【本紙スクープ！！週刊ファイト副編集長特別監修】
噂のタイヤファイトに、元女子プロボクシング王者が参戦！！
格闘技界に物議を醸し出し続ける新格闘技競技“タイヤファイト”にまたも新たな変わり種格闘家が参戦する。その名は森本 圭美（もりもと たまみ）。大阪市大正区出身の元女子プロボクサーだ。元ABCO女子スーパーフライ級王者。WBCアジア女子王座なども獲得したが、なんとボクシングを始めたのは40歳を迎えてから。更に特筆すべきはその競技スタート理由である。旦那様の携帯に来ていた女性からのメールを見つけた圭美さんと旦那様は大喧嘩に発展。しかし、少林寺拳法をしていた旦那様には勝てずに悔しい思いをしたという。そして夫との夫婦喧嘩に勝ちたいと言う一心から、ボクシングジムの門を叩いた。
しかし初めてみたら入会当初の理由から逸脱し、水が合ったのかその後ボクシングに没頭。ついにはプロデビューし、ベルトを巻いた載冠を含む戦績10戦の内、持ち前のハ－ドパンチで5KOをあげるなど大いに女子ボクシング界を盛り上げた。
2014年3月にリングをおりボディフィットネス選手を目指すことも模索したり、大阪で飲食店を経営したりしていたが昨年、タイヤファイトOSAKA代表である武士正こと近藤哲夫氏と出会い、タイヤファイトを初めて会場で生観戦。本人曰く、転換期という時期にもの珍しいタイヤファイトの試合を見て参戦に興味を持ったという。
森本は言う。「今まで引退した後も異種格闘技の試合の誘いなどあったが興味は湧かなかった。タイヤファイトの試合を見て、天命がピピッと降りてきたのを感じた。だって、相手を追いかけなくていいんですよ！ 目の前で待っててくれる。思いっきり殴り合える。これは私の為にあるルールだと確信しました。」と、大好きなお酒を片手に豪快に話す。
既に自身のツイッターでは、武士正とのタイヤファイトトレーニングシーンを公開している森本。大阪のタイヤファイトといえば、昨年は高校ボクシングインターハイウェルター級全国ランキング２位まで昇りつめた村田剛力剛（むらた・ごうりきごう/総合格闘技チームソフトコンタクト）がタイヤファイトOSAKAの黒いタイヤファイト80ベルトを巻いたことが記憶に新しい。
（タイヤファイトOSAKA 80王者、村田剛力剛）
その競技特性からか、今後もボクサー出身者の参戦は有りえそうだ。今やバチバチ大阪スタイルで本場とも言えるような発展を見せるタイヤファイト関西勢力図。しかしそんな豪快な森本も、「ボクシングとは似て非なるもの。試合までにはもっと研究して、もっと練習する。」と、そこは真剣に言い切る。ただ、今回の為に新調したコスチュームと、入場曲で試合に望むのは本当に楽しみにしているという。
7月に東京で開催予定のミセスユニバースジャパン2022にも大阪代表として選ばれるほどの美貌を兼ねそなえる森本圭美の対戦相手発表を含め、今年の大阪タイヤファイトは最注目だ。
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