[ファイトクラブ]開催、延期or中止・新型コロナお見舞い申し上げ候

[ファイトクラブ]公開中

▼開催、延期or中止・新型コロナお見舞い申し上げ候
 by 猫山文楽拳
・開催、延期or中止
・二転三転する対戦カード
・消毒薬にまみれながらの撮影
・新しい観戦様式は定着したのか
・「もうみんなわかってるだろう」は通用しない
・悲鳴にも似た現場の声「いったい俺は何と闘っている」
・止まるな。されどコロナと闘うな



 都市部の新型コロナウイルスの感染者数が天井知らずの勢いで増加の傾向を見せているなか、厚生労働省は、若くて低リスクの人は必ずしも受診しなくて良いと言い出した。
 政府は検査の逼迫(ひっぱく)や発熱外来のさらなる混雑対策と言っているが得策なのか。
 そもそも病院の門を叩こうと思うからには「さてはコロナか」との思いあたりがあってのことで、「なんちゃってコロナ」で外来を訪れるような不逞の輩がいるとするなら一握りの、迷惑行為で金を儲けて叩かれるのを嬉しがる炎上ユーチューバー位だろう。
 もはやお手上げ政策、しまいには「コロナは、国民のふたりにひとりがかかる国民病です」と言われる日も近いかもしれないと思えてきてしまう。
 あと何度波が来るのかもわからない状況下で、休むという選択肢を取るわけにはいかなくなったイベント業界は、安全策を講じた上での開催を行ってきているが、開幕直前のPCR検査で陽性者が出れば即交代あるいは中止の対応に追われることになる。
[ファイトクラブ]前門のコロナ 後門のEVIL エンタメの雄「プロレス」ならではの有観客再開
開催か延期か中止か

 1月24日、新日本プロレスは、複数の発熱症状及び濃厚接触疑いの選手を確認したとして25日の福島・福島トヨタ クラウンアリーナ大会、29日の東京・後楽園ホール大会、30日の茨城・かみす防災アリーナ大会の3大会の開催を中止し、28日の名古屋国際会議場・イベントホール大会を4月18日に延期すると発表した。

 マスク着用しワクチン接種、密を避け、それでも感染してしまうとしたら手のがほどこしようがない。

 プロレスや格闘技は緊急事態宣言解除後も、赤字覚悟で座席を減らしてスペースを空けて興行を開催しているが、5日出演者10人コロナ陽性確認で当日開場後開演20分前に公演中止となった永田町の国立劇場小劇場の文楽公演は、狭いキャパにも関わらず席数制限も設けていなかったという。
 国営と民間とで、こうも違うのかというほど、対処が甘い。
 プロレス、格闘技で観客の安全面を考慮せず興行開催したあげくクラスターが発生したらどれだけ世の中から叩かれるかわからない。
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[ファイトクラブ]お客入れてのMLW興行再開に見る1年半サバイバル術と新機軸行方
二転三転する対戦カード

 新日本プロレスは2月6日、幕張メッセ大会から興行再開に踏み切ったが、出場予定選手のなかに発熱症状及び濃厚接触疑いのある選手が確認できたとして開催前日にカード変更が発表された。

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