんですけど、PHOENIXジムは正攻法の選手ばかりだったので、対策という点では後れを取ってしまったのかなと。一番最近は12月にNKBで試合したんですけど、問題なくヒジでカットして勝てたので、いい勝ち方ができたかなと思います。

──やはりヒジありの方がいいと。
カミシロ そうですね。ただ、ジムの中で僕はそんなに首相撲が強い方でもないんですよ。クボ マサヤ選手とか梅野源治選手、引退したハチマキ選手なんかにもよくやられていたので。でも、やっぱり首相撲があった方が面白いとは感じます。今回は『KNOCK OUT』では初めてのREDルールなので、よりムエタイに近い形でやれるかなと思ってます。

──また、『KNOCK OUT』では後楽園ホール出場は初めてになります。
カミシロ やっぱりうれしいというのはありますね。これまで2戦は新宿FACEでの『KNOCK OUT-EX』で、育成大会みたいな位置づけだと思うので、そこから本戦に行けたというのはありがたいなと思います。

──そんな中で、どんな勝ち方をしたいですか?
カミシロ 正直、KOできれば何でもいいなというのもあるんですけど……勝ちに徹しているので、勝てれば判定でもいいと思ってます。

──その先、当面の目標というと?
カミシロ 今回、61kgという契約体重なんですけど、初めてなのでどれぐらい動けるのかなというのも正直あります。それ次第で、今後は60kgのスーパーフェザー級でいくのか、62.5kgのライト級でいくのかを考えていきたいなと思ってるんですけど。ライト級はチャンピオンの重森陽太選手をはじめ、古村匡平選手、潘隆成選手とか、強い人がたくさんいるじゃないですか。最終的には、そういう人たちと戦っていければと思います。それに今回、60kgでも十分に動けるなら、そっちも考えていきたいです。そうすると戦える相手の幅も広がるので。

──では最後に、今回の試合で一番注目してほしいポイントはどこでしょう?
カミシロ テクニックの応酬を見せたいですね。ちょっとコアな見方になっちゃうかもしれないですけど(笑)、そういうところに注目していただければと思います。

<第1試合 KNOCK OUT-BLACKスーパーフライ級(-52.0kg)/3分3R・延長1R>
乙津陸(クロスポイント大泉)OTSU Riku
04.6.14生/東京都西多摩郡出身/17歳/163cm/オーソドックス/2戦2勝(1KO)
 vs.
隼斗(西田キックボクシングジム)HAYATO
04.3.2生/愛知県名古屋市出身/17歳(試合時は18歳)/173cm/オーソドックス/2戦1勝1敗

☆乙津 陸
「▲▲▲から●●●●していって、最後は◆◆◆◆◆で決めます! 今年はベルトを獲ります!」

──『KNOCK OUT』での3戦目は隼斗選手との対戦になりました。印象は?
乙津 勝てるかなという感じですね。前回のナカムランチャイ・ケンタ選手よりも身長が高くて、手足が長いかなと思います。攻撃面での印象はあまりないんですけど、ラウンドを重ねると打ち合ってくるので、そこは気をつけたいなと思います。

──前回に続いて、長身でリーチのある選手ということですね。苦手意識はない?
乙津 特にないですね。問題ないです。焦らず、3Rキッチリ使って倒しにいきたいと思ってます。

──今までの試合や練習の中で、自分の動きや戦い方で気をつけたいと感じているところは?
乙津 それも特にはないですけど……相手が打ち合ってきても、熱くならないで冷静にいられたら大丈夫かなと思います。

──でも、元から試合中は冷静なタイプじゃないですか?
乙津 そうですね(笑)。だから大丈夫とは思ってるんですけど。まあ今回、勝つのは当たり前だと思っているので、そこでどう倒すかという感じです。

──倒し方については?
乙津 ▲▲▲から●●●●していって、最後は◆◆◆◆◆で決めたいです。

──そんなに具体的に言ってしまっていいんですか?
乙津 ダメですね(笑)。

──では伏せ字にしておきますが……(笑)。
乙津 まあ、試合でのお楽しみということにしておいてください。

──分かりました。フィニッシュの◆◆◆◆◆は、これまでも使っていたんですか?
乙津 アマチュアで1回だけ、ダウンを取ったことがあります。あの時はメチャクチャ気持ちよかったので、プロでも使っていきたいですね。

──ところで今は高校2年生ということで、学年末試験の方は?
乙津 あ、もう終わりました。なので、あとは試合するだけです。

──試験の出来はどうだったんですか?
乙津 悪いです(笑)。ただ自分的には、寝ないで頑張れたかなって感じです。

──寝ないで試験勉強したんですか?
乙津 いや、テスト中に。いつもは分かんなくて寝ちゃうんですけど、今回は最後まで起きて頑張りました。

──そこも3Rキッチリ使ったわけですね(笑)。得意科目とかはないんですか?
乙津 動くのは得意なんですけど、勉強系は全体的に苦手です。あ、英語はちょっと得意です。小1から中3まで、週1で英語の教室に通ってたんで。高校に入ってからはキックでプロになるためにやめてしまったんですけど、その貯金がちょっとあるんで。今回も英語だけはちょっといいと思います。

──まあとりあえず試験も終わったということで、メンタル的にもいい状況ですね。
乙津 はい。あとは減量と試合に集中するだけなので。試験中はつまんなかったんで、その分も全部ぶつけてぶっ倒したいと思います。

──相手はいい迷惑ですね(笑)。今年は1月にKO勝ちしていて、今回もいい形で勝てれば今年1年を通して期待できそうですね。
乙津 今年はベルトを狙いにいきたいので、一気にタイトルマッチまで飛べればいいなと思ってます。そのために今回だけじゃなくて、その次、次の次も、いい勝ち方を続けたいです。

──では改めて、今回の試合で一番注目してほしいポイントはどこでしょう?
乙津 前回は1Rで倒しちゃったんですけど、今回は3R使って倒したいと思っているので、その倒し方、倒すまでの過程を見てほしいですね。倒せる時には倒しちゃいたいんですけど、いろんなものを出し切ってチャンスにつなげていきたいので。まあ、チャンスがあったら一気にいくつもりなので、1Rで倒す可能性もあるんですけど、とにかく倒します!

☆隼斗
「高校卒業前の最後の思い出に、相手を圧倒して倒したい!」

──隼斗選手は今回が『KNOCK OUT』初参戦ですが、今回の試合が3戦目になるんですよね?
隼斗 はい。去年の11月にデビュー戦で勝って、12月の第2戦では負けてしまったんですけど、これが3戦目です。この試合の話を聞いた時はビックリしました。『KNOCK OUT』に出れるんや!と思って。

──『KNOCK OUT』には出たかった?
隼斗 出たかったです。小っちゃい頃から大会とか生で見に行っていたので、いい舞台だなと思ってました。

──名古屋から見に来てたんですか。
隼斗 そうですね。父がキックボクシング好きだったのもあって、そのために東京に連れて行ってもらって観戦しました。

──では、格闘技を始めるのも早かった?
隼斗 小3の時に友達に誘われて、ジムに体験入門に行ったら楽しくて、そこから始めました。試合に出始めたのは小4ぐらいからで、ジュニアとアマチュアでは80戦ぐらいしました。

──おお、経験豊富ですね。そのうち勝ったのは?
隼斗 半分ちょいぐらいだと思います。タイトルとかは特にないんですけど、トーナメントで優勝したりはしました。

──「プロになりたい」という気持ちは早い段階からあったんですか?
隼斗 小5~6の頃からありました。K-1 MAXの63kgで久保優太選手や大和哲也選手の試合とかを見ていて、憧れるようになりました。

──そこから昨年、高3でプロデビューに至ったわけですが、それだけの試合をこなしてきて、プロとなると違いは感じましたか?
隼斗 違いましたね。お客さんに応援してもらえて、歓声もすごかったので、プロの試合は楽しかったです。

──楽しめたんですね。ここまで2戦しての手応えは?
隼斗 デビュー戦は思うようにやれたんですけど、2戦目は首相撲とかでやられちゃって、ちょっとダメダメでした。そこからは首相撲で不利な体勢にならないようにとか、ガンガン前に出てローを蹴るとか、そういう練習をしています。

──その中で、同じくジュニアからデビューしてきた乙津選手との対戦になりますが、相手の印象は?
隼斗 パンチが強い選手というだけですね。そこだけは警戒したいと思います。自分から前に出て全部攻撃を仕掛けて、圧倒したいです。早い時間で終わらせる自信もあります。

──最後は何で倒す、というイメージはありますか?
隼斗 ヒザ蹴りかハイキックで決めたいと思っています。その練習をしていて、イメージもできています。乙津選手はデビューから2連勝で期待されているみたいなので、オイシイです。ここで勝って、『KNOCK OUT』のベルトを狙っていきたいです。

──この試合のテーマというと?
隼斗 「完封」ですね。圧倒して、1Rに倒せたら一番いいなと思っていて。まあ2R、3Rになったとしても、とにかく倒したいです。

──現在高3ということは、この春で卒業ですよね。
隼斗 はい。試合が終わった後の17日に卒業式があります。

──では、これが高校生として最後の試合になりますね。
隼斗 そうですね。卒業したら就職が決まっているんですけど、キックは続ける予定なので、高校最後の試合ということでバッチリ決めたいと思います。

──ちなみに高校生活は楽しかったですか?
隼斗 はい。コロナで修学旅行とかなくなったとかはあったんですけど、楽しく過ごせたかなと思います。

──この試合が最後のいい思い出になるといいですね。では最後に、この試合で一番注目してもらいたいポイントは?
隼斗 「根性」ですね。とにかく前に出るので、根性で勝つ姿を見てほしいです。

コメント問
Q1 今回の試合への意気込み
Q2 対戦相手選手の印象
Q3 どんな形で勝ちたいか
Q4 KNOCK OUTにおける今後の目標

<プレリミナリーファイト第2試合 KNOCK OUT-BLACKウェルター級(-67.5kg)/3分3R>
YUYA(クロスポイント吉祥寺)YUYA
 vs.
小林丈晃(練誠塾)KOBAYASHI Takeaki

YUYA(クロスポイント吉祥寺)
91.6.6生/東京都渋谷区出身/30歳/177cm/サウスポー/3戦1勝(1KO)1敗1分
A1 前回・前々回と、消化不良に終わっているので、今回の試合では何がなんでも勝ちます。
A2 8年振りの復帰戦らしいので、今回の試合には並々ならぬ思い入れで、闘いに来る印象です。
A3 やりたいことを何もさせずに圧倒して勝ちたいです。
A4 自分のことを知らない人がたくさんいると思うので、アピールのためにもどんどん試合をして、全勝していきたいです。

小林丈晃(練誠塾)
96.5.21生/埼玉県比企郡出身/25歳/173cm/オーソドックス/2戦1勝1敗
REBELS BLOW-CUP -65kg級優勝(2013年)
A1 今回は純粋に楽しみたいと思います。
A2 戦績と比例しない、強い選手だと思っています。
A3 自分に負けない試合を目指します。あとは時の運だと思っています。
A4 今はまだ未熟者ですが、経験を積んで試合内容としても人間としても応援したくなるような選手になりたいです。もちろんベルトが最終目標です。

<プレリミナリーファイト第1試合 KNOCK OUT-BLACKスーパーフライ級(-52.0kg)/3分3R>
井ノ本航希(LAILAPS東京北星ジム)INOMOTO Koki
 vs.
明夢(新興ムエタイジム)AKIMU

井ノ本航希(LAILAPS東京北星ジム)
00.7.26生/東京都中央区出身/21歳/158cm/オーソドックス/1戦1勝
A1 2大会連続で出させてもらえたので今回もしっかりと勝ち、プレリミナリー第1試合から盛り上げていきたい。
A2 独特な構え。
A3 前回倒せなかった分、倒して勝つ。
A4 今回勝って本戦で試合をしたい。

明夢(新興ムエタイジム)
02.10.5生/神奈川県厚木市出身/19歳/163cm/オーソドックス/1戦1敗
A1 初のKNOCK OUTなので後悔のないように自分の力を出し切りたいです。
A2 今回の相手は自分より体でかくて、パワーがあると思います。
A3 自分は気持ちが強いので、攻めて相手の体力を削って勝ちたいです。
A4 技術とかもまだまだなので、そこを高めて頑張りたいです。

<2022年・今後のプロ大会スケジュール>
3月12日(土)後楽園ホール
4月17日(日)後楽園ホール
6月26日(日)国立代々木競技場第二体育館
7月23日(土)後楽園ホール
9月23日(金・祝)後楽園ホール
10月16日(日)後楽園ホール
11月19日(土)後楽園ホール
12月11日(日)後楽園ホール
※後楽園ホール大会は、すべて夜大会。
※大会日程は都合により変更となる場合があります。