AEWシカゴMJFがCMパンクに勝利!ペイジ・ヴァンザント転向準備か

(c) AEW

■ AEW Dynamite
日時:2月2日(現地時間)
会場:米イリノイ州シカゴ ウィントラスト・アリーナ


 途中のセグメントになるが、ジャングルボーイがガンクラブに襲撃されて会場外に連れ出され、道路を通すために両側に集められた大きな雪の壁に投げ出される場面があったが、AEWが第2のホーム拠点とするシカゴからの真冬の中継である。但し、特にCMパンクの参戦以降、あまりにも度々シカゴに来るため、今回の前売りは雪もあるが芳しくなかったようで・・・。
 ましてジョン・モクスリーが第1試合というのは最初から決まっていたと推定するが、当初の対戦相手はWWEに辞表を提出して受理されたNXTコーチだった(ロンダ・ラウジーも指導)ブライアン・ケンドリックのサプライズ登場が計画だったのにとん挫。10年以上前のユダヤ人のホロコーストに関する不謹慎発言、いわば「南京虐殺なんか数字が大きすぎる」と書くのと似た種類のがあったことをほじくりかえす輩が出てきて、慌てたトニー・カーン代表が契約を取り消す騒動に。よって、ベストフレンズ軍のウィーラー・ユウタ w/オレンジ・キャシディ&ダンハウゼンが対戦相手という、当日急遽の変更になってしまった。

 原文もチェックしてみたが、日本でも馴染みのブライアン、ちょっと可哀そうな気がする。ちょうど今なんか、北京五輪にかこつけて酷い中国蔑視の書き込みを頻繁に目にするんだが・・・。ということでパラダイムシフトが決まったあと、お約束のブライアン・ダニエルソン登場なんだが、意外にも「共闘しよう」の内容になっていた。ふ~ん。


 続いてはママになったブランディ・ローズの登場なんだが、もう花道段階から大ブーイングである。それに対して毒舌対抗で出てきたのがダン・ランバートATT会長という構図の変化に注目。笑えます。

 そしてランバート師範に呼び込まれたのが美人格闘家のペイジ・ヴァンザント。これってUFC、ボクシング、そしてやはりプロレス転向なんでしょうか。皆さん期待しましょう。当然リングは乱闘になってました。


 ナイラ・ローズがビーストボムでルビーSOHOを下すシングル戦とか、次週でハングマン・ペイジに挑戦するランス・アーチャーが暴れるセグメントなど、色々カードは並べてましたが、場所がシカゴということと、時計見ていてまだ終了までたっぷり時間あるのに、メインのMJFとCMパンクが始まったので、今回はトリに絞ります。


 両者にとっても大一番! この二人はしゃべりの天才であるだけなく、レスリングも一流なのが肝になる。展開は練ってあって、レフェリーに見えないように紐を使ったチョークでMJFがパンクを締め落とし、いったんはMJF勝利が告げられるが、紐が見つかって試合再スタートになる。メリハリのアクセントも絶妙なのだ。


 フィニッシュのシークエンスに向かうと、お約束でウォードロウが出てきて、スマートファンの裏をかくというか、てっきりここでMJFを裏切りベビーフェイス・ターンになるのかと思いきや、実際は大きな身体の後ろでダイヤモンド・リングを渡していたのだ。


 殴ってフォールのMJF勝利。CMパンクは地元で初の黒星を喫したのであった。


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