(c) AEW
■ AEW Dynamite
日時:2月18日(現地放送時間 録画番組)
会場:テネシー州ナッシュビル ナッシュビル市立講堂
RampageはNBA中継のため東部時間夜7時からに今回のみ変更。むしろWWEのSmackDownより先に放送という変則になった。いずれにせよ、SmackDownはサウジ遠征のため前週に一挙に2番組、4時間の番組収録。こちらのAEWもDynamite収録時の会場3時間目になり、期せずして両方が録画番組だったことになる。えてして急に放送時間が変わると視聴率が落ちるのは仕方がない。本誌のレポートが遅くなってしまったこともあるが、日本からの視聴者にとっての関心事である、番組のメインだったジェイ・ホワイトvs.トレント・バレッタを軸にした紹介に留める。
番組オープニングはアダム・コールがダークオーダー10にラストショットを見舞う定番から。コールがAEW世界王座挑戦資格の筆頭であろう。
PPV『REVOLUTION』大会のハシゴ戦出場を賭けた予選は、立体的に見栄えのするダンテ・マーチンが、大柄巨漢のパワーハウス・ホッブスを下すのかと思いきや、パワースラムで沈められたのだった。この結末は予想外になる。
セリーナが前回に引き続き「5分間のルーキー・チャレンジ」で実力者ぶりを誇示。セレニティロックが極まります。相手の名前? 記憶に残りません(笑)。
さて、日本のファンも注目のジェイ・ホワイトvs.トレント・バレッタである。ベストフレンズ同盟としてオレンジ・キャシディも最初から出てきた。
さすがにこの二人、凄い試合をやってくれました。ハードヒットな日本流と評すると安易なんだが、こういう試合が全米、いや世界に配信されている2022年、感慨深いというのもある。さらに、実況陣がちゃんとジェイの新日タイトル総なめなど、経歴を紹介してくれたことも特筆すべきことか。ケガから復帰したトレントも、スイングする対戦相手だと違って見えるところが肝になろう。
公式カメラマンがジェイの試合運びに慣れてないから、最後に切り返してのブレード・ランナーを押さえられてなかったのは残念なんだが、なにしろAEWでの試合としてはこれが一発目である。知名度もこれから上がっていくに違いない。なお、番組としてはオレンジ・キャシディが次、みたいな絵にしており、ちょっとこれは意外な選択かも。AEWに採用されて人気は出たが、典型的なインディ・ギミックの選手なので、どんな試合になるのか想像がつかないのだが・・・あらたなジェイの一面が発揮されるのかも知れない。
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