NJKF中野椋太、志賀将大が新王者!驚異の16歳・塚本望夢

トップ画像:新王者・中野椋太


 長い詳細版は近日公開になるが、この日のリングアナは福田純也が担当。アクセル、DEEP、グラジェーターの格闘技やキックだけでなく、NPWプロレスも担当する多彩な人物だ。彼の手際良い進行で興行が順調に進んだ。メインイベントの試合時間を「1秒言い間違えました」と伝えにきてくれたスタッフの方にも感謝である。

■ NJKF 2022 west 1st
日時:2月6日(日)
会場:堺市産業振興センター イベントホール
主催:誠至会

NJKFプロ公式戦
<メインイベント.2 S1ウェルター級世界王座決定戦 3分5R ※ヒジあり>
〇中野椋太(NJKF誠至会 / S1ジャパン65kg級王者)
 3R 2分44秒 KO
●チャンスック・バーテックスジム(NJKF.VERTEXタイ国/S1ウェルター級世界2位)


 ポスターに出ているムーンサップ・ゲッソンリットから対戦相手変更。中野は右のローキックで、チャンスックの左太腿を粉砕。見事にKO勝ちでタイトルを獲得。ジュノンスーパーボーイ・コンテストの2次審査まで残ったイケメンの中野は、実力も本物だ。

<メインイベント.1 NJKFバンタム級タイトルマッチ 3分5R ※ヒジあり>
●甲斐元太郎(NJKF理心塾 / NJKFバンタム級暫定王者)
 判定3-0 (49-48、48-47、50-46)
〇志賀将大(NJKFエスジム / NJKFバンタム級1位)

 3対0の判定で志賀が新王者に!

<セミファイナル 交流戦 ウェルター級 3分5R ※ヒジあり>
〇北野克樹(NJKF誠至会/WPMFインターナショナル スーパーライト級王者 WBCムエタイ 日本統一スーパーライト級王者)
 1R 1分28秒 TKO
●滝口幸成(キング・ムエ/WMCインターコンチネンタル ウェルター級王者)

 北野はWPMFインターナショナルスーパーライト級と、WBCムエタイ日本統一スーパーライト級タイトル、並びにICOインターコンチネンタルスーパーライト級の3冠を保持しているが、この日はタイトルを賭けず。滝口もWMCインターコンチネンタルを保持しているが、この日は賭けずノンタイトルで行なわれた。

<第7試合 NJKFスーパーフェザー級王座次期挑戦者決定戦 3分3R ※ヒジあり>
HIRO YAMATO(NJKF大和ジム/NJKFスーパーフェザー級1位)
 篤椰のケガにより中止
篤椰(NJKF team Bonds/NJKFスーパーフェザー級4位)

<第6試合 フライ級 3分3R ※ヒジあり>
〇塚本望夢(NJKF team Bonds)
 1R 1分52秒 KO
●寺西大輝(NJKF田頭道場)

 キックの鬼・沢村忠を彷彿させる真空飛び膝蹴りからの左右パンチの連打で絵になる勝利。
 ネオン電飾が点滅するド派手なガウンで入場してきた塚本は、試合内容でも見事に観客を魅了。DEEP KICKでのタイトルマッチに弾みをつけた。ルックスもいいし、近くK-1、シュートボクシングや、RIZINに戦場を拡げても活躍するであろう驚異の16歳! 試合後のコメントもダラダラと長くなく分かりやすくてよい。

 筆者イチオシ! この日1番印象に残る。

<第5試合 交流戦 スーパーフェザー級 3分3R ※ヒジあり>
〇魁志(NJKF VIGOR KICKBOXING GYM)
 判定3-0 (All 30-28)
●上野コウキ(直心会)

青コーナーの上野コウキの名前を、思わずDDTプロレスの上野ユウキと打ち間違いそうになる。危ない、危ない! 注意が必要。うっかりと左コンタクトレンズの装用忘れ。我ながらマヌケだ。

<第4試合 交流戦 スーパーバンタム級 3分3R ※ヒジあり>
真琴(NJKF誠輪ジム)
 ※湧也の体調不良で中止(病名非公表)
湧也(BOSS GYM)

<第3試合 ウェルター級 3分3R>
●祖父江泰司(NJKF理心塾)
 1分57秒 KO
〇悠YAMATO(NJKF大和ジム)

<第2試合 交流戦 スーパーフェザー級 3分3R>
光太郎(NJKF誠至会)
 マッチメイク変更、幸太郎不参加により松崎がエキシビション試合やることに
松崎亮磨(大阪キック T.BNATION)

泉 丈成(誠至会)
 エキシビション2分2R
松崎亮磨(大阪キック T.BNATION)

 エキジビションとはいえ、急遽第2試合で松崎と拳を交えたのは、RIZINやホーストカップにも参戦経験のある泉。光太郎も試合をしたかっただろうが仕方ない。いずれマッチメイクされる再試合まで牙を研ぎ、備えればよし。次回に期待。

<第1試合 フライ級 3分3R>
●髙木雅己(NJKF誠至会)
 判定3-0(All 30-27)
〇西田光汰(NJKF西田キックボクシングジム)

 判定で西田の勝利。髙木は善戦したが、デビュー戦を飾れず。
 
 大阪では筆者が観戦したNJKFキックボクシングと、プロレス4大会(大日本プロレス、OZアカデミー、666、GLEAT)が開催された。とりわけNJKFは、超満員の観客を動員した。中野と塚本のイケメン効果か、女性客が多かった。リングの華、ラウンドガールが配置されてなかったのは残念なのであるが・・・。
 近頃、リング上で 長いコメントをする選手に少々うんざりしていたので、コメントも第6試合以降だし、短くてわかりやすかったのは
好感が持てた。予算の関係もあるだろうが、煽りVも確かセミ以降だったし、観客に見方を押し付けないのはいい。

 NJKF次回は、5月15日(日)岡山県倉敷市マービーふれあいセンター。5月29日(日)大阪府堺市、堺市産業振興センターイベントホール

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▼大阪堺市NJKF west中野椋太&志賀将大・新王者!~16歳驚異・塚本望夢

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